うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わたしのこの頃の読書は濫読の極みの毎日です。

2024年06月25日 10時55分07秒 | 活字中毒の日々、そして読書三昧

この頃のわたしの読書は濫読の極みの毎日です。下のリストは下から上へ読了したもので、本の購入記録を見ると1月12日以来から現在に至るものです。
 わたしは文系人間、若い頃に一人の作家のものを集中して全部読まなければ読んだことにならないと思い知ってきた。だから、先立つものが必要だが、ジャンルを問わず各方面のその蒐集方法は熟知している方だろう。
 わたしは、全く、ベストセラーや現時点での売れている本は読まない、選ばない。必ずしも知識をもとめているのではない、それらはもともと暇つぶしで読み捨て対象のものと見ているのだ。ではいかに探しているかは、おもに文庫本の場合、本の後部に載っている紹介のページを読み選ぶ、言わば数珠繋ぎである。その本の解説文章も重要だ。何のこともない、喫煙者にたとえれば重度のチェィンスモーカーになるだろう。たまには、定期出版の週刊新潮や読売新聞の読書欄での推薦記事の中に見つけ出す。元々、神田神保町の古本街であさり、街中の通りの古本屋巡りをしてきた世代だ。年季が入っている。威張ることになるが、本選びには自信があるのだ。なんだかこの文章のニュアンスは、変なロジックになってきたようだが・・・。
 しかし今は、わたしはamazonサイトの対応の良さに負けて矢継ぎ早に注文しているのが現状だ。同社のおすすめメールは参考にならないが、発注前の読者のコメントは重要視していている。しかし、最近困っていることもある、終活に向けてこれらの溜まった本をどうするか。机やベッドの周りには書棚に納められず本が平積み状態である。室内を移動するのに触れないようにする。なりわい的に執筆をこととする著述業ではないので書棚、スペースを設けられない。
 ここでは、折角並べたからには少しでも読書感想文を記しておこう。

■本居宣長(上下) 小林秀雄 新潮文庫
■異邦の空・日本の旅 立原正秋 角川文庫 古本 他記事としてアップ済み
■司馬遷 -史記の世界- 武田泰淳 講談社文芸文庫
 ・この本は元々、太平洋戦争前の1943年、著者が31歳に発表、1999年発行だからわたしが手に入れてからゆうに25年は経過した。それ以来、この中国春秋時代の古典には疎くてなかなか読み込めないでいた。今回は、何とか理解不能箇所を飛び越してアタックして読了にした。

■きのこ 本郷次雄/監・解説 山と渓谷社 古本
 ・樹木医として必携とされた図鑑の一つ、フィールド向きに持参用にまとめられた。内容のレベルは高く分類や系統はしっかりしているか。専門家向き。知る人ぞ知る本で絶版で古本で入手したが
■海の牙 水上勉 双葉社
 ・あるところで熊本県の水俣病を扱った小説ということで読んだ。著者は奇病に苦しむ地元の住民を精力的に取材した。
■八甲田山 消された真実 伊藤薫 山と渓谷社
■生かされなかった八甲田山の悲劇 伊藤薫 山と渓谷社
■正しき地図の裏側より 逢崎遊 集英社
■ペリリュー・沖縄戦記 ユージン・B・ースレッジ 訳伊藤真/曽田和子 講談社学術文庫
■日本の庭 立原正秋 新潮文庫 古本 他記事としてアップ済み
■京都名庭散歩 水野克比呂 京都書院
■心のふるさとをゆく 立原正秋 角川文庫 古本 他記事としてアップ済み
■丁丑公論・瘦我慢の説 福沢諭吉 講談社学術文庫
■日本渡航記 ゴンチャロフ 井上満訳 岩波文庫
■植物巡礼 F・キングドン-ウォード 塚谷裕一訳 岩波文庫
■永山則夫 封印された鑑定記録 堀川恵子 講談社文庫
■フランクリンの手紙 ベンジャミン・フランクリン 蕗澤忠枝訳 岩波文庫
■福翁自伝 福沢諭吉 講談社学術文庫
          
          


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