お母さんと読む英語の絵本

読み聞かせにぴったりな英語絵本から、米国の子どもたちの世界をご紹介
子どもをバイリンガルに…とお考えのお母さんに

ベッドタイムのさんすう

2013-09-05 | Kids Life

 この夏、シリコンバレーの図書館は、3歳から9歳までのこどもたちを対象に、"Bedtime Math" (ベッドタイムの算数)という実験プロジェクトを行いました。

 図書館を通じてプログラムに参加登録すると、毎日、子どものレベルにあわせた日替わりの問題がインタネットを通じて提供され、それを親子で協力して解くというものです。問題を提供するのはNPOの ”BedTimeMath.com" で、問題は、eメールで受け取るか、BedTimeMath.com のウェブサイトから直接ダウンロードするか、またはフェイスブックからダウンロードします。

 「親子で」の最初は、問題を親子で音読することから。声を出して問題を読みおわったら、それから子どもが問題を解きます。問題を解くのは子どもですが、うまく解けない場合には、親が問題をかみくだいて説明するなど、子どもにヒントを与えることになっています。上手なヒントの出し方は ”BedTimeMath.com" が示唆してくれます。

 ウェブ・ラーニングなので、原則それぞれの自宅での個別学習ですが、夏休み中でもあり、初めてのトライアルということもあり、図書館が閉館後の夜の時間に登録メンバーのパジャマパーティを開催してメンバー同士の交流の場を設けて,好評でした。

  ”BedTimeMath.com" のファウンダーは宇宙物理学者のLaura B. Overdeck女史。プログラム開発のねらいは、小さい子どもに算数の基礎(リテラシー)を授けること。

 夏休みにプロジェクトをスタートさせた理由について図書館は「アメリカの夏休みは長く、うかうかしていると、子どもが昨年度の学期中に学んだことを忘れてしまうから」と説明しています。が、好評だったので、学校が始まってもプログラムは継続されることになりました。

 さて、今日の絵本は "Zero, Zero, Everywhere" です。 算数!?などという気負いなしに、おもしろく読めます。

Zero, Zero Everywhere! (Early Math)
Trend Factor Press


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