浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

『賞味期限』

2010年11月02日 17時44分55秒 | 日記
 本日、大変意味の深い記事を見つけました。
それは、皆さんが日ごろからよく目にしている、賞味期限に付いての記事でした。

記事の内容は、「消費者庁が賞味期限の見直しをする」と決めた事であります。
単なる一記事として受け流す方もいらっしゃるかと思います。それでは、一体何が意味深いのか?

まず、賞味期限が切れた食品は、大量廃棄されている現状があるという事です。
何でも物が揃う日本国内で生活をしていると、意外とこの様な実態を知らない方も多いのではないかと思います。
ただ単に、廃棄処分との認識であり、具体的な数量などはというと見当がつかないのではと。
また、賞味期限と消費期限とを混同してらっしゃる方もいるのではと考察します。
賞味期限と諸費期限の違いに付いては、下記参照下さい。
http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html

要は、日本の食料自給率が低く、輸入の依存度が非常に高い中、一方で食料品を大量に廃棄処分する。
何とも皮肉な現実が、恒常的に行われている事自体に、消費者自身考え直さなければいけないのではと思います。
確かに生産者側も、消費者ニーズを捉えた結果である事は否定出来ませんが、世界の中で物資が十分でない国からみたら..と考えてしまいます。
連日、日本経済に付いて、株価指数や為替と報道されていますが、もっと身近な部分をクローズアップすべきと考えます。

作っては捨てる。そんな国に、これからの将来は無いのかも知れません。
消費者自身、もっと食の大切さや有難みに対して真摯に向き合う時期ではないでしょうか。

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