俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0151・半分(空間)01・光部美千代・2013-12-01(日)

2013-12-01 10:59:24 | 次元俳句

○次元俳句0151・半分(空間)01・光部美千代・2013-12-01(日)

○「冬薔薇地球半分づつ翳る『俳句(2004.3)』光部美千代01)

○季語(冬薔薇)

【鑑賞】:次元は空間の「半分」であります。確かに地球は太陽のあたる部分とあたらない部分が半分ずつです。それを敢えて句にするという大胆さ。地球「再発見」の句です。さらに冬薔薇との取り合わせ。見事です。

 

光部美千代(こうべみちよ)(1957~2012)

○好きな一句:「冬の鹿きれいに跳んで薄暮かな『流砂』(2013)02

○季語(冬の鹿)

福井市生まれ。信州大学人文学部卒。1976年より約10年間、学生オーケストラ、市民交響楽団などに所属。1991年「鷹」入会、→藤田湘子に師事。1993年「鷹」新人賞受賞。1995年「鷹俳句賞」受賞。俳人協会会員。

 

 〈1年前の記事〉

 
●特集俳句0105・家屋俳句04=縁側・大島雄作・2012-11-30

●特集俳句0105・家屋俳句04=縁側・大島雄作・2012-11-30「縁側は小春が寄つてゆくところ」(大島雄作01)季語(小春・冬) 家屋俳句の第4弾は「縁側」。縁側...
 
コメント