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超音波システム研究所は、
超音波振動子を利用した全く新しい、オリジナル技術による、
<<振動計測(解析)技術>>を開発しました。
これまでに開発した振動計測技術に対して、
超音波の非線形性に関する「測定・解析・制御」技術を応用した、
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術により、
測定データの解析から
低周波(0.001Hz)から 高周波(20MHz)の振動状態(注)を
<測定・解析・評価>する技術を開発しました。
注:標準仕様 低周波(0.01Hz)から 高周波(10MHz)
特別仕様 低周波(0.001Hz)から 高周波(20MHz)
建物や道路の排水(配水)口、壁、手すり・・・の振動を計測した結果、
各種の振動・騒音に関する新しい原因推定が可能になりました。
これは、新しい方法および技術です、
今回の解析結果から 様々な応用事例(注)が発展しています。
注:
1)建物や高速道路・・・の低周波振動の計測
2)大型装置や設備・・・における振動現象の測定・解析
3)製品・部品の低周波振動の原因究明
4)・・・・
特に、標準測定時間として連続17時間のデータ採取が可能ですので
非常に低い周波数の振動や
不規則に変動する振動に対しても計測が可能です
■振動計測・解析
<システムの振動について>
「 変化する特性を持った系の振動は広範で複雑である
A)変位に依存する剛性を持ったもの
B)変位に依存する減衰を持ったもの
C)時間に依存する剛性を持ったもの
これらは問題の表面をかじったにすぎない、
もっと風変わりな現象もたくさある 」
超音波の振動を検討する場合、特に忘れがちなのが
水槽や設置部全体の振動(A)
洗浄液・洗浄物・洗浄治具の振動(B)
循環ポンプ・ヒータによる振動(C)
(ポンプの脈動、回転振動、熱応力 等)
上記の組み合わせによる複雑な振動が発生しています
これらが超音波の振動を減衰させないようにすること
が超音波の効率を高めるうえで大切です
適切に減衰させることで騒音を調整させることが騒音対策です
適切に減衰させ音響流を調整することが洗浄力の制御です
この観点でシステムをみると問題点をすぐに改良できます
(これが超音波システムの振動による各種調整に関するノウハウです)
A・B・Cの振動を見ることが出来るようになるためには
注意深い観察の繰り返しと、設計・製作の経験が必要です
(経験から、かならず見れるようになります
ポイントは全体を一定時間、変化する系の振動と感じることです)
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