ツイッターをのTLを見てたら、経歴詐称をしている人たちの話題が色々出ていた。
私は、経歴詐称について、言論人や政治家が行っていた場合は厳しく対処すべきだと考えている。
別に、学歴や職歴なんてその人の行っていることや著作の価値に関係ないということは言えるかもしれない。
茂木健一郎さんなんかは、経歴詐称なんて小さいことにこだわることこそが問題だし、くだらないことだと言っている。
けれども、経歴なんて見ずにその人そのもので判断といっても、人間のものごとを見る目というのが、それほどきっちりと価値の評価ができるものなのだろうか。
私はそうは思わない。人は色々なものにどうしても影響を受けてしまう。ものごとを見る目というのは、誰しも歪んでいるし曇っていると考えるべきだ。
特に発言の説得力なんかは、内容よりも、その人の経歴、声の質やしゃべり方それに容姿など、様々なものから判断しているのではないだろうか。
だからこそ経歴詐称をするようなその歪みにつけ込もうとする輩には、厳しく対処すべきだと考えるのである。
これを書いていたら、小田嶋隆さんの『人はなぜ学歴にこだわるのか。 (知恵の森文庫) 』が読みたくなった。
こないだ、本を大量に段ボール箱に詰め込んで押し入れにほりこんだんだけど、あの中かな。
探すのは骨が折れそう。
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