うぞきあ の湯

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容疑者 室井慎次

2005年08月28日 | 映画・DVD



■室井慎次
  インタヴューで、『シーン毎に頭の中で別の主役を立てていた。
  そのシーンの中の共演者の中から勝手に主役を選んで、その人が
  主役だと思い込む』というのがあるが、まさにその通りになっていて、
  いろんな人が関わっていての“室井”なのはわかるが、逆に“室井”
  の影が薄く感じられて、あれ?主役だっけ?なんて思ってしまいました。
  残念!
  でも、よく喋りましたね。
■小原久美子(田中麗奈)
  結局、何もしていないようで、室井に関わり、自分の強さを
  取り戻すという、?なキャラ。
  この作品での、“青島”を求めてしまった私が悪いのか・・・・。
  ただ、ラストでは初めて?弁護士だったんだと思い出させる
  シーンもありました。
■工藤敬一(相川 翔)
  本作での主要メンバーで唯一の“ノンキャリア”である。
  ただ、新宿で育ったという設定から、アジア諸国数カ国語を話せるという、
  違った意味での“キャリア”を生かされて、新宿北署に配属。
  ただ、この人が出ると、なんかVシネマを観ている錯覚に陥る。
■新城賢太郎
  結局、敵だったの?味方だったの?
  最後にあれだから、味方か・・・・。
■沖田仁美
  この人もまた、青島・室井によって“変わった”のだろうか。
  前作と違って好感。
■灰島秀樹(八嶋智人)
  この人は初めから裏設定を知っていたほうがわかりやすかった。
  おそらく初めてであろう“悪役”を好演。

□助演陣
  ・ スリーアミーゴス
      相変わらず、面白い。『面会が来ています』でまさか出るとは
      思わなかった。ただ、袴田課長の、『和久さんも、心配してます』
      これは、有りか無しか?
      私は無しのほうだなぁ。別にいいんだけど、そこまでやんなくても、ねぇ・・・。
  ・ 木内晶子
      最初、木内とは気づかんかった・・。
      

    

★ストーリーについて
  今回は君塚良一氏が脚本・監督である。
  “真下~”では、脚本が悪かったのか、私の中では“クソ”な映画だったが、
  本作は全体的に見てすっきりしていた。
  犯人もちゃんと最後には捕まったし(笑)。
  まぁ、警視庁だの警察庁だのが背景にあって、
  『あれ?公安って、どっちだっけか?』なんて一瞬だけ戸惑ったけど。
  今回は安心した。
 
★青島刑事について・・・・・
  潜水艦事件?
  最近の映画は、観る前に原作だの、メイキングを観なきゃわからんの?
  『何やってんだ、われらの室井さんは?』
  この一言で存在感十分。
  

●セット
  舞台の新宿は、わかる人はすぐわかると思うけどセットである。
  まず、違和感たっぷりの新宿北署。
  店はともかく、『ヨーカドー?』で『ここは新宿ではない』と思われる。
  ただし、アルタ~伊勢丹へのあの通りもセットだとは!
  こりゃ驚いた。


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コメント (41)
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