浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

『災い続きの2011年最初の月』

2011年01月31日 19時58分46秒 | 日記

今の日本列島、一体どうなってしまったのだろうか。大雪に火山噴火、更には今日の伊豆半島に起きた地震。また、各地に蔓延している鳥インフルエンザ。
サッカー日本代表の明るいニュースも表裏一体の如く、また被害が...と報道が流れる。
世界に目を向けても、アメリカ・ニューヨークでは観測史上最大の大雪となっており、アフリカのチュニジア・エジプトでは激しくデモ隊との衝突で国家が大混乱化している。

そんな動乱の月にありながら、依然国会では、地域被害が深刻になってる状況にも関わらず「政倫審だの強制起訴だの」、本当にくだらない時間を費やしている。目を伏せて居眠りするくらいなら、スコップ担いで大雪で被害を受けてる地域や火山灰で大変な宮崎へでも行って、地域住民の為に尽力すべきではないだろうか。国会は、真っ当に議論出来る先生方だけで十分ではないか。まるで下界の如く、無関心さが伝わってくる。時に美辞麗句を並べているが、本当に被害の深刻さを理解しているのか心底懐疑的であり、真の道徳心を疑ってやまない。

然るに、こういう動乱の時だからこそ、真のリーダーが必要なのではないか。正直、ザッケローニ監督に着任して頂いた方が、国民との一体感が出てきて、冗談でも国家が成長していくのはとも思えてしまう。

被害が報告される地域の方々の、安全と無事を当地から切望いたしております。
宮崎・高原地区では火砕流の危険性から避難勧告も出されています。また、北陸地方で立ち往生している列車、また国道で止まってしまった車も未だ多数おられます。二次災害がない様、安全に努められて欲しいと思います。
浅間山麓も、大雪とはなっていませんが連日異常なほどの低温が続いており、水道管の破裂やスリップ事故に十分気を付けて欲しいと思います。
因みに県内菅平では、今朝の気温が氷点下24.3度まで下がり、全国2番目の低さとなってしまいました。

明日から2月。災いなき如月であってほしいものです。

関連記事
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110131-OYT1T00683.htm
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00192212.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/224120



 


「教育への希望とそれが失われた日本」

2011年01月28日 19時27分30秒 | 日記

まずは、後にご紹介をさせていただく記事のタイトルです。恐らく察しはつくかと思いますが、
先進国-新興国 教育-就職と全てが絡んでいる内容です。
今、この場で日教組について云々言うことは致しませんが、日本の教育思想が低下した根源である事は、はっきりと認識しておくべきだと。

先日、北海道の教員が「北方領土はどこの国の領土かわからなくなった」等などと、将来を担う子供たちに問いかけていたのは、ご既承の通りであると思います。また、卒業式には『仰げば尊し』ではなく『○○』を歌って卒業させたかった」と報告したのは、広島県三原市の小学教師。
年度初めから校長らに根回しし、子供たちにも「今年はこの曲を歌おうと思うんよ」と別の曲を聴かせていた等。
教育とは訓練であるとの教えは、既に死語になっているのだろう。それにしても情けない限りだ。
海上自衛隊呉資料館に展示している名句がある「Know Your Boat」(己の艦を知れ)という言葉である。
内容は、それぞれで調べていただければ納得がいくかと。教育=訓練、まさに命がけの事だと。

今や新興国、途上国の人々は、「援助より教育を」と望む声が圧倒的に強くなっている。1970年位までの日本も、当時そのような教育=国家形成にあったかと思うのだが。残念ながら、今では頓挫してしまった。

そんな中、今日付けニューヨークタイムスの記事で、再度「尖閣問題は中国の主張が理」と掲載されていた。先日の中国/国家主席によるトップセールス(ボーイング200機、日本円にして総額3兆7千億円超)による超破格のお土産が効いてるのか定かではないが。
要は、毎々述べていますが日本の主権は、やはり日本人の手で守る事が一番大事だと。
その為にも、まずは最優先で真の教育、日本を見直す岐路にたたされてると警鐘を促したい。

では、下記記事をご覧になってください。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110126/218154/?P=1
また、別件記事も合わせてご覧になってください。まさに、今の現実かと。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110125/218128/?P=1


『霧島連山 新燃岳 噴火』

2011年01月27日 19時33分19秒 | 日記

昨日、鹿児島と宮崎の県境に位置する「新然岳」が噴火しました。本日も引き続き激しい噴煙をあげており、午後3時過ぎには大きな爆音を伴った噴火もあったとの報告もありました。
同じ火山(浅間山)を有する浅間山麓の一人として、現地に大きな被害が出ない様祈るばかりであります。

以前、私も霧島温泉に行った事がありました。レンタカーを使い、国道223号線の左手に今噴火している霧島連山新燃岳を眺めながら、霧島神宮、更に都城を経て宮崎まで行った時の大変風光明媚な情景を思い出します。しかし、昨年霧島では大雨による道路寸断の被害(車が一気に流されてしまいました)、また今回の噴火と天変地異の如く感じており、その素敵な情景が変わり果てて欲しくない気持ちでいっぱいです。
今季節柄、北西の季節風も非常に強い時期であり、風下にあたる南西側での住宅・交通・農作物の被害が大変心配です。既に、道路・JR等の被害報告等も聞いており、本当に人的災害だけは免れて欲しいと願っています。

また、現在気象庁より火山情報が発令されていますので、地元の方々は勿論、報道も含め十分に注意して欲しいと思います。
火砕流で大きな被害がでた雲仙普賢岳、三宅島の噴火、そして地元浅間山の噴火。
火山列島日本
、ひとたび大きな天災が来ようものなら、あっという間に地獄絵図と変わり果ててしまいます。常々、防災の意識だけは心がけていたいものです。

◆関連記事
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110127/t10013673471000.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4635684.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%87%83%E5%B2%B3



2011.3.5デビュー 東北新幹線『はやぶさ』 

2011年01月26日 19時50分54秒 | 日記
東北新幹線に3月5日から導入される新型車両E5系「はやぶさ」試乗会の参加者募集が今月21日、締め切られました。JR東日本盛岡支社の集計では、定員4000人に対し30倍を超える希望者が殺到しているそうです。
盛岡支社によると、受け付け開始の12日から17日までの集計では、応募が約5万件、参加希望は約12万4000人に上ったようで、応募がピークだった14日は1日で約1万4000件、約3万4000人の申し込みがあったという反響ぶりです。
盛岡支社は「締め切りまでに、希望者はさらに倍近く増えたかもしれない」と分析しており、抽選は“超狭き門”となりそうで「利用者の期待を感じる」と話していました。
試乗会は2月18~20日に大宮―仙台間、盛岡―新青森間の上下線で計8回実施され、大宮―仙台間の一部区間では最高時速300キロも体感できるとの事です。

また、先月新たに新青森まで開業した事にあやかり、最近では雪見の温泉ツアーも大人気だとか。
最も東京から仙台まで2時間弱でいけるのだから、仙台の奥座敷「作並温泉や秋保温泉」もちょっとそこまでっていう感じですよね。また、盛岡でも2時間半だから、奥座敷「つなぎ温泉」なども宜しいかと。
今年の雪見風呂は、今までにないお気軽感覚で楽しめるかもしれないですね。
因みに、「びゅう」商品は首都圏出発が多いのですが、浅間の麓からでもパッケージが組めますから、まずはびゅうプラザに相談してみてはいかがですか。
例えば、大宮駅発の商品を希望した場合、佐久平-大宮間の往復新幹線(指定席)何と5800円をプラスすればパッケージが作れるんですよ。(通常料金ですと、片道で5240円)
ただし、びゅう商品とのパッケージですから暮々もご注意ください。
http://www.jreast.co.jp/e5/top-html.html
http://www.travel.eki-net.com/








『観光立国、日本。未だに足りないコミュニケーションスキル』

2011年01月25日 20時09分45秒 | 日記

先日も、訪日中国人観光客の件に付き投稿を致しましたが、本日は第二弾という事で私見戯言のご拝聴をいただければと思います。
まずは、日経ビジネスの記事をご覧下さい。以前同様、捉え方はご自由です。http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110121/218070/?P=1

「今や、デフレデフレで枯渇してる日本経済。救世主となるのか外国人観光客。」という事で、本国は政府を挙げての観光招致と頑張っています。また地元自治体も独自のコンセプトを持ち、企画立案等など頑張っていますよね。
例えば、今時期ならではの、北海道札幌/ニセコエリアや地元長野の白馬/志賀高原といった各スキー場は、オーストラリアや台湾、中国、韓国からのスキー客で大賑わい。また家電街の王道、秋葉原。定番の京都。食べ歩きの大阪。更にはちょっと変わって医療ツアー取り込みの岡山。またまた、ゴルフ料金が高い韓国からは、九州へとゴルフに温泉三昧。など自国では味わう事の出来ない企画に対して、観光客は地元に豊潤なお金を落としてくれているんですね。
また、その様な外国人観光客増に伴い、地域の雇用促進なんて事にまでなってるから尚好都合。
ただ、好景気に沸く一方、訪日した観光客からのコミュニケーションスキルに関する評価といえば、諸外国と比べてかなり低いものでありました。
それが原因かどうかは定かではないですが、地元白馬のホテルでは、外国人(白人の方々)がベルやレセプションで働いていたとも聞き及んでいます。
ネイティブな英語にはネイティブな英語での接し方なんでしょう。折角のお金をコミュニケーションで逃すわけにも行きませんからね。

最も、美しい日本語をきちんと話せる人が少なくなった昨今、セカンドランゲージなんてありえないですかね。また、本国政治家先生方の外交会議においても、誰かが作文したメモの棒読みじゃ話にもなりませんし。(先日の、書信表明でもメモ読みですからね。それも日本語の)

余談ですが、以前ユニクロや楽天、日産自動車等の社内公用語が英語でという話題になり、識者も含め賛否両論ありましたよね。その件に付いては自分的に多種多様の意見があって然るべきだと思うんです。
 しかし、今のグローバル化した経済圏の中で生き残る為には、一民間企業として当然の流れであるとも感じています。確かに、バブル期のような日本経済が今日でも続いてるのであれば、中には違った考え方もあったのでしょう。日本国内に収益の目処が立たない限り、やはり民間企業であれば外国語圏に商機を見出すのは当然かと。

日本を築き上げてきた諸企業の海外進出となった今、今度は逆に諸外国からの観光客誘致に、本腰を入れて取り組んで行くべだと思います。その為には、受入窓口である方々、更には直接接客される方々のコミュニケーションスキル向上が急務だと思います。その中で、自分は出来ないと言ってしまえば、それは同時に終焉を向かえる結果になると腹をくくるべきかと思います。要は、マルチランゲージではなくても、世界の公用語「英語」だけでも使えれば、視野は拡大に広がる事です。また、中国語に堪能であれば、それはそれで良い事ですので、全体組織としてうまく機能する集合体が大事かと。

そろそろ、いい加減な和製英語から脱却し、最良の接客でお金が落ちる日本の変遷を、自分の存命中に見たいと切望しています。
ただ、日本ならでは「おもてなし」は忘れずに。