うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

遅れている春の到来

2012年02月11日 06時13分35秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
 今年、関東では春の気候の移り変わりが、遅れている。わたしには、最低、二週間はずれている気がする。蠟梅は咲いた。このままでは、ひょっとすると、梅の花が連翹、花蘇芳、木蓮や辛夷や河津桜が花開く彼岸過ぎての同時期に咲きそうである。
 まさか、染井吉野の開花までとはいくまいが・・・・・。

 この頃は、1月21日以来、喪失感にさいなまれて、悲嘆と春愁と感傷の日々を過ごしている。たまに仮眠をとると、昼夜無関係に2度ほど恐ろしい悪夢に目覚めたりした。五感が不明になる。沈鬱な気分が続く。そうか、そうだ。そういう心の状態が体調を崩しがちにする。だが、やっとわたしは、数日前に日常の生活意識に戻ったような気がする。世にある絶望は若者たちには似合っても、初老の人生にはただ単に自然消滅するのみで、似合わない。
 ここでの俳句は、相も変わらず、突発的に朝の通勤電車の中で、10分位の短時間で詠んだもの。

 ・現し身で虚空をつかみつ 浅き春

 ・手指揉み うつむく陽射しに 目白鳴き

 ・冬着着て人混みに紛れて いま何処

 ・髪膚撫でて 添いし歳月や 春いまだ

 ・逝きし君 父母を想うなり 水温む

 ・弟の 念い貫かん 遠き春
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巨大葉のアカンサス

2012年02月11日 05時23分14秒 | ガーデニング・庭づくり
ここでは珍しい草花、「アカンサス」 を取りあげる。

 アカンサス・モリス; キツネノマゴ科。葉薊。ヨーロッパ南部、北アフリカ、西南アジア原産。
 ギリシャ建造物の柱(エンタシス?)などの模様のモチーフに選ばれた植物として知られる。葉形は古典的な文様にとりいれられた。
 この草花は草茎を折ると異臭がする。通常は、常緑の濃い緑葉を観賞する多年草の草本だが、やはり粗い鋸歯を持つ雄大な葉が見もの。表は淡い紫色の白い花びらで初夏の頃に咲く。草丈は最小でも50~60センチ、葉張り80センチ、花茎は1m以上にもなる強健種。日当たりのの良い場所から日蔭まで育つが、半日蔭をもっとも好む。やや湿り気のある場所で長期間栽培される。
 わたしはかつて、自分の庭に持ち込みやたらに増えて往生したもの。根である地下茎の一部分でも簡単に繁殖する(根挿し)。どうしても、生育スペースが大きくて、ついには引き抜き廃棄処分した曰くつきの草花である。
 したがって、広いオープンスペースや公共の緑地向きのランドスケープデザインのマッスとして遠景に適している。
          

  ≪撮影:平成12年 1月31日午後 2時半≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

 購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
             
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