不整脈のトラウマに打ち勝って明るく前向きに生きる男の顛末記

明るく前向きに生きることで
不整脈とQOLをコントロールした男の生きざまを描く

ボッチは強いのか?弱いのか?

2024-06-04 05:48:24 | 人間学


モンキチョウ


ボッチ。
ここでいうボッチとは?。
コミケ力はあるが好き好んで独りになりたがるヤツ。
コミケ力はあるが集団の中に居ると疲れるので結果的に独りになるヤツ。
また、日常のほとんどのことは自己完結できる能力のあるヤツのことを指す。
無能者や変質者のように周囲から拒絶されるヤツらや、
親のすねをかじって引きこもって一人という輩はボッチではないので注意されたし。

あと、ここはビョウキブログデスカ?。
という疑問が湧くかもしれないが、
病いという足かせが外れると病のことをぼやく必要がなくなり、
病以外のことが考えられるようになるので自由闊達になれる。
そのように解釈していただければ幸いである。


ボッチは強い。
災害に遭って周りに誰もいないとき、無人島に一人でほっぽり出されたとき、
生き残れるのはスマホという外部記憶装置ではない、
己の脳みそに豊富な知識と経験を蓄えたボッチである。

ボッチは弱い。
社会生活を集団で過ごさなければならなくなったとき。
皮をかぶり続けるのに疲れるのでやがて自分勝手に動き出し、
いずれは集団から脱落してボッチに戻る。
もし集団生活から逃げることができなくなったらボッチは実質的に死んだも同じだ。
集団の和をかき乱すやっかみ者か孤立して後ろ指をさされる爪弾き者となる。

呂布は一騎当千と言われたが、たとえ烏合の衆であっても1万人いたら呂布でも勝てない。
数は力、人の和は足し算、人の縁は掛け算である。


最近、ボッチ好きのワタクシに会いたいと
遠方からわざわざ会津に来てくださった方がいる。
この方、腰が低く自身は低能であると事あるごとに言ってくるのだが、
こういう方は要注意である。

今回の来訪は、とあるイベントの下見も兼ねていたのだが、
イベント時の宿泊先に挨拶がてらお土産を渡し、
条件が合わず宿泊予定をキャンセルした宿泊先にもお土産と謝罪の挨拶をし
今宵の宿泊先にもお土産を持参し、お世話になりますと渡す。
私も過大なほどのお土産をいただいた。

イベントで夜間複数人で撮影をやることになるわけだが、
イベント会場近くの道路わきの待避所や、国立公園の展望所などの使用許可を取るのである。
あ~いうのって使用許可とれるんだ
(もちろん誰もいない夜だから約束事を守れば使ってもいいよ的な意味である)。
さらにドローンを飛ばせるか否か?、飛行許可の必要性有無の確認まで、
ありとあらゆることをテキパキとこなしていく。
聞けば市町村や県や国の機関に電話しまくって管轄権者を探し交渉するのだそう。

自分は何でも自己完結させようとするボッチである。
この方は人の和と人の縁を巧みに使う集団型の人であると推測されるが、
行動力・実行力の差でボッチ力でも大きく負けている。
自分ボッチは人の和、人の縁をほとんど使えないので人間力では大差がつく。

身の程という言葉がある。
あまりいい意味で使われない言葉だが、実は大切な言葉だ。
これは己の価値感やこだわり、好き嫌い、持って生まれた行動力(行動範囲)、
体力や持久力、持病による制限、財力、
仕事や家族によって自由に使える時間の多い少ないなどを足し合わせたものが、
己の身の程となる。

人の和を図り、
人の縁を構築し、
それを巧みに使いこなす方にボッチオンリーの人間は勝てない。

世の中に自分よりすごい人間は五万といるが、まあこういう理屈故である。

ボッチは強いのか?弱いのか?
食うに困らない能力や自主自立性を持ち、
己の狭い世界に閉じこもっても一人で生きていけるボッチであれば強い。
周囲からの影響を受けず独自路線を歩めるからね。
ただ、行き過ぎると深い闇に堕ちて、
自死を図ったり、無敵の人になって他人様に迷惑をかける恐れが大きくなる。

あまり個に深く沈みすぎず、適度に集団と付き合いながら生きるのが吉である。