赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

こんな時でも住宅は

2011-03-29 17:59:28 | 日記
 今日、何社かに先日の土日のお客様状況をヒアリングしたんです。

 流石に土日でも売り出し中現場に人は来ていないようです。

 そんな中、次のような話が聞けました。

 先週ベイエリアの中古マンションを買おうとしていたお客さまが、液状化現象を見  て、内 陸部の中古住宅を契約をした。

 中古住宅購入予定が、新築住宅を契約したとのこと。

 他の会社ですが、土日に来られたお客様で、古いアパートにお住まいの方が過日の地 震で怖くなり、早く引っ越ししたいと申し出が有ったり、地震後古アパートから新築 のご契約になったり。

 仙台に営業所が有る会社では震災後は売れて無いのかと案じていたら、震災後、現金 で購入のお客様が6人もいたようです。

 その物件は完成し残っていた住宅との事ですが、高台にある、周りにも周知されてい た住宅とのことでした。

 その他何社かにも聞きましたが、チラシへの反応は皆無とのことでした。
 相当部数が入っているにも拘らず。


 こんな大変な時期でも住宅の需要はあるもので、大事なのは住宅を求めるお客様の動 機とニーズが大きく変わり、さらに変わる事を知っていないとだめなんです。

 太平洋戦争末期の日本でも、新聞には住宅を売る人、買いたい人の3行広告が載って いましたから。

 バブル崩壊の時、勉強会の仲間からそのコピーを貰い、社内で皆を励ました事が思い 起こされます。

 どんな事態になっても安全で安心して暮らせる住まいを求めるのは人間の基本的欲求 なんです。

 被災地では仮設住宅の建設も始まりましたが、次々と入居が始まって欲しいですね。
 一日3回の食事が2回になったとしても、安心な住まいは人の心を和ませてくれま  す。

 食料とともに仮設住宅の建設が急がれます。


 今夜チャリティーのサッカーが有ります。
 サッカー選手はサッカーを通じて被災者や原発避難者に勇気をあげてほしい。
 日本国民は皆、それぞれの立場でやれる事は沢山あります。
 今日も応援ありがとうございました。

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コメント
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