結局、原作は読まず、19日の晩にフジテレビ系で放映された特番のみで予習して行った。
私は、大学は世界史で受験した。兎に角、癖のある問題を出す大学だったので、
世界史用語集(山川出版社)で、頻度0まで暗記に明け暮れた。
大学に入ってから、大学がキリスト教系でもなんでもないのに、語学(英語)の授業で
新約聖書のリーディングをやった。その時面白かったのは、
“ジーザス・クライスト・スーパースター”のビデオを鑑賞できたことぐらいだった。
だから、学生時代までの“世界史”は、フジテレビの“カノッサの屈辱”を観るまで、
何の役にも立っていなかった。
今回、この作品にすんなり入っていけたのは、そんな背景があったことと、
私がキリスト教徒でなかったからだと思う。
しかし、“予習した”ことに後悔してしまった。
多分、私と同じ様に、フジテレビの特番をご覧になられた方は、オドレイ・トトゥ演じる
ソフィー・ヌブーの、この作品における役割が途中でわかってしまう為、ラストの
『へぇぇぇ、そうだったんだ!』という感動が奪われてしまっている。
ましてやフランス語のわかる方は、おそらくもっと早く気づいてしまったかも知れない。
さいわい(?)、私はフランス語はわからないので、その役割は、“気持ち悪くなくなるおまじない”
のシーンまで気づかなかった。フランス語のわかる方は、最初にソフィーが名乗る場面で、
わかってしまった方も多いのではないだろうか?
だって、ヌブー(=子孫:フランス語)だもの!
ジャン・レノ、やや消化不良だったか・・・。
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世界史Aと世界史Bの違いって何だろう??知ってる方、教えてください。
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