【今日の学習】
主教材「イメトレ英語学習法」より記事の抜粋
CHAPTER 2 好き嫌いは子どもの最大の興味
●ネコが好きなの? ニンジンは嫌いなの?
子どもは「ネコが好きだ」とか、「ニンジンが嫌いだ」などと好き嫌い がはっきりしている。
このような好き嫌いなどの表現も、親など周りの人 が子どもに始終聞くから自然と身につくことになる。
Mom: Kathy, like cats? *上げ調子
キャシー、ネコが好きなの?
Kathy: Yes. Like cats.
ええ、ネコは好きよ
あるいは、「嫌いだ」という意味のhateを使って。
Mom: Kathy, hate carrots? *上げ調子
キャシー、ニンジンが嫌いなの?
Kathy: Yes. Hate carrots.
ええ、ニンジンは嫌いだよ
この会話も先にあげた Want milkとまったく同じように、子どもがオウ ム返しをしていることに気づくと思う。
そしてこのような土台を元にして、いつの間にかきちんとした表現へと 転換していくことになる。
Mom: Kathy, do you like cats? *上げ調子
キャシー、あなたはネコが好きなの?
Kathy: Yes. I like cats.
ええ、わたしネコが好きよ
一方、日本の英語教育だとどうだろうか。こんな簡単なオウム返しも、 とたんに無機的な単語ひとつひとつの説明となってしまう。I, like, cats をそれぞれ主語、動詞、目的語とにわけて文法的に説明することになる。 そんなとらえ方では、英語の息づかいはまったく伝わってこない。
多くの生徒たちにとっては、英語は「私は、好きだ、ネコを」といった 変な語順になる言葉だとしか残らないし、自分が英語で話そうとする場合 も、主語、動詞、目的語を並べる作業でしかなくなることになる。これは 言葉の習得としては異常なことだ。
●動詞フレーズlikecatsやhatecarrotsを元にして
親は、子どもの成長に従って表現をさまざまに拡大していく。子どもは ネコからケーキやスポーツ、あるいは他人など興味が広がるだろう。大切 なのは、複雑になった表現でもいつでも動詞フレーズが元になっているこ とだ。
この土台があって初めて、その主体がYouと Iの関係だけではな く、第三者や過去や未来にも拡大していくことになる。
Mom: Kathy, does Tom like cats? *上げ調子
キャシー、トムはネコが好きなの?
Mom: Yes, he likes cats.
ええ、彼はネコが好きよ
Mom: Kathy, did you like cats(when you were a kid)?
キャシー、あなたは(子どもの頃)ネコが好きだったの?
Mom: Yes, I liked cats. ええ、私はネコが好きだったよ
もちろんすぐには、likes catsやliked catsにはならないかもしれない が、文法的に間違ってはいても、とにかく自分の意思を通じさせることは できるものだ。
●それでは追体験をしてださい!
このような英語の発想は、ネイティブの子どもなら数年かけて身につけ るが、皆さんは一応英語を学んできた人たちだから、今から数分で身につ けることができると思う。
次ページからの【イメトレNo.5】【イメトレNo.6】で、likeとhateの 動詞フレーズを使った表現の拡大過程を実際に体験していただきたい。そ のとき、まずは赤文字部分のワンフレーズ表現の意味を頭の中でしっかり イメージすることが大切だ。
そしてこのフレーズを土台にして、黒文字部分(ファンクションフレー *)をつけて表現しよう。ちなみに日本語訳はこのファンクションフレー ズをつけた全文の訳となっている。
*ファンクションフレーズについては後で詳しく説明する P.57参照
また余裕のある人は、例えば、like Australiaという動詞フレーズを元に して、I やsheなど主体(主語)を変えて表現してみよう。
I like Australia. 私、~好きだ
She likes Australia. 彼女、~好きだ
She does not like Australia. 彼女、~好きじゃない
Does she like Australia? 彼女、~好きなの?
You will like Australia. あなた、~気に入るよ
My wife seems to like Australia.
妻は、が好きなようだ
【イメトレNo.5】 likeの動詞フレーズ(1)
(1) Do you like Australia?
あなた、オーストラリアはお好きですか?
(2) I liked Bill.
私、ビルのことが好きだったのよ
(3) Don't you like cake(s)?
あなた、ケーキはお好きじゃないの?
(4) She seems to like dogs.
彼女、イヌが好きそうよ
(5) Do you like sukiyaki?
あなた、すき焼きがお好きですか?
略
【イメトレNo.6】 hateの動詞フレーズ
(1) I hate you.
私、あなたが大嫌いよ
(2) Do you hate big cities?
あなた、大都会が嫌いなの?
(3) They seem to hate each other.
彼らはお互いが憎しみあっているようです
(4) Some girls hate frog.
カエルが嫌いな女の子もいるよ
(5) He doesn't hate hard work.
彼はきつい仕事が嫌いではありません
略
▲当オンライン講座の3つの主教材九九のように覚える英会話、オウム返し英会話学習法、イメトレ英語学習法」を動画にしたのは、書かれた記事とネイティブによる音声を関連させることにあった。これら3つの主教材はU-Tubeの「限定公開」で受講者の方には閲覧可能です。
スマートホンでも受講していただけます。
▲英会話学習の世界標準は、ワンフレーズから英文を生産することを学ぶことだ。
いわゆる「片言」でも言葉は通じるというのは、日本語でも共通することだ。
今回から始まるオンライン講座のSTEP3の「イメトレ英語学習法」は、このワンフレーズから英文を生産するプロセスに焦点をあたものだ。
この「イメトレ」という言葉は、出版界で使われたのは私のこの本が始めてだ。
▲私の著書である「イメトレ英語学習法」は、韓国の出版社に版権を買っていただいた。
言うまでもなく韓国は日本統治の時代に、日本の教育文法で学び、最近まで「ウリナラが英語が話せないのは日本の植民地政策」によるものだと言っていた。
しかし最近韓国人のトーフルの成績がアジア諸国第9位になったそうだ。
一方、私の著書であるオウム返し英会話学習法」も台湾の出版社に版権を買っていただいた。
彼らは、日本統治の時代に与えられ、それが台湾人が英語を話せないとは私は耳にしていない。
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私は以下の教材をいつでも閲覧できるように、私の使っているGooogle Chromeのブックマークに入れて使っている。もちろんこれはブログの記事を作るため、あるいは当オンライン講座を受講している方へのサポートするためだ。以下は、U-Tubeにあげている教材紹介動画だ。ぜひ参考にしていただきたい。
○当講座 主教材「九九のように覚える英会話」PDF
○当講座 主教材「オウム返し英会話学習法」PDF
○当講座 主教材「イメトレ英語学習法」PDF
○当講座 副教材「話すためのたったこれだけ英文法」PDF
○当講座 副教材「一週間で頭にしみ込むイディオム」PDF
○参考教材「日常英会話必須基本16動詞」HTML版
○参考教材「ネイティブが選んだ日常会話必須基本62動詞」HTML版
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