時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

2/6 デイリーレポート

2007年02月06日 17時10分24秒 | デイリーレポート

・貴金属
 NY市場の金はドル安やイランと米国の緊張の高まりをはやして時間外取引の高値を上回り、4月限は前日比から4.6ドル高の656.1ドルで終了した。
 東京市場の金は、円高に圧迫されたことで利食い売りなどが出たことにより、5円安の2,527円で寄り付いた。その後、現物価格の上昇により、12月限は寄り付きから12円高の2,539円で値を上げて終了した。

・穀物
 シカゴ市場の大豆は時間外取引でのテクニカル買いなどにより、一代高値(747.50セント)を更新した後、買い過剰感や南米大豆の豊作観測によりマイナスに転落したが、作付減少観測をはやした買いにより、3月限は前日比から3.25セント高の740.00セントで終了した。
 東京市場のNon-GMO大豆は円高により利食い売りなどが出たことによって、70円安の46,700円で寄り付きは安く始まった。午後からは夜間取引高と強い地合いが継続して押し目買いなどが出たことにより、先限は前日比から310円高の47,080円で終了した。

 シカゴ市場のコーンの時間外取引は大豆の急伸により上昇した後、大豆が高値を維持出来なかったことを嫌気したことにより反落し、節目の4ドルを割り込んだが、強気の需給見通しなどにより投機筋による押し目買いが入り、3月限は前日比と変わらずの402.00セントで終了した。
 東京市場のとうもろこしは円高などにより、寄り付きは90円安の27,060円で午前中は軟調に推移した。午後からは大豆高などに追随していき、先限は前日比から100円高の27,250円で上昇して終了した。

・石油
 NY市場の原油は米北東部地域に寒波が襲っていることなどが材料視されている中、期近3月限は序盤に1ヶ月ぶりの水準へと上昇したが、チャート上での節目60ドルを突破できなかったことなどから、その後は一転して利食い売りなどに押されて、3月限は前日比から0.28ドル安の58.74ドルで終了した。
 東京市場の石油製品は午前中、閑散な商いの中、値動きが薄く終了し、午後からは米北東部地域による気温低下などを背景に買いが先行し、値を上げていき、ガソリン8月限は前日比から330円高の58,950円、灯油8月限は前日比から200円高の54,980円で終了した。