案の定丑三つ時に目が覚めて、チクタクが気になって眠れなくなり、再度テレヴィをつけて・・・・と言う夜になった。
目覚まし時計が起こしてくれた頃は半分目が覚めている状態だったので、あんまり有難くなく、不機嫌で起床。
昨夜用意しておいたサンドイッチを持って出掛ける。
J-宅には早めに付いてしまったので、それも15分も早かったから、二、三軒手前の家の前に停まってラジオを聞きながら待つ。
同乗者は私の他ロレッタが来た。彼女は遠出の遠足は初めてで勝手が分からなくて、と言って居たが本当にサンドイッチの入った紙袋と水筒だけで来た。勿論双眼鏡とカメラは別だけれど。
道中の会話で、ロレッタが昨年単独BC州まで往復ドライヴして来たことを知って腰を抜かさんばかりに驚いてしまった。BC州の山奥に暮らしている弟夫妻を訪ね、帰路はロッキー山脈を眺めて、米国経由で、「米国の方がガスが安いからね」と。
片道5日の旅、何か有ったらどうしたろう、山の中で・・・と思う私は臆病者?
目的のセント・ウィリアムス・ナーサリー&エコロジーセンター到着は予定より5分ほど遅れて10時35分。
なにしろ広大な敷地なので移動もみんな車でキャラバンを組んで動く。
案内は所長のアラン・アーサー氏。熱心で、知っていることをみんな伝えなきゃならないと努力しているようにさえ感じたが、広い温室や、種々の器具類や苗木が育っている畑などを廻り、昼食後はまた移動して草畑(?)の草の種を収穫する機械を見せてもらい、草原も案内してもらった。この頃から私のアレルギー現象が酷くなり、息も絶え絶えの状態で付いて廻る。ブタクサは至る所に有るから当然なのだけれど。
昆虫類も当然多く生活している訳だが、初めて出会ったこの透き通るようなような緑の幼虫の大きさ(7センチはタップリ有りそうだった)に、ぎょっとする。
英語名:Polyphemus Moth
学名:Antheraea Polyphemus
和名:ポリフェムス・ヤママユ
エスペラント名:Polifema noktpapilio (Laŭ Serena)
ポリフェムスとはギリシャ神話の片目の巨人で、成虫の後翅にある大きな眼の模様がその名の由来。
北米原産、カナダ南部から、メキシコ北部に広く分布する。
この幼虫の大きさから考えてもかなり大きな蛾と言うことは想像出来るが羽を広げた大きさは15センチにもなるという。
日本語の説明はポリフェムス・ヤママユに出ている。
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