俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0151・オノマトペ014・中勘助・2013-12-07(土)
○「雪竹のばさとおきたる日向かな」(中勘助01)
季語(雪竹・冬)
雪のついた竹の枝を日向の地面におきました。雪を払い落とすように。「ばさと」という最も適切なオノマトペが使われています。
○中勘助(なかかんすけ)(1885~1965)
代表句「雪女郎に恋はありけり寒椿」02
季語(雪女郎・冬)
東京生まれ。小説家、詩人、随筆家。東京帝国大学国文科卒。処女作『銀の匙』は→夏目漱石の推挙により『東京朝日新聞』に連載されたが、その後沈黙、世俗を避けた深い苦悩のすえに『提婆達多(デーバダッタ)』、『犬』を発表、独自の芸術境を築く作家として注目される。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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