批判者に対して上から目線で「勉強不足、教科書嫁」とか言ってる御仁って要するに「勉強する=自分の意見に同意してくれる」ということを意味しているだけなんだからまともに相手にする必要なんかないんじゃないのか?
現実においても政策効果が教科書通りに起きると考えてる時点でドアホだよねぇ。変に勉強して賢くなったつもりでいるから、救いようのない馬鹿になるんだよ。
競馬でもやって、後付け説明が巧みな解説者の予想的中率がどれ程のものか実際に体験してみればいいんやないかな。
予想の精度を上げるのにレースの検証は大事だけど、でもどんだけ精度を上げても的中率が3割越えるとかは不可能で、結局は運次第でしかないのもわかるんやないかな。
信長とか家康は、割と本気で、「戦争のばっかりしない、ちゃんとした社会を作りたい」という青臭い理想を生涯持っていた感じがあります。秀吉はちょっと違う、というか、方向性か異なる感じがする。
「織田信長が長生きしていたら海外制覇を目指した」と、「伊達政宗が10年早く生まれていたら天下を目指した」は、戦国2大過大評価だと思っている。
で、渡部昇一が「名将言行録は明治時代の本だったので半分講談本扱いにされてアカデミズムでは全く評価されないが自分はすごい本だと思う」と言っているんだけど、これ本当に講談本みたいなもので2ちゃんと対して変わんないようなところもあるんだよね
『名将言行録』は戦前は武士道の本ということで非常に読まれていた本で、岩波からも全8巻で出ていたくらいです。で、戦後も渡部昇一が致知出版から紹介本を出している(この著者と版元でどういう思想傾向の本かわかると思う)
『関八州古戦録』や『常山紀談』、『藩翰譜』は江戸時代の本だけど、まだ古記録を見たり戦国生き残りの聞き書きを取っているから二次史料でも臨場感あるけど、『名将言行録』は本当にネタを集めまくっただけで講談としか言いようが無い所も多いよ、300年前の話を集めてんだしな…
藩翰譜は1702年成立だから大阪夏の陣から87年後。今の日本人が戦前の日本について語るようなもので、この頃だと「じいちゃんから聞いた」とかいう話がポツポツ交じるんだよね。
常山紀談は藩翰譜より遅れて1739年(元文4年)序。戦国から124年後の本。今の人が「坂の上の雲」を想定するような話。「ひいおじいちゃんはすごかった」系の聞き書きが出てくる。森銑三が書いているが意外と俗書でも複数証言を気にしたりしてまじめに書いているんだよね、これは
名将言行録は239年前の話を書いているから、なにしろ先祖の話とかも完全にネタでしか無いよな。岡谷繁実も修史館御用掛などもやっているけども、どうも幕末の風雲に乗った人で学者じゃないんだよな。筆写時の誤りも相当あると思うし、史実の扱い方も白石や湯浅常山より雑な感じがする
↓RT よく見たらひなまつりのフォントが全然違うやん。調べたらウルトラマンレオの、第1話のタイトル画面から編集したもんなんやね。