時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

2/5 デイリーレポート

2007年02月05日 17時48分23秒 | デイリーレポート

・貴金属
 NY市場の金は米雇用統計で非農業部門就業者数が予想を下回ってドル安となったものの、その後、下値からドルが急反発したことにより、ファンド筋が金などを利食い売りなどをしたことにより、4月限は前日比から11.5ドル安の651.5ドルで終了した。
 東京市場の金の寄り付きは外電安により21円安の2,546円で始まった。
その後、現物価格の下落とファンドの手仕舞い売りなどが見られたことによって、12月限は前日比から35円安の2,532円で下げ幅を拡大して終了した。

・穀物
 シカゴ市場のコーンは、ローカルの売りなどで今週の安値を下回り、逆指し売りなどで値を下げた後、大豆が上値追いとなって一代高値(738.00セント)を更新したことが好感されたことにより、投機筋のテクニカル買いが入ったことにより、前日比から4.00セント高の402.00セントで終了した。
 東京市場のとうもろこしは外電高や大豆の一代高値を更新したことなどにより、寄り付きは300円高の27,160円で始まった。
 その後、大豆と夜間取引がしっかりとしていたが、利食い売りなどが見られたことにより高値から若干値を下げ、とうもろこし先限は寄り付きから10円安の27,150円で、寄り付きとほぼ変わらずで終了した。

 シカゴ市場の大豆は、作付減少観測などにより、ファンド筋の一部がコーンの買いを手仕舞って大豆を買ったことなどにより、3月限は一代高値(738.00セント)を更新し、大引けは前日比から15.25セント高の736.75セントで終了した。
 東京市場のNon-GMO大豆は外電高により、寄り付きは800円高の46,370円で始まり、その後も夜間取引高により値を上げたが、午後は夜間取引が値を下げたものの、シカゴ大豆が一代高値を更新したことなどにより地合いが強いことから、大引けは46,770円で終了した。

・石油
 NY市場の原油は来週、米北東部地域で一段と気温低下との見通しや地政学的リスクの高まりなどを背景にテクニカル主導で上昇し、3月限は前日比から1.72ドル高の59.02ドルで終了した。
 東京市場の石油製品は外電高により、ガソリン先限の寄り付きは1,360円高の59,140円、灯油先限の寄り付きは1,200円高の55,180円で始まった。
 午前中に夜間の小幅下落とファンドが高値圏で売りが見られたことにより、両銘柄とも大幅に上げ幅を縮小して、ガソリン8月限は前日比から840円高の58,620円、灯油8月限は前日比から800円高の54,780円で終了した。

2/5 ウイークリーレポート

2007年02月05日 09時06分26秒 | ウイークリーレポート
 本日は、東京金の動きについて記しました。

 先週、一週間の動向は、チャート面を見てみると押し目買いなどにより、陽線の状態で終了しました。

 上げ要因としては原油相場が急反発(米北東部地域による気温低下の見通しなど)により節目の50ドルの大台を一瞬付けた後、さらに60ドルへ進行している状態が予想されること。
 また、年明けでもチャート面は堅調な動きをしていることを背景に、インデックス・ファンドなどによる買いが金の方へ資金を増大していること、さらに世界全体の経済なども改善の方向へ向かっていることなども金の買いを一層引き立てていると考えられます。

 そして、チャート面も買いやすい状態で伺えられることから、今後もまだまだ買い人気が継続すると思われます。

 結果、先週29日の期先寄り付き値は2,553円から始まり、2日の期先は2,567円で終了し、東京とうもろこしの1/23~2/2の引け値は△23円でした。