歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

東京アニメアワード2006

2006年03月27日 | ◆アニメのこと
『鋼の錬金術師 シャンバラを往く者』2006年アニメーション・オブ・ザ・イヤー受賞おめでとうございます!
そして音楽賞:大島ミチル 原作賞:荒川弘 おめでとうございます!

この東京国際アニメフェアってまだ新しいんですね。2002年から始まったアニメの国際見本市。
2004年の優秀作品賞テレビ部門を、われらがハガレンはまだ放映半分にも満たないうちに受賞しています。個人賞でも脚本で會川氏、声優で朴さん…って、コレすげーな!だってまだ製作中、脚本さえ終わりまで行ってないし途中ポシャったらどーするつもりだったんだろう…。ああそうか、ノミネート部門は関係者の投票方式なんだ。アニメ業界からの「こいつはすごいぜ期待値大!」っていう受賞だったんだ。
ああよかった。アニメハガレンが原作から離れた独自路線を取った上であれだけの完成度を果たして。あーほんとに良かった!

そんでもって、昨年2005年からから個人賞の項目がひとつ、増えています。その増えた項目こそが「原作賞」
ありがとう!東京国際アニメフェア実行委員会!この賞をつくってくれて!

アニメが面白いから原作にも日が当たる。それは事実。
けれど逆に。
原作が面白いから、アニメ化に携わる多くの人たちの中に「鋼の錬金術師」の共通イメージがくっきりと像を結んで、優れた作品を導くという面も、あると思うの。
だからこその原作賞。原作に敬意を払うって、形式じゃあないと思う。商品は大勢の力で作られる。けれど原型(オリジナル)は、個人が生み出すものなんだ。
けれども。
売れてナンボ、知られて始めて価値がつく、ってのが人気商売の基本だから、ハガレンがアニメ化されて、アニメがこれだけ人気になって、本当によかった!


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