俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●技法俳句058・自由律05・小澤武二・2011-10-21
○「日あたればうめもどき」(小澤武二01)
季語(うめもどき・秋)
自由律俳句の第5弾。自由律は定型よりも長い句と短い句に分けられるのはあたりまえのことですが、この句は短い自由律です。「うめもどき」が、余計なものを排除して「小品」の味を醸しています。
○小澤武二(おざわたけじ)(1896~1966)
代表句「そらがめぶいてゐる」02
季語(芽吹く・春)
東京都港区浜松町生まれ。少年期より句作。1913年、『層雲』の編集を助け、→荻原井泉水に師事。1935年、『層雲』の経営を委ねられたが、1939年に辞した。1930年の『旗』の発行に関与。『旗』の廃刊とともに『層雲』に専念。後に「絵馬」を発行。