この作品、当然だが、“ファイアーウォール”の意味を知ってから観にいくべき。
この作品が描いているのは、
単なるコンピュータシステムの侵入に関わる意味だけでありません。
登場人物の隙と、そこに侵入することによって次々と新しい展開が広がります。
● コンピュータ・セキュリティのスペシャリストのジャック。
会社のセキュリティは完璧なのに、自分の個人情報は筒抜け。
● 犯人ビル・コックスを簡単に信じてしまったハリー。
● 犯人グループ、1年かけてジャックの身辺を調べたわりに、飼い犬の首輪に
GPSが付いているのがわからなかった。
● しかも、ジャックの家族を連れて逃亡するのに、犬まで一緒。
ジャック夫人のバージニア・マドセン!
あの“砂の惑星”のイルラン王妃ではありませんか!
ジャック家を念入りに調べたのに、犬のGPSを見逃すなんて・・・(^▽^;)
でもこういう些細な隙が、映画のタイトルと一緒に深い意味を持っていると感じてしまいますね。どんなに完璧なシステムでも絶対誰かが小さな隙を見つけてしまうから・・
犬の首輪は、自宅の中ではつけていなかったと覚えがありますが、どうでしたか。記憶が定かでありません。確か、付けたシーンは出てこないけど、セリフであったように思いますが。間違いだったら、すいません。ゴロゴロ。