超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術を開発

2019-11-30 19:04:57 | 超音波システム研究所2011

超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術を開発

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超音波システム研究所は、

  *複数の異なる周波数の振動子の「同時照射」技術

  *代数モデルを利用した「定在波の制御」技術

 *時系列データのフィードバック解析による「超音波測定・解析」技術

 *超音波測定プローブの設計・開発技術

上記の技術を開発する中で

超音波伝搬実験に関する「シミュレーション」技術を開発しました。

このシミュレーション結果をもとに、

実験に対するパラメータ設定

解析レベルと方法を決定しています。

この技術の応用事例として、

超音波の発振周波数に対する、

対象物への伝搬状態を明確に計測・確認できるようになりました。

特に、複数の超音波振動子を利用する場合には

発振の順序、出力変化の方法、水槽内の液面の振動・・に関する

各種(時間の経過による特性の変化・・)の問題に

相互作用の影響>・・・を把握することで

効率良く対処することが可能になりました。

その結果

40kHzの超音波振動子を使用した

2MHzの超音波利用が簡単になり

洗浄・改質・攪拌・・・様々な実績につながっています。

■超音波シミュレーション技術

http://youtu.be/kBgtC303pJY

http://youtu.be/Qu21YJH4wiQ

http://youtu.be/I1nxD4COzOc

http://youtu.be/X6v5kglHSEs

test00ab

http://youtu.be/2LHKUa_W91c

http://youtu.be/zzjk9lMWmNU

http://youtu.be/dZ11QcSdCJo

http://youtu.be/jDgD4-sZY10

abcde

http://youtu.be/Algb5t7Kqpg

http://youtu.be/7oz6EdJEjp0

http://youtu.be/m6a9nuScnoQ

これは、超音波に対する新しい視点です、

今回の実施結果から

対象物と超音波振動子の伝搬状態について、

音圧レベルや伝播周波数の値よりも

システム全体の超音波振動による相互作用の影響が

大変大きいことを確認しています。

bookishi

超音波の伝搬状態を有効に利用するためには

相互作用による伝搬周波数の状態変化を検出することが

重要だと考えています。

なお、今回の技術を

2種類の異なる周波数の

  超音波振動子(同時照射)に適応すると

  液循環制御により

  大変簡単に伝搬周波数の制御が実施できます。

img_9816

コンサルティング事業としては、

2種類の超音波振動子の同時照射を使用するシステムを

主体として展開しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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