うつぎたかしのぶろぐ^^

宇津木高志のブログです。
ほむぺhttp://www.geocities.jp/utsugi3/

どくしょはさいこー!^^

2006-11-27 09:58:54 | Weblog
きょーはにちよーび。。。きのーの疲れが残っていたのでごぜんちゅーは家でごろごろ。^^やっぱごろごろ^^はさいこーだね!^^

さて。。。午後からまたとしょかんへと行ってきました。そこでふぉーちゅんという雑誌を読んでいたら、すばらしー記事に出会いました。最初はぺらぺらと斜め読みするだけのつもりだったのですが、その記事は結局全部読んでしまいました。全てを理解したとは思えませんが、かいつまんでご紹介いたします。

ある非営利団体の紹介記事で、この団体は大学生を教員として採用して地方の公立小中高校に送りこんでいるのです。その団体の代表は39歳の女性で、彼女は自分の卒論を実践するためにこの団体を設立したのです。ただし、もともとは就職予定だったのですが、次々と面接で落とされて、結局自分のやりたいことをやることに決めたようです。

全くゼロからのスタート。現在のブッシュ大統領がまだ大統領になる前に、彼女の構想を書いた手紙を送って支援してくれるようにお願いしたそうです。しかし、返事は残念ながら支援できないというものだったようです。それでも彼女はめげずにスポンサーを探しまわり、寄付してくれるというスポンサーをようやく見つけてこの非営利団体をスタート。途中で資金難に陥って70人をレイオフしたりと道は順調ではなかったようですが、十数年後の今日、この非営利団体は、全ての民間企業を含む、どの会社よりも大学生の新卒を採用している巨大組織になったそーです。大物スポンサーにはデルコンピュータのマイケルデル氏始め、多くの大物が出資し、アメリカ政府も20億円以上を出して支援しているそうです。彼女は就職活動で全敗だったのですが、その彼女がこんな大それたことを成し遂げるとは本当に驚きです。彼女は企業のような枠にははまらない人だったのでしょう。

この団体がおくり混む先生は、「言い訳をせず、起業家精神を持った、創造的な人」だそうです。国の発展を支えるには教育が重要だというのはいまやどこの国でも理解していることでしょう。私が以前、小学校英語義務化は金をかければいくらでもなんとでもなる、と書きましたが、彼女のやっていることはまさにそれだと思います。彼女の団体は非営利団体ですが、多くのお金を民間から集めてそれを公共教育に投資しているのです。日本でこんなことをしようと発想する人がいるでしょうか?日本では、金がない、英語のできる人材がいない、時間がない、といいわけばかりではないでしょうか?やるにはどうしたらいいか?という発想をするまえに、言い訳の連発なんですよ、日本の教育界は。民間からの寄付で優秀な大学生を先生として雇って公立学校に送り込むなどという、そんな大それた発想など日本の教育環境下では生まれようもないでしょう。

ただし、日本の平均的教育レベルが高いということは確かにすばらしいことだと思います。アメリカではまずしい田舎町で、優秀な先生がいない、教育レベルが低い学校がまだまだたくさんあるためにこうして彼女が動く必要があったということはあると思います。まあでも彼女のよいところと、日本のよいところを両方とって、全ての子供がよりよい教育を受けられるようになるよう努力していただきたいと思います。

ふぉーちゅんの記者が取材した学校に、こんなスローガンが掲げてあったそうです。

「Big Goals, No Excuses, Your “I will” is more important than your IQ (大きな目標、言い訳をしない、あなたの“私はやります”という意思はあなたのIQよりも重要だ。)」

子供の可能性はある意味無限です。子供の可能性は、都会の子でも田舎の子でも一緒です。優秀な教師に指導された子供達は、その能力をうまく引き出してそれを伸ばすことができるのです。陰山メソッドの陰山さんは、ど田舎の小さな町の小学校から何人もの優秀な生徒を出したことが、ある意味子供のもともとの能力はそれほど差がなく、教え方でいくらでも能力を伸ばせることを示しています。ただし、それは小学生で習う程度のことならば、ということで、もちろんその後プロ野球の選手やプロの歌手など特別な能力が要求されるものについては才能が必要になってきます。陰山先生が指導しても、全ての生徒が数学で超優秀になれるわけではありません。生徒の中に、数学の得意な子がいる確率は、田舎でも都会でも同じなのです。逆に言うと、才能がありながら、教師にめぐまれずに能力を生かせていない子供が大勢いるということです。しかし現状ではそれはどうにもなりません。少しずつ、優秀な先生を増やしていき、先生の質を上げていくしかないでしょう。

ああ、そうそう、陰山先生の算数の指導はすばらしいと思いますが、彼はちょっと問題発言もしています。先生の教え子に多くの医学部生がいるということを言っているのです。頭のいい子はその子の資質に関係なく医学部に行く、というのは非常に恐ろしいことですね。陰山先生には算数だけでなく、子供達に大きな夢を持つように指導していただきたいと思います。

こんなところでしょうか。私の日本語はあまりうまくないので私のいいたいことがあまりよく伝えられませんが御容赦下さい。

私たちは皆天才なんですよ。たまたま数学の才能をもった子供が陰山先生という優秀な先生の指導を受けることになると、才能、努力、環境がマッチングしてその子の数学能力は飛躍的に伸びるわけです。小学生程度の算数なら、特別才能がなくても優秀な先生の力である程度は伸ばすことはできるでしょう。しかし、その後専門的なことになるとそうはいきません。我々は、自分にある特別な才能を伸ばすようにする必要があるのです。しかし我々は自分にどんな才能があるのかわかっていません。いやあ、教育とは難しいのお~。

まとまりなくてすみません。

でわ。

うつぎたかし(←やっぱり読書は私の頭をぐるぐるさせると実感している私。。。)

うつぎたかしのほむぺ^^