時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

2/2 デイリーレポート

2007年02月02日 17時49分19秒 | デイリーレポート

 『時鳥レポート』は本日をもって、こちらのブログに変更となりました。今後とも宜しくお願いします。

・貴金属
 NY市場の金は原油相場の上昇をはやした買いや月替りで運用資産が増加した投資顧問が新規買いを入れたことやインデックス・ファンドの買いにより、昨年8月上旬以来となる高値(667.2ドル)まで上昇した。しかし、原油が上値追いとなったが利食い売りが優勢となったことにより、4月限は前日比から5.1ドル高の663.0ドルで上げ幅を縮小して終了した。
 東京市場の金の寄り付きは外電高により15円高の2,567円で始まった。
その後、方向性がなく高値で揉み合いながら値動きなく、12月限は寄り付き値と変わらずの2,567円で終了した。

・穀物
 シカゴ市場のコーンの時間外取引はマイナスサイドに至った後、立会いは値決めと思われる当業者の押し目買いが入ったことやエタノール需要の増加見通し、原油の上昇をはやした買いにより一週間ぶりの高値に上昇したが、月末を控えた整理売りやローカルの手仕舞い売りにより、3月限は前日比から0.75セント安の404.00セントで終了した。
 東京市場のとうもろこしは外電安により、寄り付きは300円安の26,950円で始まった。
 その後、軟調地合いが続き、週末を控えていることから手仕舞い売りなどが見られたことにより、前日比から390円安の26,860円で下落して終了した。

 シカゴ市場の大豆の時間外取引は売りが先行した後、押し目買いにより値を725.25セントまで上昇した。立会いは高水準の週間輸出成約高や作付減少観測、アルゼンチンの乾燥予報、原油の上昇などにより投機筋の買いが入ったことで昨日の高値(729.25セント)を上回ったが、買い過剰感やコーンの下落により、3月限は前日比から2.00セント高の721.50セントで終了した。
 東京市場のNon-GMO大豆は外電高以上に前日の夜間取引比で下落したことを重視したことにより、寄り付きは380円安の45,880円で始まった。
 その後、期近の地合いが悪いことから大引けにかけて期近5本がストップ安になったことから、期先も値を崩していき、先限は前日比から690円安の45,570円で終了した。

・石油
 NY市場の原油は週間米天然ガス在庫の減少幅が予想を下回ったことを嫌気され、短期的な買われすぎ感などを背景に利食い売りなどが進んだ後、米北東部地域が来週、寒波に見舞われる見通しなことやチャート面の改善などから、3月限は1月4日以来の58.86ドルまで急上昇した。しかし、短期的な上げすぎ感などから、再び利食い売りが継続したことから、3月限は前日比から0.84ドル安の57.30ドルで終了した。
 東京市場の石油製品は外電安により、ガソリン先限の寄り付きは60円安の57,780円、灯油先限の寄り付きは170円安の53,700円で始まった。
 その後、売買の材料不足により、両銘柄ともにまちまちで推移したことにより、ガソリン8月限は寄り付きと変わらずの57,780円で終了し、灯油8月限は米国の気温低下の期待感などにより、寄り付きから280円高の53,980円で上昇して終了した。