浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

『現日本丸の進路は何処へ』

2010年11月11日 19時45分12秒 | ニュース

本日、APECの閣僚会議が閉幕致しました。
客観的に思うのは、毎回法的措置の無い抽象めいた文言で閉幕しているような気が致します。
今回の2010APECに際し、APEC日本公式ホームページがありました。確かに、環太平洋地域にとっての重要会議である事は間違いありません。しかし、APEC自体の公式ホームページがあるのですから、既存のHPを有効活用する事でいいのではと思いますが。

また、日本の公式ページを拝見致しましたが、APECというグローバル会議にも関わらず、構成はまったくの日本中心。
本国の内容等であれば、真っ当なメディアから情報を得たほうが主観的にみる事が出来ると思います。
携帯電話同様、相変わらず日本固有のガラパゴス化現象なんでしょう。

毎々の私見で恐縮ですが、要はそのポーションに時間/費用/手間暇を掛けるのであれば、現在しきりに問われているFTATPPに関するHPの方が、より多くの国民に支持を得るのではないかと思うのです。
TPPの件に関すれば、全国の農畜産業者は反対。一方、経済界は賛成。という具合に国内が二極化してるわけです。
それぞれ双方の見解はあるのでしょうが、政府は日本の国益を大前提とした政策議論を積極的にし、国民はその議論媒体の一部としてHPを有効に活用し賛否を問う。また、FTAに関しても同様かと。

海外から見た現日本の様は、経済大国と言われる反面、即決性の乏しい国内優柔不断決議途上国と見られているんです。
どれほどの方が、その現実を知ってるのでしょうか。恐らく、海外の国を相手に職業奔走されてる方ぐらいではと考察します。
本来は国を司る議員さんが、危機感焦燥にかられて動くべき姿だとは思うんですが。

酔っ払って、自分のマンションから落ちるような議員さんが、国益を論じるんですから日本も堕ちるのも当然といえば当然なのでしょう。
現政権与党が進水した『日本丸』は、一体どこへ向かうのでしょうか....