PSPソフト「新ギレンの野望」が、なんだかエラ～ク難しくなってた件。

世のガンダム好きにとっては"常識"であるが、
長寿を誇る人気ゲームの１つに
『ギレンの野望』シリーズがある。
古くはセガのサターンに端を発し、
その後"PS""PS2"そして"PSP"と
さまざまな機種に投入されてきた本シリーズ、
要するに「機動戦士ガンダムの世界を舞台に展開する
『信長の野望』風味の戦略シミュレーション」である。

何を隠そう、無類のゲーム好きを自認するブログ主が
もっとも愛するゲームの1つが、この『ギレンの野望』シリーズである。
どれくらい好きかというと、そもそも今、使っているPSPが
以前発売された『ギレンの野望～アクシズの脅威』仕様の
特別モデルだったりするくらい、好きなのである。
実は、この特別仕様のPSP、背面にジオン公国の
十字章マークが入ってたりして、電車の中などで取り出すのに
ちょっと勇気のいる、なかなかオツな逸品（ｗ）だったりするのだが、
ま、それはそれ。今回は、発売されたばかりの
シリーズ最新作、PSP版『新ギレンの野望』についての話である。

8月25日に発売されたばかりの本作、
ここ最近の"お約束"となっていた戦域マップを
初代サターン版以来の「1枚マップ」に戻したり、
1ユニット＝モビルスーツ３機と小隊編成だった単位を
"単機編成"に変えるなど、久々の大規模変革を遂げており、
某「数字のつく」掲示板などでは、けっこう酷評も目立つようだ。

しかし……ブログ主としては、このゲーム
「ぜんぜん、アリ！」と思うものである。
つ～か、普通に面白いじゃんよコレ……。
そもそもブログ主の場合、シリーズ最大の失敗作とされる
PS2版『ギレンの野望～ジオン独立戦争記』（以下『独戦』）についても
「あれはあれで、アリ！」と思うくらい『ギレンの野望』愛の人なのである。
『独戦』の場合、それまであまりに「戦術レベル寄り」だったシステムを
思いっきり「戦略レベル」にシフトしたことにより
一部に拒絶反応を招いただけなのであって、
むしろ、大規模な"総力戦"という事象をリアルに描こうとしたら、
『独戦』のような巨視的スケールで
ゲームシステムを構築するのが理にかなっているハズなのであ～る!!
……って、別にどうでもいいスか？ こんな話ｗｗｗｗ。

ま、そんなこんなで現在、けっこうハマっている
『新ギレンの野望』なのであるが、驚かされたのは
その難易度の高さある。これ……正直、本作が"初ギレン"という人には
マジで「途中で詰んだ」とか、フツーにあり得るのではないだろうか？
実は今回の『新ギレン』、従来からの"王道シミュレーション"としての
「総帥モード」に加え、「司令官モード」「パイロット・モード」を備えており、
各モードでエンディングを迎えることで入手できる
"歴史介入ポイント"を使用することにより、
「歴史上ありえなかったようなパイロット＆モビルスーツ」を
ゲームに投入することが可能な仕組みとなっている。

もしかしたら……なのであるが。
これ、「クリアしやすい」と評判のパイロット・モードで
ポイントを稼ぎ、あらかじめ強力な機体をゲットした上で
「総帥モードをプレイする」という想定になってるんじゃないだろうな……。
とにかく、そう思いたくなるくらい、ゲームが難しいのである。

ブログ主の場合、いきなり「総帥モード」で
ギレン総帥率いるジオン公国をプレイしているのだが、
これがもう、どうプレイしても地球連邦軍に「やられっぱなし」（笑）。
いったい、どれくらいヒドイ有様かというと……。
オデッサへの"第１次地球降下作戦"は、ま、いいのだ。
問題は、そのあとに控える北米への"第２次地球降下作戦"である。
とにかく、軌道上から降下させたHVLが
連邦の爆撃機にボコボコにされ、ほとんど「なすすべのない」まま
全滅するのである。それも、貴重なモビルスーツを満載した状態で……。
とにかく今回、連邦軍の爆撃機が強すぎである。
これを評して、あのシャアが
「えぇぃ、連邦の爆撃機はバケモノか!?」と
言ったとか、言わなかったとか……（笑）。オイオイ、
地球連邦に先駆けて開発した人型兵器＝モビルスーツの威力により
「ジオン軍が、緒戦で地球連邦を圧倒した」って設定は
いったいドコに行っちゃったのよ!? っていう、ねｗｗｗｗ。

で、「こいつはイカン！」というわけで、再度チャレンジ。
今度は、北米降下作戦の実施に当たり
なんと20ターン以上も引っ張って（笑）、機動巡洋艦「ザンジバル」級3隻を用意。
「こ～れで、どうだぁ……!?」とばかり、ドヤ顔で
満を持してニューヤークを強襲・上陸する……という挙に出たのだが、
時間が経ってる分、なんと連邦軍の戦力も思いっきり強化されていて、
あろうことか、今回も「ボッコボコの返り討ち」に……ｗｗｗｗ。

そんなワケで現在、ブログ主は
3回目の「総帥モード・やり直しプレイ中」である。
でも……この「難しすぎる」感じが、イイ!! ヽ(^o^)丿
今回の『新ギレンの野望』、マジで相当長い間、
楽しませてくれそうである……イヤ～、ほんとに買ってヨカッタ!!