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門田屋敷の家 外壁合板貼

2008年01月23日 15時21分44秒 | 門田屋敷の家
門田屋敷の家 外壁に構造用合板を張りました。

外壁の構造用合板は、地震に強くするために必要です。
筋交の替わりに、構造用合板を使用しています。

構造用合板にした理由として、
1、断熱材を切らなくて済む。
筋交の場合、斜め材になるので、断熱材を斜めに切って入れないといけません。そうするとどうしても隙間が発生し、断熱性能が落ちます。構造用合板だと、既製の断熱材をそのまま使えて、隙間もおさえられます。

2、より断熱、遮音になる。
筋交にした場合は、耐力壁にするだけの役目しかありませんが、構造用合板の場合は、外部との間に、もう1枚合板が増えることになるので、断熱性、遮音性が高まります。

3、材料が増えるのに、金額は変わらない。
筋交より、構造用合板の方が、材料費としては高くなります。しかし、施工費は、筋交の方が、断熱材を切ったり、入れたりすることで、高くなります。トータル同じくらいの費用で、できるのである。とすると、施工費が高いより、後々残る、材料費にかけたほうがいい。それに、前述の1、2など、より家のため、家族のためにいいことができるのですから。

写真は、階段部分(階段はまだない)と吹抜部分を移しています。
吹抜から明るい光が差し込んできます。



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