「『キャスト変更、説明責任を果たしてる?』
4月号で『鋼錬FA』のキャストを見て驚いた。主役のエルリック兄弟の声は前作同様だが、主要キャラの大奥が違うキャストになっていた。(中略)
野球でもサッカーでも、メンバーを買えることで新しい局面が生まれ、よい流れができることがよくある。とはいえ、変えるにはそれなりの理由があるわけで、ファンもいい思いはしないだろう。
もちろん、いろいろ事情はあるのだろう。それでも政治の世界ではないが、交代の決断を下した制作陣は、説明責任を果たしているのだろか。そうは思えない。なぜ4月号でキャスト変更についての説明が無いのか、とても疑問に思う。ちゃんと説明しないから、ネット等で根拠の無い噂が流れたり、変更への不満が出たりするのだ。(中略)誰が責任を持って決定したか、それらをはっきりさせた上で『責任は私が負う。批判があればすべて受ける』と言ってほしかった。それをしてくれれば、前作のファンも納得がいくものだろうに…。
千葉県/青空の五つ星(アニメディア6月号 読者投稿欄より引用)」
アニメディアでは5月号でも、「私にとってハガレンはシャンバラで完結しているのに、なぜ今、急に、またやるの?」という投書が載っていました。そして「同意見多数」というコメントが添えられていました。
(手元に無いので正確な引用ができず申し訳ない。買った雑誌は今はダマ大外語センターに)
アニメディアは。
アニメ誌御三家の中で、最も年齢層が低く、「ガンガンと読者層が重なる」雑誌。
その雑誌で、こういった投書が載る意味を、今一度、制作陣は正面から考えるべきでしょう。
これはただ水島版ファンが疑問を呈しているのではなく、アニメディアという雑誌が、選択して載せた、投書だからです。
そして私は、どんなにプロデューサーやステークホルダーらが権力を握っていようと、鋼FAを始めたのも宣伝方針を決めたのもご自身じゃないのだとしても、「監督」が、こういう疑問に答えるべきだと思います。
野球でも映画でも、マイクの前に立つのは監督。
オーナーはお金を出し、お気に入りの選手や役者をあてがい、意に添わぬ監督の首を挿げ替えることができる。
でも、ゲームを作品を「作る」のは、オーナーではなく、監督。
ファンの批判や賞賛を享受するのも、監督。
入江氏はもしかすると、絵が描ければ幸せ、というシャイなタイプかもしれない。
あるいは余計なことを喋らない、という条件で、監督の人選がなされたのかも。
それでも。
そろそろ、本音しゃべってもいいと思うんですよ、監督。
入江氏はまだご自身を、一介のアニメーターだと思われているように感じます。
他の作品なら、それでいいのかもしれない。
でも、アニメ誌の表紙を飾る作品の監督は、それでは済まない。そうでしょう?
大丈夫。人は立場を与えられればそれに相応しく振舞えるようになるものです。本気で取り組むなら。
(偉そうなもの言いでごめんなさい;)
3月発売のPASH!のインタビュー、語りの内容は原作キャラの感想だったけれど、喋り口がいちばんリラックスしてて、楽しかったです。
あんな風に、また、しゃべってください。
声優についてだけじゃなく、もっともっと、アニメに対する熱い思いを。
私は入江監督も新声優も鋼FAのすべてを応援しています。
だって、ファンには、応援することしかできないんですから。
5/17追記
コメントたくさん、ありがとうございます!
お返事では、つい「でも私はこう思う!」って書いちゃったけど、コメいただいたことで、私の考えとは異なる、
「監督が説明する必要は無いのでは?」
という意見がたくさんあるってことが、わかりました。
すごく、興味深いです。
たしかに、監督の最も重要な仕事は「良い作品を作ること」ですものね。
アニメディアにも今頃、そういった投書が届いているのかも…。
それから、記事に書かれていることに対して「その通り!」よりも「それは違うんじゃ?」ってコメする方が、ずっとエネルギーがいりますよね。
そういう、気遣いや思いをこめたコメントをいっぱい頂けて、すごくありがたい。
うん、ほんとに、歌猫Blogは幸せなブログです。
記事よりもコメント欄のが面白いブログ。えっへん!<自慢(笑)
それから、荒らしちゃうと悪いから、と、メールでコメントくださったT様、どうもありがとう!
4月号で『鋼錬FA』のキャストを見て驚いた。主役のエルリック兄弟の声は前作同様だが、主要キャラの大奥が違うキャストになっていた。(中略)
野球でもサッカーでも、メンバーを買えることで新しい局面が生まれ、よい流れができることがよくある。とはいえ、変えるにはそれなりの理由があるわけで、ファンもいい思いはしないだろう。
もちろん、いろいろ事情はあるのだろう。それでも政治の世界ではないが、交代の決断を下した制作陣は、説明責任を果たしているのだろか。そうは思えない。なぜ4月号でキャスト変更についての説明が無いのか、とても疑問に思う。ちゃんと説明しないから、ネット等で根拠の無い噂が流れたり、変更への不満が出たりするのだ。(中略)誰が責任を持って決定したか、それらをはっきりさせた上で『責任は私が負う。批判があればすべて受ける』と言ってほしかった。それをしてくれれば、前作のファンも納得がいくものだろうに…。
千葉県/青空の五つ星(アニメディア6月号 読者投稿欄より引用)」
アニメディアでは5月号でも、「私にとってハガレンはシャンバラで完結しているのに、なぜ今、急に、またやるの?」という投書が載っていました。そして「同意見多数」というコメントが添えられていました。
(手元に無いので正確な引用ができず申し訳ない。買った雑誌は今はダマ大外語センターに)
アニメディアは。
アニメ誌御三家の中で、最も年齢層が低く、「ガンガンと読者層が重なる」雑誌。
その雑誌で、こういった投書が載る意味を、今一度、制作陣は正面から考えるべきでしょう。
これはただ水島版ファンが疑問を呈しているのではなく、アニメディアという雑誌が、選択して載せた、投書だからです。
そして私は、どんなにプロデューサーやステークホルダーらが権力を握っていようと、鋼FAを始めたのも宣伝方針を決めたのもご自身じゃないのだとしても、「監督」が、こういう疑問に答えるべきだと思います。
野球でも映画でも、マイクの前に立つのは監督。
オーナーはお金を出し、お気に入りの選手や役者をあてがい、意に添わぬ監督の首を挿げ替えることができる。
でも、ゲームを作品を「作る」のは、オーナーではなく、監督。
ファンの批判や賞賛を享受するのも、監督。
入江氏はもしかすると、絵が描ければ幸せ、というシャイなタイプかもしれない。
あるいは余計なことを喋らない、という条件で、監督の人選がなされたのかも。
それでも。
そろそろ、本音しゃべってもいいと思うんですよ、監督。
入江氏はまだご自身を、一介のアニメーターだと思われているように感じます。
他の作品なら、それでいいのかもしれない。
でも、アニメ誌の表紙を飾る作品の監督は、それでは済まない。そうでしょう?
大丈夫。人は立場を与えられればそれに相応しく振舞えるようになるものです。本気で取り組むなら。
(偉そうなもの言いでごめんなさい;)
3月発売のPASH!のインタビュー、語りの内容は原作キャラの感想だったけれど、喋り口がいちばんリラックスしてて、楽しかったです。
あんな風に、また、しゃべってください。
声優についてだけじゃなく、もっともっと、アニメに対する熱い思いを。
私は入江監督も新声優も鋼FAのすべてを応援しています。
だって、ファンには、応援することしかできないんですから。
5/17追記
コメントたくさん、ありがとうございます!
お返事では、つい「でも私はこう思う!」って書いちゃったけど、コメいただいたことで、私の考えとは異なる、
「監督が説明する必要は無いのでは?」
という意見がたくさんあるってことが、わかりました。
すごく、興味深いです。
たしかに、監督の最も重要な仕事は「良い作品を作ること」ですものね。
アニメディアにも今頃、そういった投書が届いているのかも…。
それから、記事に書かれていることに対して「その通り!」よりも「それは違うんじゃ?」ってコメする方が、ずっとエネルギーがいりますよね。
そういう、気遣いや思いをこめたコメントをいっぱい頂けて、すごくありがたい。
うん、ほんとに、歌猫Blogは幸せなブログです。
記事よりもコメント欄のが面白いブログ。えっへん!<自慢(笑)
それから、荒らしちゃうと悪いから、と、メールでコメントくださったT様、どうもありがとう!
気持ちよいくらい代弁してくださってありがとうございます。
なんだかすっきりしました。
アニメディアは雑誌のコンセプトが「見る・読む・飾る・楽しむ」で、読者投稿が充実しているのが特色の雑誌です。昔からインタビューとかをしっかり読みたければ他のアニメ誌(アニメージュ)で、読者投稿を読むなら断然アニメディアだったり。
アニメディアは2月号でも水島版がファンの間で黒歴史になるのは悲しいといった読者投稿も掲載されていました。やっぱりそういう部分も、監督がしっかりと答えるべきだと思うんですよね。
ファンがどう思おうと自由ですが、今回の件でアニメ化発表に続報があったアニメ誌2月号で何を思ったかというと、公式で前作がなかったことにされるかもしれない・・・でしたから。あの時から監督は何も答えていません。その代わりアニメ化直前にはプロデューサー陣が座談会形式でいろいろ答えていたり、なんだか今回のアニメにおいて本来作品の顔であるべき監督が、ただの制作部門のいち責任者にしか見えなかったりします。
作品そのものは波が多いけれど、こうきたか!(偉そうに)良いじゃないか!という部分もある鋼FAなので、とにかく監督頑張ってくださいとしか言えないんですけどね・・・
すみません、間違えました・・・
声優さんに固定のファンがいて、また同じ役をしたらとっても幸せだなぁ…と希望を持つのは、とってもわかりますけれど…
今回のシナリオとかキャラクターの性格で、一からキャスティングするのは、当然のお仕事なのに。だめなんでしょうかね…
寧ろ質問に答えるとしたら、監督さんじゃなくて鋼の再アニメ化を決めたスクエニとかTBSの偉い方じゃないかなと思っています。
監督さんはプロデュース側ではなくて製作側の人間だと思いますので、ご自身の作品のみ語るべきだと思います。ご自身の作品に集中するのが仕事だと思いますので…。
それでも、もし答えて頂くとすれば「どうして前作と同じこの声優さんを使った(使わなかった)のか」じゃなくて「なぜこの声優さんをこの役に選んだのか」という形ではないかと思います。
比較するのも並べるのもどちらかを黒歴史にしてしまうのも、「受ける側」のメディアや私達ですから、私達がうまく両方のアニメを大切にして行けたらいいのにと私は思っています。
言葉足らずでお気を悪くしたらすみません。
若い人はものすごく「今まであったイメージが壊れる」ことに対する拒否感が強いですよね。もう、保守的と言っていいくらい。
それを純粋と見るのか、狭いと断ずるのかはともかく、変化を嫌うのは実は年寄り(私みたいな)よりも若い人に多いなぁと。
確かに前作から5年、劇場版から4年目にして、一からリメイク、というのは、「鋼」みたいにストーリーの芯がきっちりと通っている作品には珍しいことと言えましょう。第2期アニメ化を待ち望んだ積年のファンの私ですら、「わぁ、嬉しいけど早いなぁ」と思ったくらいです。
だから、戸惑うのもわかります。
でも、同じ制作会社、TV局とはいえ、作品としては別作品とみるべきで、すぐ上のお二方と私は全く同意見です。
声優さんたちだっていろんな仕事の兼ね合いがあるかもしれませんし、また、前作と違った解釈で描かれるキャラには違った個性の声優さんたちに頑張ってもらって、というのでいいんじゃないですかね?
一番騒いでいるのは、おそらく大佐がらみなのでしょうが…。三木さんへのプレッシャーは相当のものだと今月号の「NT」などでうかがえました。
二度目のキャスティングで、前作を超えるすさまじいまでの集中力と迫真の演技ですばらしい兄弟を演じてくださっている朴さんや釘宮さん・内海さんがいる一方で、新スタッフさんたちも「鋼世界」と新たに格闘して、熱くキャラ語りをしてくれている現実を思えば、それでいいんじゃないでしょうか?
私も別に新スタッフのことは監督さんが今更説明することはないと思います。多分、言っても「作品を見てくれ」としか言わないんじゃないのかな? チームすべてを監督が集め決定する権限を持っているんなら別ですけども…。いろんな関わり合いで仕事のスタッフって集まっていますよね。でもその中で情熱を持って最上の仕事をする、それでいいと思っています。
で、みんな見終わってから、やっぱり自分は
前作が一番、と思うのは自由です。そのとき集まったスタッフだからこそできあがった作品というのは確かにあるからです。その後再び全く同じスタッフが集まっても、前作以上のクオリティが作れないことなど普通にあることです。 同じことは、今アニメについても言えるでしょう。要は、「鋼」という稀代の傑作をどんな風においしく料理してくれるか、それだけが私にとっての関心事です。
気のせいならいいのですが
ちなみにこの件につきましては上の方と同意見です
どうもありがとうございますv
ともえあや様こんにちは!
ええもう、ともえあや様おっしゃるとおりです。
たぶん、普通のアニメだったらそんなことを求められない、でもアニメ誌の表紙を飾るということは、アニメ誌という媒体を(半強制的に)与えられているのだから、語るべきことは語らないといけないんじゃないかな、って思うんです。
それは、語る場が滅多に無い、マンガとの比較も、内心あります。アニメはなんて饒舌なんだろう、作品で伝えられないことをぐだぐだ言い訳できるって幸せだよなー、とか(笑)
でも、アニメ誌というものができて以降、アニメ誌もまたアニメの一部なんだな、と。誰それがこう言った、を背景に、作品を見ることが(コアなファンにとっては)当たり前のことなんだと、わかってきました。
うん、勉強になるなあ!
名も無きファラオ様こんにちは!
わーこういうコメントいただくと、すごいムラムラお返事書きたくなるっ!
まず、お金と視聴率と企画のお話は、「そんなことは分かっている」です。私が、ではなく、投稿者さんが、ですね。
それから「強引に押し進めた」の主語は誰でしょう?企画?プロデューサー?監督は企画を強引に押し進められる立場ではない、というのは記事中で語っているとおり。
利益生まないとやっていけない、のは、今の世の中に限ったことではなく、また監督に限ったことでも無いですよね?「みたいなんだから」って何がでしょうか?それはまったく当然のこと、ですよね?
話題の前提条件をご指摘くださってありがとう。でも、私はその先の話がしたいんですよ~。
とおりすがりの様こんにちは!
入江さんの鋼は、テレビ局もプロデュース4社も同じですし、水島さんの鋼の続編やリメイクと今だに勘違いしてる人がいますし(ほんとに!)、キャスト変更への説明を求められるというのは、異常ではないと思います。水戸黄門がキャスト変更するときはちゃんと説明あるじゃないですか(笑)
でも、声優ファンではない私は、「そんな大事(おおごと)なのかしら?」と不思議な気持ちも、確かにありますね。
>今回のシナリオとかキャラクターの性格で、一からキャスティングするのは、当然のお仕事
はい、全くそのとおり。
ですから投稿も(おそらく数多くあったであろう、キャスト変更反対ではなく)ちゃんと説明してほしい、を、アニメディア編集部は選択している。
つまり「一からキャスティングしました」という説明が欲しいんですよね。こういった投書を載せるということは、それさえ無いのはファンに対してどうなの?という問題提起なんじゃないかと思います。
nono様こんにちは!
うーん。私も最初は、朴・釘宮続投もアニプレの意向だろうし、ほんとは監督は全く別のものを作りたいんだろうし(それはもう、言葉少ない中にも感じるよ…!)、だからMBSなりアニプレなり、企画側が説明しろよーとか思っていたんですけれど。
でも、「今なぜ再アニメ化か」はプロデューサーが語ることだと思うけど、「なぜこのキャストか」は監督なんじゃないのかな…と。
>「どうして前作と同じこの声優さんを使った(使わなかった)のか」じゃなくて「なぜこの声優さんをこの役に選んだのか」という形で
ええ!全くそのとおり!
ファン=インタビュアーが前作と比較して聞いてきたとしても、作り手は今作のことを語ればいいと思うんですよ。でも、今はインタビュアーに前作のことを訊ねさせていないじゃないですか。声優インタビューと並べて読むと、食い足りないよう監督っ!
ていうか、私はキャストに限らず、入江さんの話をもっと聞きたいのかも。どんな人なのかもっと知りたい。こういうつもりで作っています、っていう言葉じゃなくて、こういう人だからこういう表現が出てくるんだ~って納得したいのよ~。
sengen412様こんにちは!
ええもう。若さの特権ですよね!
若い人は何でも「初めて」だから、「それもまた、たくさんの中の一部である」という、俯瞰的視野が取りにくいんですよね。子どもから脱皮して、初めて自覚的に主体的に何かに触れたとき、それが基本っていうか原則だと思ってしまう。
>作品としては別作品とみるべきで
「べき」は、無いのよ。
例え作り手が「別作品」だと思っていても、受け手が混同するなら、別作品だから、という作り手の姿勢は、傲慢です。
NTの三木氏。人気もキャリアもある方だから、発言がすべて三木氏の判断とは思えないのよね…。もちろんご自身の思いであるでしょうけれど、プロデュース側の戦略とかも演じられるだけのキャパある方とお見受けしちゃうから…。
若い人たちは移り気も早い。全部終わってから改めて、なんて言ってるうちに、視聴者は離れちゃわない?わだかまりがあると作品そのものの魅力さえ減じてしまう。
作品を見てくれ、と思うなら、こんな風に公にまでなった「わだかまり」を取り除いてあげてほしいです。
それと。
チームすべてを集め決定する権限が無かろーと、それは責任とは関係が無い、と思う。
押し付けられた人も仕事も「自分のもの」として振舞うリーダーに人はついていく、と思います。(<ビジネス論臭ぇ(笑))
Unknown様こんにちは!
はい。獣神への感情と重ねている部分はあります。
投書の人の気持ちがとてもよく分かります。「前作のファンも納得がいくものだろうに…」の前作ファンとはご自身のことで、好きだからこそ、納得させてよ、と。
それと、作り手と送り手と受け手、というのは、私の中にずっとあるテーマです。水島版の頃からぼんやり考えていて、獣神で形になってきた。もっと熟成したら何か記事になるかも?
大丈夫?ってご心配してくださって、ありがとうございました。はい、大丈夫です、ばりばり元気です!
コメントありがとうございました!
二つのアニメは別作品です。原作同じでも、製作が同じでも、違う作品なのです。なのでキャストは違うんです。それじゃダメですか? 歌猫様ご自身は、入江監督の説明が必要だと本当に思われているのですか?
水戸黄門は、シリーズ作品です。でも、鋼は同じ原作を扱った別作品、いうならば大河ドラマです。上杉謙信は作品AではG氏であり、作品BではA氏である。その説明が必要ですか?
歌猫様のご意見は、視聴者側の勘違いや思い込みを晴らすことまで、すべて監督の責任にしたいように見えてしまいます。
雑誌の投稿者は、本心を書くものです。が、雑誌社がそれを採用するのには、ビジネスとしての理由があるのです。三木さんのNTでの発言にはなんらかの意図がある可能性に気づきながら、なぜそれよりももっと大きな組織である雑誌社やアニメ製作に関して、ファンとしての視点のみで語られるのでしょう。
鋼がすき。だから、前のアニメのファンにも新しいアニメを好きになって欲しい。歌猫様のご意見にはそういう情熱みたいなものを感じます。いつも同じ鋼好きとして、読みながらとても嬉しくなるのです。でも、そのあまり、前作ファンへの気遣いが過剰になって、今作(のスタッフ)に必要以上の物を求めていませんか?
ご不快にさせてしまったことと思います、申し訳ありません。
また、署名サイトにある話を信じている方たちの言う説明は、その話を事実と認め、水島版関係者とファンに謝罪せよ、とほぼ同義ですから、それ以外の説明を受け入れるとはとても思えません
キャスト変更以外でもここまで事態が拗れたのは水島版から引きずるファン同士の確執による相互不審が遠因ではないでしょうか。
水島版ファンを蔑ろにしているととられても仕方のないイベント、入江監督が原作へのリスペクトは表しても水島版へのリスペクトは明確にしていないこと、新規のファンが少ないことがそれに拍車をかけています。
入江監督が水島版に(水島監督が原作に対して行った以上の)リスペクトを示し、原作者が水島版を認めたように、水島監督が入江版を認めればファン同士のわだかまりの緩衝剤くらいにはなりそうですが、解決は遠そうですね