時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月31日デイリーレポート

2007年10月31日 17時41分39秒 | デイリーレポート
10月31日(水)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは反落。原油と金などの急落を嫌気されたことと、小麦や大豆の急落と米国コーンの収穫高が過去最高を更新にファンド筋の売りが出され12限370.25セント(-5.75)で終えた。
シカゴ大豆は急反落。原油、金など外部市場の相場後退を嫌気したことと収穫進展にファンドの売りや利食い売りが先行し下落し、11限は大台を割り込み992.00セント(-19.00)引けた
東京市場
シカゴ安だったことと高値警戒した売りが殺到し、寄り付きは4番きりまでストップ安に張り付き、先限2本も大幅安で始まり、11限は31.440円(-760)に下落した、その後はやや落ち着き先4本は値を戻して11限31.680円(-520)まで戻して前場を終えた。後場からは動きの少ない展開となり、地合いを弱めたままの商状となって引け11限は31.700円(-500)で終えた。
NON-G大豆はシカゴの大幅安とコーン急落嫌気した売りに前3本がストップ安を含む大幅安して寄り付き、その後はコーン同様に落ち着きを取り戻し、期近が制限幅を離れたほか、期先も下げ幅を縮小し、10限は61.790円(-330)で前場を終えた。後場はやや戻り歩調で引け10限は61.820円(-300)で終えた。国内穀物定期は目先の原油、金など高止まりが見えたことから、シカゴに比べて割り高感があることで上値の重い展開の可能性があり、目先は戻り売りでいいと思います。


石油市場
NY原油は大幅急反落。利下げの幅が不透明なことでドルが下げ止まり反発したことから商品安となり、また買われ過ぎ感の広がりやメキシコ湾岸の原油生産を再開するとのことでポジション調整の利食い売りに急速に値を切り下げ12限は90.38ドル(-3.15)まで反落して引けた。
東京市場
NY原油が3ドル超の下落をしたことで、原油、製品は手仕舞い売りが殺到し軒並みに4桁下落する大幅安に始まり、ガソリン5限は72.800円(-1.660)灯油は69.700円(-1.120)原油3限は57.440円(-1.650)で寄り付き、その後も製品は下げ場面もあったが、時間外取引が下げ幅を縮小したことなどに押し目買いや買い戻しが入り、原油、製品ともに下げ幅を急宿小、原油、ガソリンは4桁下落のまま引けたが、灯油は前3本がプラスに先限も大幅に戻し5限は70.280円(-540)で前場を終えた。
後場から製品の灯油が前場の地合いを引き継ぎ、灯油在庫が減少の見通しに前4本が続伸して引け、期先2本反落の5限は70.250円(-570)に引け、ガソリンは安値でもみ合いが続いた後、後半に押し目買いなどで下げ幅を縮小させ5限は73.520円(-940)に引けた。一方原油は戻り売りや手仕舞い売りに地合いを弱めたまま3限57.540円(-1.550)で引けた。NY市場は3ドル超の調整をさせて、更なる調整もありうることから、国内の製品は修正安が出やすい状態により、目先は戻りで対処した

10月30日デイリーレポート

2007年10月30日 16時49分26秒 | デイリーレポート
10月30日(火)
穀物シカゴ市場
シカゴコーン続伸
小麦、大豆の急伸に好感した投機筋の買いが入って上値を切り上げた、週間輸出検証が事前予想を上回ったことなども支援材料。
シカゴ大豆大幅続伸
原油の最高値更新やドル安の背景にした投機筋の買いが優勢となり地合いを強め、11限だ10ドルを突破した、また大豆油が最高値を更新したことも支援材料なり11限は1011.00セント(+15.50)まで続伸して引けた。
東京市場
シカゴは確りしていたが、ここに来て売り方の大半が整理買いをしたことで上値が重くなり寄り付きはまちまちで始まり、11限は32.600円(+50)で始まった後、上げ過ぎ感があることで上げ一服となり、利食い売りや戻り売りに値を切り下げ11限は32.350円(-200)の反落して前場を終えた。後場は夜間安と此処数日の強含みの反動から地合いを弱め期央中心に値を下げ11限は32.200円(-350)の反落で終えた。
NON-G大豆はシカゴ高より期先4本は続伸して始まり、その後の節からコーンの下落や、他商品が軟調したことを嫌気され、期近が急落したことで期先も値を削り10限は62.140円(-100)に小幅反落して前場を終えた。後場は夜間がさらに下げたことで、じり安となったが大引けで石油の戻りを好感した押し目買いに先限10限は下げ幅を縮小させ62.120円(-120)で引けた。
石油市場
NY原油は急伸
依然として地政学的なリスクが強まることとドル安が進行しているや、メキシコ原油生産一部停止のニュースなどの好感したファンド筋の買いなどに12限93.80ドルまで買われた。NY原油相場の上昇するピッチは早すぎる感もあるが、これまでと違い、すぐにはポジションをはずさない資金などが大量に流入されファンドのロングポジションを増やしていることから、この流れはしばらく続く可能性がある。
東京市場
NYの急伸を受けた買いに原油、製品は続伸して始まり、ガソリン5限は74.890円(+700)灯油71.130円(+660)原油3限59.450円(+760)まで大幅高となった後、時間外取引が軟化したことから、高値調整の戻り売りや利食い売りに大幅に値を切り下げ、ガソリン、灯油はマイナスに沈んだ、ただ灯油は安値で押し目買いに値を戻し、ガソリン5限74.140(-50)灯油70710円(+240)原油3限59.010(+320)で前場を終えた。後場は高値圏での調整売りが出た後、地合いの強さを回復させ原油、製品供に前引けより値を伸ばしガソリン5限は74.460円(+270)灯油5限70.820円(+350)原油3限59.090円(+400)で引けた。此処での高値を継続している製品ガソリン、灯油の噴いたところの買いは見送ることにして、売り場を見つけ試し売りを仕掛けたい。

10月29日デイリーレポート

2007年10月29日 17時18分35秒 | デイリーレポート
10月29日(月)
穀物シカゴ市場
シカゴコーン続伸。
原油が史上最高値を更新していることや、ドル安を好感したファンド筋の買いなどに12限374.50セント(+8.25)まで続伸した、その後買い一服した後週末の収穫進展見通しを嫌気して、下押しされて372.00セント(+5.75)で終えた。
シカゴ大豆小幅高
原油の高値更新、ドルがユーロに対して最安値を更新したことで11限は節目の10ドルを突破し1007.00セントまでファンドの買いなどに続伸したが、小麦の下落や原油が高値より押されたことに嫌気され、11限は995.50セント(+0.75)まで値を削って引けた。
シカゴ穀物は今まで牽引していた小麦が頭打ちとなり、穀物でのスパイラルの構図が崩れた、ただ原油高、金などが高くインフレ懸念から下値も限定され目先はもみ合いの展開。
東京市場
コーンはシカゴ高と夜間取引堅調などで一代高値を更新させる買い優勢に始まり11限は32.450円(+370)で寄り付き、その後も金、石油の上伸を好感したテクニカルな買いに、売り方の損きり覚悟の買戻しが期近より出され、前2本は制限幅のストップ高に先限11月は32.940円(+860)で前場を終えた。後場に入ってから期先は急激な上げが続く中利食い売りと一部商社の売りなどに上げ幅を大幅に縮小させ11限は32.550円(+470)で引けた。
NON-G大豆はコーンが急伸したことや、夜間高を好感した買いと買戻しに一部が高値更新させて始まり続伸となり、新補10限は62.430円で寄り付いた、その後も地合いは強く手仕舞い買いなどで上げ幅を拡大させ10限62.530円で前場を終えた。
後場は買いが一巡した後、期近12限が急落したことや、コーンが下押ししたこで地合いを弱め前3本はマイナスに新補10限は寄りより値を下げ62.240円で引けた。
石油市場
NY原油市場大幅続伸
地政学リスクを背景に強期調が続いていることと、ドル安を背景にした投機資金が流入していることで高値を更新させ12限は92.22ドル(+1.36)まで上昇した、その後は週末を控えた利食い売りに押され91.86ドル(+1.40)で終えた。NY市場は調整場面を入れながら今後は100ドルを目指す展開になる可能性が充分にある。
原油、ガソリンは総じて続伸したが、灯油は先限を除き反落して始まった、その後時間外取引が92ドルを超したことなどで、ガソリン5限74.750円(+510)灯油71.240円(+690)原油3限58.670円(+360)まで買い優勢な展開となり、上値伸ばした後に利食い売りに上げ幅を削りガソリン5限74.300円(+60)原油は58.530円(+220)灯油は反落となり70.400円(-150)で前場を終えた。後場に入ってからは、売りと買いが交錯し高下しながらの動きとなり原油は続伸し3限は58.690円(+380)ガソリンも続伸したが、5限は鞘修正し74.190円(-50)灯油は利食い売りに小幅反落となり5限70.470円(-80)で終えた、高値を更新し続けている今日の国内ガソリン、灯油の高値買いは見送る方がいいと思います。今は利食い場所と思います。



10月26日デイリーレポート

2007年10月26日 16時44分21秒 | デイリーレポート
10月26日(金)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは反発。ユーロに対するドル安に原油の急伸、金高をはやして反発となった、また週間輸出成約が好調なことなども支援材料となり上値を追い12限は366.25(+9.75)で引けた。
シカゴ大豆は急反発。小麦安を嫌気した売りに下落したが、ユーロに対するドルが最安値に接近し原油、金などを上昇させ切り返し、その後テクニカル買いにファンドの買いを誘い11限は994.75(+18.50)セントで引けた。
シカゴ穀物独自の買い材料は少ないと思いますが。ドル安を見通したファンドの資金が原油、金などに大量に流れていることで、穀物も追随する格好となりファンドのロングポジションが拡大している、ただ、このまま上げ続けるのは無理があり、サブプライムローンの不安を抱えていることの影響で資金ショートすることも充分ある。
東京市場
コーンはシカゴ高を好感され、買い優勢に始まり寄り付きから大幅高に始まり、売り方の踏みを誘う格好となり、売り方の買い戻しとテクニカル買いに値を切り上げ、前引けほぼストップ高の全面高で先限11限は32.060円(+780)で引けた。
後場からも石油の急伸に嫌気した売り方の買い戻しが優勢となり、後1節より全限が制限幅高のストップに張り付き、そのまま地合いを強くして1日を終え11限は32.080円(+800)。
NOM-G大豆はシカゴ高とコーンの急伸を受けた、買い方の新規買いに大幅反発して始まり、その後も夜間高やコーンがストップ高を付けたことで、手仕舞い買いが先行し上げ幅を拡大させ、8限は62.000円(+930)の大幅高で前場を終えた。後場にはいっても、他商品高などでコーン同様に売り方の買い戻しが優勢となり、期先4本が制限幅高のストップに張り付いて終了した。ここに来て穀物のショートポジションは残念ながら整理して、週明けの動向見てやり直し。
石油市場
NY原油は急騰。新しい材料は特になかったが、昨日のEIAからの発表が予想外に在庫急減したことで冬季の供給不安が強まったことや、中東情勢が緊張を続けていることを背景にした買いや、ドル相場の先安観を見通した投機的な資金流入などで期近12限は最高値を更新させ12限は90.46(+3.16)ドルで引けた。再度上昇したことで高値での波乱が続くと思いますが上げ相場は継続中です。
東京市場
NY原油が史上最高値を更新させたことを受けた買いに、原油、製品供に大幅高で始まり、今日発会したガソリン5限は73.050円で4限より1.710円上鞘、灯油69.990円1320円逆鞘で始まった。その後夜間取引が91.ドルをつけたことで、ガソリンは確りしたが、原油、灯油は上値を重くさせ前場を終えた、その後は買い方の利食いした後、中東情勢の緊迫化などの強材料を背景にした押し目買いやファンドの買いが先行し、上げ幅を拡大させガソリン5限は発会値より1.290円高の74.240円、灯油5限は870円高の70.550円に原油3限は58.310円(+2320)高の大幅高で終了した。週明けは堅調な地合いが続くと思いますが、利食い場所になる気がします。



10月25日デイリーレポート

2007年10月25日 17時03分06秒 | デイリーレポート
10月25日(金)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは続落。ユーロ対してドル高による商品安や小麦の急落などが嫌気されて続落したが、原油相場の急反発で金や大豆が切り返したことから12限は362.50(+1.50)まで地合いを強めた、その後小麦がストップ安に張り付いたことやコーンベルト西部の好天予報による収穫進展が圧迫され続落し12限356.50(-4.50)セントで引けた。
シカゴ大豆は反落。新規の支援材料に欠けるなか、小麦の急落やドル高を嫌気して反落して始まったが、原油高で値を戻したが、ブラジルの降雨や小麦がストップ安に張り付いたことなどが圧迫し11限は976.25(-5.50)セントで引けた。
東京市場
コーンはシカゴ安と為替の円高に、期先11限で寄り付きの予想幅は-250円であったが石油製品が急騰したことなどで下げ幅は限定され期先11限は31.380円(-130)で始まり、その後も海上運賃が119円台まで上昇を続けていることを好感した、買い方の新規買いや手仕舞い買いが優勢となり期近より地合い強め、マイナスから一代の高値を更新する限月が相次ぎ反発して前場を終え11限は31.540円(+30)で引けた。
後場に入って、為替が113円台の円高に振れたことなどで買い方の利食い売りが出たことで、先限11限は前引けの高値より-260円安の31.280円(-230)で引けた。ここに来ての売り方は苦戦が続き踏みは出やすい状態になっています、ただ国内定期はシカゴに比べ人気が先行し割高なことから、ストップロスをかけ戻り売りで行きたい。
NON-G大豆の寄り付きは反落して始まった後、夜間取引高やフレート高にコーン同様に値を戻し8限は61.560円(+170)で前場を終えた。
後場に入ってから、明日の納会を迎えて昨日より当限10限が空買い筋の手仕舞い売りが大量に出たことで、今日も大幅安となり10限は58.820円(-1.260円)まで下げたことと夜間が軟調に推移したことで、利食い売りが先行し先限8月はプラスから値を削り61.070円(-320)まで下げて引けた。
石油市場
NY原油は急反発。夜間取引中でトルコ軍はイラク北部のクルド人武装勢力の拠点を攻撃したとの報を受け回復させた後、米エネルギー情報局(EIA)からの発表された週間在庫統計で、原油在庫が予想外に急減したことを好感し12限は87.10(+1.83)ドルまで急反発して終えた。zd
東京市場
原油、製品は全限が4桁の上伸となるなど急伸して取引が始まった。原油は先限が上場来を更新したほか、当限を除く全限の高値を更新、ガソリン、灯油も買いが優勢となり地合いを強めガソリン4限69.320円(+2.070)灯油69.360円(+1.480)原油56.170円(+1.380)に相次ぐ一代の高値を更新させて前場を終えた。
後場からもガソリンの地合いは強く、前引けの高値圏でもみ合いの商状は大引けまで続いて終えて4限は69.430(+2.180)円、灯油も確りし64.920円(+1.540)原油は55.990円。(+1.200)