私のメモ帳・・・出エジプト記 「ヘブライ語原典(BHS)」と「口語訳聖書」一覧
自分の学びのために。出エジプト記の対訳を試行するのは、次の理由からです。
新約聖書の原典(ギリシャ語)は、現代ギリシャ語式発音でなら、YouTubeの聖書朗読動画を参考にして、大体音読して理解できますが、旧約聖書(ヘブライ語)は、音読練習中です。
これまで「創世記」の冒頭部分の対訳を試みましたが、同書の重要性は当然ですが、人物たちの名前や略歴が多いので中断しました。
それに比べて「出エジプト記」は映画「十戒」が、本書のストーリーを見事にアレンジしたものであり、ドラマチックなので、面白く読めます。
なお、カナ書きの発音はヘブライ語対訳シリーズ(ミルトス・ヘブライ文化研究所編)を参考にさせて頂きました。
また、Text Analysis(テキスト解析)の出典はbiblehub(バイブル・ハブ)を利用しました。
第1章 1節~22節
1 2-5 6-7 8-9 10 11 12-13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
第2章 1節~25節
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
第3章 1節~22節
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
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Exodus 3 Hebrew Picture Bible
Exodus 2 Hebrew Picture Bible
Exodus 1 Hebrew Picture Bible
出エジプト記は実話ですか?
質問者:noname#1235
質問日時:2001/11/15 16:25
回答数:4件
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モーゼの十戒やアダムとイブの話など,これらはフィクション(夢のない言い方ですいません)だと思うんですが,では出エジプト記などのイスラエルの民についてはどうなんでしょうか?
出エジプト記のストーリーは神から約束の地(イスラエル?)を与えられてエジプトから脱出し,何代にもわたってやっと約束の地を得ることができたのもつかの間,さまざまな内戦や敵の侵入に闘い続けるというストーリーだったと思います.これがフィクションならそれで終わりですが,実際でも闘い続け,イスラエルは崩壊し,その子孫がユダヤ人として迫害という形戦い続けます.現在では今問題になっているアメリカのテロ事件へと続いています.
旧約聖書の他の話はとても物語りですが,この出エジプト記だけはそれとはちょっと違う気がします.
出エジプト記に限ってはフィクションですか,それともノンフィクションでしょうか?
ベストアンサー
回答者: starflora
回答日時:2001/11/15 17:21
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アダムとヘーヴァの話は、その象徴的意味は別にすると、ほぼ神話・フィクションです。
しかし「モーセの十戒」は、モーセが神から授かったかどうかは判明しませんが、モーセの頃、モーセ自身も関与してか、制定(成文化)した可能性があります。半フィクションで、ノンフィクションの部分もある可能性があります。
「出エジプト記」は、その全体が歴史事実とは考え難いですが、モーセのエジプト脱出と、約束の地を求めての旅、他民族との戦いなどは、史実を反映している可能性が高いです。どの記述をどこまでということは言えません。出エジプトは、かなり歪曲されているようですが、そのような出来事があったと考えられます。
答えは、ノンフィクションのコアとなる歴史の出来事があり、これに歪曲や修正や、後世の誤解や、また神話などが重なっているというのが実態でしょう。中心となるできごとは、規模や実態はともかく、ノンフィクションである可能性が高いです。(ノンフィクションとも、完全なフィクションとも言い切れないのです。全部作り事かと言えば、それは違うと言うことがはっきりしていると言うことです)。
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