9月28日デイリーレポート

9月28日(金)
シカゴ穀物市場
大豆は大幅続伸、小麦の急伸に節目の10ドルを突破したあと利食い売りに伸び悩んでいたが輸出成約の好調やブラジル北部の土壌水分不足などをはやした強気の投機買いに上値追いとなり11月限は10.09ドルで引けた。
コーンも大幅続伸、小麦、大豆の急伸に伴ってテクニカルな買いに前日の高値を上回った、その後も輸出成約が高水準だったこととユーロに対するドル安で原油高を受けたファンドの買いなどで6月以来の高値で12月限は386.75セント（前日比11.75高）で引けた。
東京穀物市場
NON-G大豆はシカゴ大幅高を受けて反発して寄り付いたが、上げ幅は限定的だった、その後は逆ザヤであった期近の建て玉がほぐれたことによって鞘修正により期近は買われ過ぎ
の反動安に値を切り下げ期近2本がストップ安まで売られたが、期先は終盤夜間取引が堅調になったことで地合いを強くさせは大幅高となり新高値を更新して期先8月限は58.980円で引け前2本が大幅安期先3本は大幅高の鞘を修正させて大引けた。
コーンもシカゴ高で続伸して始まったあと、これまで大豆同様に期近主導に買われ過ぎた期近が反動安になったが、期先はマイナスから地合いの強さから押し目買いに小幅続伸となって大引けた。
石油
NY原油は急伸、製油所の稼動率が大幅に低下していることなどと、ユーロに対するドル安で投機資金が原油、石油製品の需給ひっ迫を背景に買い進まれ一代高値を更新して引けた。今後もファンドのネットロングは増える可能性が強く、市場の人気も盛り上がっていることから史上最高値の更新が見込まれる。
東京市場
NY原油の大幅続伸に原油、製品ともに4桁の上伸となる大幅続伸して始まり、製品のガソリン、灯油ともに期先2限月が一代の高値を更新した。その後は月末などで利食い売りに軒並に値を削って前場を終えた。後場に入ってからは夜間が83ドル台の高値を維持していることで押し目買いが入り再度値を切り上げガソリン、灯油ともに4桁の大幅高に原油も期先4本が4桁高で終えた。来週もエネルギーの地合いは世界石油の需給ひっ迫感を背景に推移して動くと思います。

9月27日デイリーレポート

9月27日（木）
シカゴ穀物市場
大豆は急反発、小麦のストップ高やイールドへの不透明感，ブラジルの大豆が土壌水分不足のため作付けが遅れることを受け投機筋の押し目買いがファンド筋の買いを誘い大幅高となった、
コーンは小麦や大豆高をはやした買いに戻り歩調となったが収穫進展によるヘッジ売りなどをこなせず伸び悩んでいたが，小麦がストップ高に張り付いたことが好感され投機筋の買戻しやファンドの買いに総じて反発となった。
東京市場
NON-G大豆はシカゴの急伸に寄り付きは大衆筋の損きり覚悟の手仕舞い買いなどに当限がストップ高に付き期先限月も大幅高に始まった，その後は寄り付きに有力な地場筋などが期近から大量に利食い売りをしたことや，前日にIOM大豆の先限に商社のつなぎ売りがでたことから調整場面となり期近は大幅高よりマイナスサイドに値を切り下げ期先も上げ幅を縮小して前場を終えた。後場に入ってからは前場の地合いの悪さを引き継ぎ手仕舞い売りが
先行し、期近3本がストップ安にあとは先限を残し大幅安となって引けた。
コーンはシカゴ高、円安を受けた買いと買い戻しに全限が大台の3万円を突破する一代高値を更新し地合いを強めて先限9月は30160円で前場を終えた、後場は大豆が急落したことで手仕舞い売りなどに上げを幅削って引けた。
今日のNON-G大豆の急落は9月に入ってから急激な上げに対する調整場面と考えられる、この先も乱高下はあると思いますが、基調は買い相場は続く可能性が強く深押ししたところは買い場と思います。

石油
NY原油
米エネルギー情報局（EIA）からの週間在庫統計で，原油在庫の予想外に増加していることで11月限は利食い売りに78.44ドルへ急落となった，ただし、引き続き供給ひっ迫懸念などの相場を取り巻く環境は良好そのもので，終盤に入ると急速に切り返し80ドル台を回復し期近は反発して引けた。
東京市場
NY原油市場の反発や円安を受けて，原油，製品ともに総じて反発して始まった、そのあとは時間外取引が確りしたことで地合いを強め上げ幅を拡大してガソリン、灯油は前場を終えた。後場に入ってからもファンドの買いが先行したことでガソリン、灯油は上げ幅を大幅に拡大させて引けた。

9月26日デイリーレポート

９月26日(水)
シカゴ穀物市場
コーンは総じて小幅続落，収穫進展によるヘッジ売りなどが先行していたが、12月限は前日の安値(３７０．50セント)にとどかなかったことから、やや地合いを持ち直して引けた。
大豆は総じて下落，小麦の反発をはやしてプラスとなったが新規の支援材料難と収穫期の売り圧力を嫌気した売りに地合いを弱めて引けた。
東京市場
コーンはシカゴ安と夜間取引も軟調を受けて小幅安に寄り付いたあと，一般大豆の期近2本が内部要因などの買いに一本調子に値を上げストップ高まで上昇したことから，コーンは地合いを強め5月限を除き全引けプラスサイドになって前場を終えた、後場になってから大豆のストップ高が外れたことで利食い売りに下押しとなってマイナスになったが、大引けでは下値の堅さから下げ幅を縮小して引けた，今日の押し目などは買いにくいけれども売るより買いと思います、この逆ザヤでの上昇相場は全限3万円の大台突破してから踏み玉が出ると思います。
NONG-大豆は外電安だったが期先は変わらずに始まったものの一般大豆の急伸とコーン高に期近を主導とした買に前３本がストップ高まで買われたが、買い一巡したあと利食い売りになどで急落となった，コーン同様に大衆の人気で上昇しているのではなくフレートの急騰していることや内部要因に関係している。
石油
NY原油＝続落
メキシコ湾での生産再開を受けた，ポジション調整の売りが優勢となり11月限は大台80ドルを割込んだ，その後も米経済指標が弱い内容のことから高値調整の売りに大幅安となった。
NY原油が大幅続落となったことを嫌気した手仕舞い売りなどが先行し原油は下落，製品のガソリン、灯油は総じて続落となって取引は始まった。新補4月限は，ガソリンが６４６８０円（3月限比1330円高）の上ザヤ，灯油が69.690円（3月限比1.780円安）の下ザヤで
納会した，その後は時間外取引が堅調になっていることから買い戻しに地合い強め製品は
値を切り返して地合いを持ち直している、NY原油は今後85ドルをファンドの買いなどで突破する可能性あることから，あくまで売り新規はやめたい。

9月25日デイリーレポート

9月25日（火）
シカゴ穀物市場
大豆は収穫進展観測の利食い売りなどで反落となり２日間で11限は9.75セント安となった。コーンは小麦が急騰したことなどを受けファンド筋の買いなどで大幅続伸となったが、収穫が進んでいることで高値では買い過剰感から利食い売りなどで12月限は上げ幅を２日間4.25セント高の373.50セントで引けた。
東京市場
NONG-大豆はシカゴ安から反落して始まり，前場はマイナスサイドで終えたが，後場にはいってから期近2本が内部要因でストップ高に張り付く急伸に地合いを強め期先限月も後場に入ってから一部ファンドの買いなどで一代高値更新することとなり続伸して引けた。コーンの寄り付きはまちまちで始まったものの大豆同様に期近主導に地場筋などがフレートの急伸を材料にテクニカル買いで１月、3月が後場2節よりストップ高まで上昇した、期先も地合いを強め期先は続伸して引けた。
国内のコーン、大豆供に内部から新規買いが今日見られたことで期近の大衆の売り玉は踏まざる得ない状態になっている。今後も上げ相場は続く可能性は強く値ごろ売りはやめたほうがいいと思います。

石油
NY原油
高値警戒などから利食い売りなどで２日間は反落となって11限は80.95ドルで終えた、
東京市場はNY市場の反落より，原油，製品のガソリン，灯油ともに下落して始まった、その後はトレンド強さから押し目買いなどで下値は限定され下げ幅を縮小してガソリン、灯油は終え原油は当きりと期先2本はプラスサイドで引けた、
製品のガソリン、灯油ともに上げ相場の途中であることから押し目かいままでいいと思います。

9月21日デイリーレポート

様９月21日(金)
シカゴ穀物市場
シカゴ大豆＝大幅続伸
中国の大豆輸入関税引き下げの噂をはやした買いや、対ユーロに対するドルが最安値更新したことを支援材料にファンド筋の買いなどで一代高値を更新した。これからもドル安に進行する見通しでファンドの買い建玉は増加することになると思います。
シカゴコーン＝大幅続伸
高水準の週間輸出制約高や、ドル急落による商品全面高による大豆、小麦高を支援材料にファンド筋の大量買いに続伸した。中国がこのところ積極な買い付けなので好調な輸出は続くことや小麦、大豆に高に追随すると思います。
東京市場
NONG-大豆はシカゴ高を受けて続伸して始まり、その後は3連休を前にした利食い売りなどが出たものの全般的に買い意欲が出ており堅調な地合いは継続して引けた。国内相場もシカゴの上昇が続いてことで高値を追いかけることになると思います、ただこれからは調整場面をしながらの上昇することになると判断します。
コーンもシカゴ高を受けて続伸して始まったあと休み前の利食い売りなどでややした押しとなったが、大引けで期近が急騰したことなので地合いを再び強くして期先の9月限が2万9700円と一代高値を更新して引けた。現在のコーンはチャートで見ても2万8000円のもみ合いから上放れ、２.万9000円半ばを越え高値の３万0510円まであと少しと迫ってきた。あくまでも値ごろ売りは危険と思います。
石油
NY原油
原油の在庫減少で冬の需要期を前にした供給ひっ迫懸念がさらに強まったことやドル安の進行、熱帯低気圧の活動が警戒され大幅続伸となり10月限が83.32ドルで引けた。NY市場の相場の天井感はまだ感じられないです、今後もファンダメンタルズので好転で大型資金の流入が増えると、90ドルを越す可能性が高い。
東京市場
NY原油が史上初の84ドル台になったものの円高や利食い売りなどで、思ったほど伸びずに製品のガソリン、灯油は始まり、その後ガソリン期近が納会を前にして買い戻しに大幅高となる一方、期先は連休まえの利食い売りに地合いを弱めていた、後場になってから灯油は利食い売りが先行となり地合いを弱めそのまま小反落して引けた。ただガソリンは前場同期近が堅調なことから全限がプラスで引けた。原油も総じて小幅続伸して終えた。