俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句0151・半分(空間)01・光部美千代・2013-12-01(日)
○「冬薔薇地球半分づつ翳る」『俳句(2004.3)』(光部美千代01)
○季語(冬薔薇)
【鑑賞】:次元は空間の「半分」であります。確かに地球は太陽のあたる部分とあたらない部分が半分ずつです。それを敢えて句にするという大胆さ。地球「再発見」の句です。さらに冬薔薇との取り合わせ。見事です。
○光部美千代(こうべみちよ)(1957~2012)
○好きな一句:「冬の鹿きれいに跳んで薄暮かな」『流砂』(2013)02
○季語(冬の鹿)
福井市生まれ。信州大学人文学部卒。1976年より約10年間、学生オーケストラ、市民交響楽団などに所属。1991年「鷹」入会、→藤田湘子に師事。1993年「鷹」新人賞受賞。1995年「鷹俳句賞」受賞。俳人協会会員。
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