時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

4/27 デイリーレポート

2007年04月27日 17時41分19秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY金はドル高が加速したことに嫌気した売りで値を下げその後も原油安なので下げを拡大し急落して引けた。
東京市場の金は為替が119円台半ばの円安基調となっているもののNY市場の続落とスポット価格の下落を受けた手じまい売りで大幅に下落し先限4月は2608円(前日比42円安)で前場は引けた。
後場になってから押し目買いなので多少値を戻す場面もあったが調整売りなので戻りきれずに反落のまま引けた。
・穀物
シカゴ・コーンは週間輸出成約高が事前予想を上回ったが時間外取引の高値を抜けなかったことが嫌気され、戻り売りなので反落に転じた。また来週は好天の予報から作付け進展観測が広がり、利食い売りなので反落して引けた。
シガコ大豆は独自の支援材料がなくコーンが反落したことや潤沢な在庫を嫌気して売りに反落して引けた。
東京市場のコーンはシガコ安を受けて下落して始まった。その後の節では夜間安なので軟調に推移し前場は引けた。後場に入ってから明日から連休を前に弱気筋が玉整理に動いたことで下げ幅を縮小させて引けた。
NON-GMO大豆は概ね小安く前場は引けたが後場に入ってからコーンと同様に弱気筋の玉整理で上昇し先限は前日の高値も更新して引けた。
・石油
NY原油は昨日発表された在庫統計でガソリン在庫が一段の落ち込みと1ヶ月後に始まる夏のドライブシーズン中の供給不安と製油所の供給障害なので改質ガソリン相場が大幅に上昇したことで6月限は66.40ドルまで値を伸した。しかし終盤に入ってから早めに利益確定する動きから改質ガソリン相場が下げに転じたため、急速に下値を切り下げ大幅に下落して引けた。
東京市場はNY原油の反落を受け原油製品ともに小幅反落して取引が始まった、その後は連休前の手じまい売りなので下げ幅を拡大させ前場は引けた。後場に入ってからは閑散な商いが続きガソリンは前引けと変わらず、灯油は軟調な相場を引き続き下げ幅を拡大して引けた。

4/26 デイリーレポート

2007年04月26日 17時27分46秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY金は原油高やドル安なので値を上昇したものの耐久財受注が予想を上回ってドルが上昇に嫌気され値を下げ、金はまちまちで引けた。
東京市場はNYが小幅続落となったものの為替の円安を受けた買いなので反発して取引が始まった、そのあとスポット価格の堅調や円安に進んだことにより上げ幅も拡大して引けた。
・穀物
シカゴ・コーンは中西部の降雨による作付け遅れや小麦の急騰をはやした。
フアンド筋の大口買いでスポット高まで値を上げたが来週後半に好天予報が出され、たため利食い売りで下押し、上げ幅を縮小して引けた。
シカゴ大豆はコーンや小麦の急伸をはやしたフアンド筋の買いで急伸したが高値では利食い売りに下押しされて引けた。
東京市場のコーンは産地の天候不順よりシガコ高で前場2節期近4本が
ストップ高まで急伸した。その後も地合は強かったが大引けでは利食い売りにストップははがれ、当限のみストップ高その他は上げ幅を縮小して引けた。
NON-GMO大豆は期近を中心に高寄りしたがその後の節からは今いち人気がでず揉みあったそのあと手じまい売りなので上げ幅を縮小して引けた。
・石油
NY原油はEIAから発表された、週間在庫統計でガソリン在庫が予想以上に減少したこと受け先行の供給緊迫感がさらに強まるとのことで改質ガソリンに追随する動きとなり急反発で引けた。
石油製品のガソリンは予想を大幅に上回る在庫減少を背景にした買いで上昇、ヒーテイングオイルはガソリン高や好調な需要を好感した買いで急反発して引けた。
東京市場の製品は新甫11月限のガソリンが63900円(10月限比100円安)灯油が66000円(10月限比1750円高)で発会した。その後は弱含みで揉みあいとなったが時間外取引がプラスになったことでフアンドの買いが10月限中心に入ったことでガソリン、灯油ともに上昇し上げ幅を拡大させて引けた。

4/25 デイリーレポート

2007年04月25日 17時34分03秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY金は原油相場の反落したことや買い過剰感による手じまい売りが優勢となり続落となって引けた。
東京金はNY市場の下落を受け手じまい売りなので軒並反落して取引が始まった。その後も株安なので下げ幅を広げたが後場に入って、後半にスポット価格の上昇なので押し目買いが出て下げ幅を縮小させて引けた。
・穀物
シカゴ・コーンは作物進展報告で作付けが事前予想を下回ったことや来週後半中西部に平年を上回る雨量が予報されたことによって投機筋の買いで急反発して引けた。
本日フアンドは5000枚買い越し
大豆はコーンの作付けが予想を下回ったことから大豆の作付けの面積が増加する見通しと在庫が潤沢なことでフアンドの売りなので大幅続落して引けた。
東京市場のコーンはシガコ高により反発して寄り付いた、その後は夜間取引が上昇した割りに原油、ゴム、金属が軟調商状であることで上げ渋りぎみで引けた。
NON-GMO大豆はシカゴ安により期近限月が続落したがコーンの上昇に期先は底堅い動きに推移し、新甫4月限は寄り付きから地合いを強め4万8200円で引けた。

・石油
NY原油は依然としてナイジュリアの政情不安や先行きの供給緊迫感なので改質ガソリン相場の上昇に追随して始まったが、週間在庫統計を明日に控えて高値を積極的に買い進めることができず、後半は一転してポジション調整する動きに押され急反落となって引けた。
石油製品の改質ガソリンは供給不安が高まるなか高値を更新したが、在庫統計を前にした調整により期近2本以外が急反落し、ヒーテイグオイルも高値調整場面となり反落した。
東京市場のガソリン当限5月は前日比750円高の64,660円と高納会した。5月から本格化する製油所の修理を控え、仕切り価格引き上げに伴う現物相場の上昇や今後の需要増を見込んで買い方の受け腰を強めた。2番限以降は日経平均株価の下落と円高を背景にゴールデンウイークを控えた玉整理の利食い売りで反落して引けた。原油、灯油もガソリンと同様に反落して終了。


4/24 デイリーレポート

2007年04月24日 17時48分13秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY金は金曜の高値にとどかずドル高を嫌気した売りなので反落したが原油が上昇したことで下値より切り返したが小反落で引けた。
東京市場の金はNY安で反落して取引始まり、当限4月限2631(5円安)で納会した。そのあと円高が進行したことやスポット価格が軟調に推移したことで売り優勢になり先限2月限は前日比べより21円安まで下落したが大引けにかけて押し目買いなので値を戻し、先限2月限は2640円(13円安)で引けた。
・穀物
シカゴ・コーンは先週末の中西部の好天で作付きが進展との見方なのでフアンドの売りなので続落して引けた。
本日フアンドは7000枚売り越し。
シガコ大豆は小麦安、コーン安などと産地在庫が潤沢なことが嫌気されフアンドの売りなので反落して引けた。
東京市場のコーンはシガコ安で小安く始まった、あとも軟調となったが昨日同様に期先が下げ渋りを見せ、期近は130円―170円安、期先は20円―60円安で引けた。
NON-GMO大豆は当限4月限の納会が急落したことや夜間取引が下落したことで地合いを悪くし、先限を除く全限がストップ安となり先限も急落して引けた。
・石油
NY原油はベルギーの製油所でストライギが発生する恐れが強まったことや
ナイジュリアの大統領選後の混乱から石油施設への攻撃が再開されるとの思惑
が強まり先行きの供給不安が高まり大幅に続伸した。
石油製品も米国内で複数の製油所で供給障害が発生するなどで夏のトライブ
シーズン中の供給不安により急伸した。
東京市場はNY市場の急伸を受け、原油製品とも期先限月を中心に軒並み急伸して取引が始まった。その後は円高や株安により利食い売りで上げ幅を縮小したものの、3銘柄ともに下げ渋りをみて、ガソリンは先限灯油は先3本原油は当限を除く全限が4桁高の急騰で終了した。

4/23 デイリーレポート

2007年04月23日 18時27分33秒 | デイリーレポート
・貴金属
NY金は中国株の反発や原油高なので上昇した。その後も銀、プラチナの高値更新を支援材料と700ドル目前までフアンド筋のテクニカル買いなどが入ったが大台(6月限)までは値をつけずに引けた。
東京金はNY市場高と円安を好感して続伸して始まり、前場は堅調に推移して引けたが後場に入ってから円高やスポット価格が下落したことにより利食い売りなので上げ幅を縮小させた。先限2月は2653円(16円高)で終了。
・穀物
シカゴ コーンは小麦の急伸で時間外取引は上昇したが中西部の好天予報による作付け進展観測が広がったことを嫌気した、ヘッジフアンドのうりなので続落して引けた。
本日フアンドは7000枚売り越し。
シガコ大豆は安値では当業者の買いやコーンとのスプレットの買い又原油上昇により大豆油高をはやした、買いで続伸した。
東京コーンはシカゴ安で期近中心に下落して始まった。しかし、その後の節では夜間が軟調である割りに底堅い動きを見せ大引けでは先限5月は26,520円(20円安)と期近に比べ底堅く引けた。
NON-GMO大豆はシガコ高なので続伸して始まったがそのあとは支援材料難なので値動きが少なく期先限月は寄りとほぼ変わらずで引けた。
・石油
NY原油は期近5月限が高納会となったことやナイジュリアで初の大統領選挙をあすに控え政情不安が高まるようだと供給が限定されるとの見方で昨日までの下落局面に対する修正高となった。
石油製品は原油高につられるなか製油所の供給障害発生ニュースなどが支援材料となり改質ガソリンは急反発ヒーテイングオイルも反発した。
東京市場もNY高と円相場の軟調を背景に続伸した。あともガソリンがゴールデンウイークに向けた需要増との見通し、先高期待などでフアンドを中心した買いに上げ幅を拡大した。原油、灯油もガソリンになびいて上昇したが後場になってからフアンドや日計りの手じまい売りなどが高値警戒感により出て、上値より4桁以上急落し、原油製品とも大幅に上げ幅を縮小して引けた。