時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

2/14 デイリーレポート

2007年02月14日 16時41分56秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY市場の金は米貿易赤字の拡大でドル安が加速したことや原油高をはやして、昨日の高値(673.5ドル)を上回った。だが、ドル安一服による利食い売りでマイナスに転落したが時間外取引の安値に届かず、プラスサイドに切り返し、3月限は前日比から1.2ドル高の668.5ドルで終了した。
東京市場の金は外電高により6円高の2,615円で寄り付いた後、午前中は現物価格高により小幅高で終了し、午後も地合いを強め前日比15円高の2,624円で終了。

・穀物
シカゴ市場の大豆は作付面積の減少観測やテクニカルな強気感、原油や金、コーンや小麦の上昇が支援材料となり、ファンド筋のテクニカル買いにより、年初来高値(757.00セント)に接近し、3月限は前日比から9.75セント高の755.00セントで終了した。
東京市場のNon-GMO大豆は寄り付き一代の高値を付けた後(49,570円)利食い売りなどで上げ幅を縮小したが後場2より押し目買いなどで上昇し大引け値は前日比先限600円高の49,380円で終了した。

シカゴ市場のコーンは昨日の安値(403.00セント)を維持して戻り歩調となった後、強気の需給見通しと原油や金の上昇をはやしたテクニカル買いで先週の高値(409.75セント)を上回り、1月19日以来の高値(411.75セント)に上昇し、3月限は前日比から6.25セント高の411.00セントで終了した。
東京市場のとうもろこしは前場2節に28,040円と先月1月24日の一代高値と同値につけた後、Non-GMO大豆と同様に利食い売りに値を下げた後、大引けは先限大台の28,000円を回復して終了した。

・ 石油
NY原油は急反落した昨日の反動となる中、国際エネルギー機関(IEA)による世界原油需要見通しの上方修正や週間在庫統計に対する期待感などから、値を急速に切り返し、3月限は前日比から1.25ドル高の59.06ドルで終了した。
東京市場の石油製品は外電高により、ガソリン先限は600円高の59,620円、灯油先限は400円高の55,480円で始まり、その後は商い閑散な状態が続き値動きも少なくガソリン先限59,510円、灯油55,380円とも寄り付き値段より100円下げて終了。