超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

水槽や容器の伝搬効率を推定する方法

2020-02-06 06:21:27 | 超音波システム研究所2011

超音波の伝搬状態に関して
 気体や液体に関しては様々な説明や事例がありますが

 もの(弾性体)にたいする伝搬現象になると
  各種の条件を含め急激に複雑で対処が難しくなります

 しかし、超音波利用に関して、<もの>は存在します
  もっとも代表的なものは「振動素子」と「水槽」です

 この関係性を考慮することで
  利用効率が改善できると共に
  超音波を広範囲に制御できる技術を開発しました

 時間変化による、複数の伝搬周波数の変化を考慮して
 統計処理することで
 様々な問題や・原因がわかりました

 特に大きな結果は
  現状、水槽の構造と製造技術とコストのバランスから
  300W以上の超音波出力に対応できる(問題の発生しない強度のある)
  水槽は難しいということです
 ( 超音波システム研究所の超音波が300Wの理由はここにあります )

 超音波の制御により、数値化されたデータの状態に再現させるとで
 超音波の不安定な印象が変わりました
 ( 騒音の問題 等もこの技術により解決できます )

 目的の超音波を明確にして
 効率よく利用する技術のベースが「水槽の測定」です

 水槽の設計・製造・改良に関する問い合わせは
  超音波システム研究所にメール連絡してください
 ( 超音波の種類・周波数・出力・メーカ・・・ 
    に合わせた対応をご提案させていただきます )


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 不思議な現象(アルミ箔の超... | トップ | 2種類の超音波振動子の出力制御 »