俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0152・同質回帰014・猪口節子・2013-12-12(木)

2013-12-12 09:35:01 | 方法俳句

●方法俳句0152・同質回帰014・猪口節子・2013-12-12(木)

 

○「しぐるるや笛の長さに笛袋」(猪口節子01)

季語(しぐれ・冬)

笛がおさまる笛袋。笛袋の長さに笛は従い、また笛の長さに笛袋は従います。そして、時雨の降る窓辺に置かれた文机の上に、しっくりと置かれているのです。

 

猪口節子(いぐちせつこ)(1950~1996)

代表句「能管にうるし塗り足すそぞろ寒」02

季語(そぞろ寒・秋)

愛知県知多郡生まれ。「河」同人。「河」新人賞受賞。1990年、「→角川春樹賞」受賞。1996年に50句からなる『能管』で第11回俳句研究賞受賞。→俳人一覧(

 

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●五体俳句0107・顔04・京武久美・2012-12-11

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