もちろん家計は火の車

読書と映画、クルマにゲーム……いろんなものを愛しつつ、怠惰な日常を送るオッサンのつぶやき。

例のロシアの一件にあわせ、隕石関連の話題アレコレなど……。

2013年02月17日 | ニュース
昨日のエントリで取り上げた、ロシア南部はチェリヤビンスクへの隕石落下。
このニュース、いろいろな意味で注目度が高いらしく、
TVのニュースなどではその後も、さまざまな続報が報じられている。
そこで今回は、「地球への隕石落下」テーマで、
関連するさまざまな話題など、お届けしてみたい。

まずは、ちとショッキングな映像から……。
今回ロシア南部に落下した隕石は、その後のNASAなどによる発表では
「直径17メートル、重さ約1万トン」と推測されているらしいが、
仮に「直径400キロの巨大隕石」によって直撃された場合、
いったい地球はどうなってしまうのか……そういったあたりを
シミュレーションした映像をご覧いただきたい。
これ、以前からYouTubeなどではわりと人気の高かった映像で、
さきほど確認してみたところ、なんと「再生回数=260万回以上」という
トンデモナイことになっているのであった(笑)。つ~か、
今回のロシアの一件により、再生回数が飛躍的に跳ね上がるのは必至。
そういう意味では、まさに「旬な動画」といえる。もっとも……見れば分かるが、
この動画、かな~り「救いのない内容」となっている。
その意味では、気の弱い方など“自己責任”でご覧いただければ、と……。

※シミュレーション動画自体は「7分半」ほどの映像ですが、
再生後、「地球滅亡シリーズ」とも言うべき
一連のリンクに自動的に接続されてしまうようです。
なので、興味のない方は途中で画面左下の「再生停止」ボタンを押すといいかもです。


では、問題の動画です。下記からドーゾ!




さてさて、どんなもんであろうか……。
なんだか気分が「ドヨヨ~~~ン」と暗くなった方も多いのではないだろうか?
でも、ハッキリ言って、こういうのは「気にしても仕方がない」のであるw。
もうね、ここまで行っちゃったら、そりゃ「あきらめるしかないよね!」っていう(笑)。
なので、次の話題。

「地球への隕石落下」といえば、SF小説の世界でも「オイシイ題材」である。
そんなわけで玉石混交、いろいろな作品が刊行されているわけであるが、
ブログ主がもっともお気に入りなのが、ハヤカワSF文庫から出ていた
『悪魔のハンマー(上・下)』(ラリイ・ニーヴン&ジェリィ・パーネル/著)。
「ニーヴン&パーネル」といえば、往年のSF小説界の名コンビ。
中でも傑作と呼んでいいのが、この『悪魔のハンマー』である。

←中学のころ読んで、はまったんだよなー、コレ(笑)。

はるか宇宙の彼方で発見された、ハムナー・ブラウン彗星。
最初は、天文の世界における「ちょっとしたニュース」の1つだった
ハムナー・ブラウン彗星だが、その軌道が計算されるにつれ、
着実に地球へと向かいつつある事実が判明する。
「地球を直撃する可能性は、決して高くない」と冷静な行動を呼びかける政府関係者。
それに対し、これは腐敗した人類に対する「神による裁き(=ハンマーの一撃)」だ
として、無責任な論調で大衆を煽りまくるデンパな人々……。
かくして、上下2巻構成の本書は、ほぼ上巻まるごとを費やして
「彗星の接近に備え右往左往&パニックになる人々の群像劇」を。
で、下巻に入ってからは「彗星の直撃による文明社会の崩壊&その後のサバイバル劇」を
描くという、まさしく「1粒で2度オイシイ」展開。
中でも、上巻の終盤で描かれる「すさまじい規模の地球破壊」は、一読の価値アリ。
ついでに書くと「いかにも70年代!」ってカンジの無責任な
原子力エネルギー礼賛(後半は、原発に逃げ込んだ人々だけが救われる展開w)など、
あのフクシマの悲劇を体験した今となっては、ちと笑うしかないってとこだが、
その点に“だけ”目をつぶれば、とんでもなくエキサイティングな小説。オススメです。

続いては、映画。
SF映画の世界においても「地球への隕石落下」は、定番のテーマ。
『メテオ』なんていう懐かしい作品から、『アルマゲドン』(ま、あれは
「隕石を地球に到達させないぞ!」っていうドラマでしたがww)などなど、
さまざまな映画が作られてきたわけだが、ブログ主のオススメは
女性監督=ミミ・レダーが98年に製作した『ディープ・インパクト』である。

←メインビジュアルが印象的で、覚えている人も多いのでは?

例によって、基本は「隕石落下を受けた人々のサバイバル劇」なわけだが、
この作品の見どころは「地球が崩壊しようがなんだろうが、
自分だけは生き残りたい!」という人間の“浅ましさ”だけでなく、
あえて従容として「死を受け入れる」……そんな誇り高い人々の姿をも
描いている点である。政府上層部が、一部の「選ばれた人々」を収容すべく
ひそかに建設していた、大規模な地下施設(ここらへんは、
あのトンデモ映画『2012』に通じるものがあるかもしれないw)。
その施設に入る資格を持ちながらも、あえて「外の世界に残ることを選んだ人々」。
彼ら&彼女たちが、迫りくる“終わりのとき”を前に
家族や大好きな人々と過ごした濃密な時間。そんな
かけがえのない人間模様をさらりと描くあたり、
この『ディープ・インパクト』はSF映画の顔をした文芸映画である。
ついでに書くと、本作の主演女優=ティア・レオーニは
ブログ主の「チョ~大好きな女優さん(はあと)」だったりして、
そういった意味でもこの映画、ブログ主の「ココロの一本」なのである(笑)。

←いや~、とにかく好きなんだよね、ティア・レオーニ(笑)。


ま、そんなこんなで今回は
「地球への隕石落下」というテーマで、とりとめのない話を
アレコレと書いちゃいましたが、ま、たまにはこういうのも「いいよね?」ってことで、ひとつ……(笑)。

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