浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

『冬の飯山線』

2011年01月13日 19時44分02秒 | 旅行

日本全国、冬将軍の真っ只中で、皆さん大変寒い思いをされてるのではないでしょうか。地域によっては大雪による被害も出ておりますので、十二分にご注意を。昨日も、新潟県の山村部(福島県境近く)では、大雪による医療も大変な状況となっておりましたので、暮々も気を付けていただきたいと思います。

その大雪といえば、知る人ぞしる有名な鉄道区間がございます。長野県から新潟県の豪雪地帯を駆け巡るl『JR飯山線』。このエリアでの降雪といえば、半端では無い程の豪雪地帯であります。長野を出発してから千曲川/信濃川沿いに飯山-戸狩野沢温泉-森宮之原-新潟県に入り津南-十日町-越後川口へと抜ける区間であります。
時代は随分と前ですが、昭和20年に森宮野原駅で2月に於ける最高積雪量7m85cmの記録もありました。現在では、温暖化と称されて以前のような降雪はなくなりましたが、やはりそれでも『飯山線』の絶景は感じられることだと思います。

私自身も、以前津南のスキー場に行った事がありましたが、当時の積雪でも軽く5m近くあった記憶がございます。因みに、自身のスキー場での積雪記録といえば、カナダのアルバータ州バンフ近郊にあります、「Sunshine Village」というスキー場で11mというのがございました。転倒した時には、脱出するだけで一苦労。更には板を探すのに、これまた一苦労なんですね。
だから、昭和20年当時の降雪を考えたら、心底ぞっとしてしまいます。

また、この鉄道区間に興味を持たれてる海外の旅行者もいるんですよ。以前、旅行者の一人(台湾の方です)とmailで数回コンタクトさせて頂いた事もありましたが、日本の「鉄男君」も顔負けといえる鉄道ファンでした。青春18切符を駆使して、日本全国旅していましたね。

冬の絶景『飯山線』、一度乗られてみてはいかがでしょう。また、寒いのが苦手な方は、春先から夏場にかけての『飯山線』も素敵かと。
飯山の菜の花畑や、新緑あふれる秋山郷、更には沿線に展開する有数の温泉など、風光明媚なエリアとしてオススメ致します。

 


『年末年始、いよいよ始まる列島大移動』

2010年12月21日 19時39分38秒 | 旅行

2010年も残すところ、あと10日となりました。毎年恒例、年末年始の列島大移動が、あさってくらいから始まりそうです。車に関しては、ETCの休日割引があさって23日から26日までの第一波、そして大晦日迄の平日扱いを終えた、2011年元旦から3日までが第二波といったところでしょうか。今年は、年末年始における物流にも配慮されたのではと思います。ただ、どうしても利用する方は、なんであろうとも高速を使うわけですから、渋滞はするものと覚悟しておいたほうがいいかと。暮々も事故には気を付けて欲しいものです。http://www.jartic.or.jp/guide/pdf/fuyu101203.pdf

また、各鉄道関係は、今月28日から年明け5日あたりまでの混雑が予想されています。新幹線/在来線を含め、前年比を上回っていますので、鉄道で里帰りされる方はお早めに鉄道窓口へどうぞ。http://www.jreast.co.jp/press/2010/20101211.pdf

空の旅客ですが、23日~1月5日の予約状況は、国内線の予約数が、前年に比べ1.6%減、国際線は休日の日数が少ないことや、日航の路線縮小が影響して、22.7%の大幅減となっているようです。方面によっては、まだチケットの入手も可能だとも。問い合わせは、各航空会社へ。JAL:http://www.jal.co.jp/dom/  ANA:http://www.ana.co.jp/ 

いずれにしても、列島の民族大移動が始まるこの季節、ケガや事故等なくいい年を迎えて欲しいものです。
因みに、当社の年末年始ですが、本年は12月29日の午前中まで、年明けは1月6日より営業をいたしますので宜しくお願い致します。


『JR東日本 12月4日ダイヤ改正』

2010年12月03日 18時26分19秒 | 旅行

明日、12月4日のダイヤ改正で、いよいよ東北新幹線が新青森駅まで延伸します。当新幹線に付いては、以前の記事でもご紹介をしましたが、何と119年前(明治維新の時)に開通した所要時間と比較したら、圧倒的な速さでビックリですね!当時は、上野-青森間26時間強を要した時間が、明日からは最短で3時間20分で結ばれてしまうんですよ。距離にしますと、上野-新青森間が713.7kmですから、途中の停車時間を踏まえても、平均時速214kmというスピードで走破してしまうんです。因みに、モータースポーツの最高峰であるF1、イギリスグランプリの平均速度に匹敵するくらいですから驚きものですよね。ただ、F1等のモーターレースと違って、ドライバーに掛かる「G」が新幹線では同速であっても殆ど感じませんから、まさに快適そのものですね。

しかし、今回の新幹線スピード化も良い事ばかりでは無い様な声も聞こえてきます。例えば、沿線自治体別でみますと、福島県などはJRに対して要望が出されているようですね。と言いますのは、東北新幹線の駅が県内に3駅(新白河・郡山・福島)あるわけですが、今回の上野-新青森間直通の「はやて」は全列車の3駅通過、また来年3月導入の「はやぶさ」も同じように県内3駅全てが通過の予定であるそうです。
福島県によれば、観光客減に伴う知名度や観光収入減に頭を抱えているようです。同じ線路で結ばれていても、どこかに利害関係が出るのは、毎度の事かもしれませんね。以前の新青森まで開通していない時期は、福島県も相応の対応が出来た事でしょうから、これからは共存共栄を目指していけたらいいのではないでしょうか。一つの県単位ではなく、大きな東北地方活性化の為に。

本日、天気は前線の影響で大荒れとなりましたが、明日の開通に当たっては、晴れやかな開通デビューとなります様願っています。
一度は、新幹線と寝台特急のセットで乗車したいものです。

【関連記事】
http://mainichi.jp/life/today/news/20101203k0000m040052000c.html
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20101203ddlk07020119000c.html
http://www.jreast.co.jp/press/2010/20100916.pdf
http://www.jreast.co.jp/myfirstaomori/?src=ovt

 


『新幹線のファーストクラス』

2010年11月18日 19時44分01秒 | 旅行

いよいよ来月4日、東京-新青森間に運行が始まるJR東日本の東北新幹線『はやぶさ』。
新しい顔立ち、何ともノーズの長い先頭車両の中はというと、これまた凄い車内なんですね。従来のグリーン車を凌ぐ、ファーストクラスのシートが旅行く方々を迎えてくれるんです。名称は『グランクラス』と呼ぶそうです。

新幹線では初の試みだそうですが、東京-新青森間の約3時間20分、贅を味わうのも悪くないかもしれませんね。
乗車時間、3時間20分と言えば、だいたい成田からグアムへ飛行機で行くくらいの時間ですから、45度までリクライニングするシートに身を預けて、美味しいお酒と美味しい食事を味わうのも乙なもんかと思います。

因みに、料金は運賃と新幹線特急料金を合わせ、26,360円(片道)になります。まあ、羽田-青森間のエコノミー正規運賃が3万円を少し超える程ですから、ちょっと贅沢な新幹線での移動も意外にオススメかと思います。

また、函館あたりまで足を伸ばすのであれば、賢い乗車券を手に入れて出かけるのも良いですね!
12月4日の一番列車は既に一杯だそうですが、時間が取れれば一度は乗車してみたい列車のひとつです。

ゆったりの横3列シート
CA専任が常駐するそうです    特別食でしょうか。駅弁も本当は捨て難いんですが...

 


スカイマーク

2010年11月09日 19時36分13秒 | 旅行

 スカイマーク(東京都大田区)は11月8日、エアバス(仏)と旅客機「A380」の購入に関して基本合意し、2014年度をめどに国際線に進出すると発表しました。導入に付いては、6機(うち2機はオプション)との事で、いよいよ本格的に海外へ出て行くそうです。
色々と話題の多い航空会社ですが、今後が非常に楽しみですね。最近流行のLLC参入ってところでしょうか。

一方、国内線に付いても、なにやら面白い時間帯の運行があるようです。やはり、羽田空港が24時間体制になった事で多様な運行が可能になったんですね。
因みに、来年2月に羽田-中部国際空港の開設が予定されているんです。1982年、当時の羽田-小牧空港間のANA375便が新幹線との競合等の理由から廃線をして以来、何と29年ぶりの再開となるんですね。運行時間帯は、やはり最終新幹線の出発以降、23時前後の運行を考えてるそうです。
現羽田空港は、今まで成田空港にはなかった拡張性を感じます。成田空港も、従来の考え方や指針をいつまでも継続していたら、やがては国際線発着もなくなってしまうのではないでしょうか。
何事も共通する事かと思いますが、妥協と犠牲のバランスも大事かと思います。
余談ですが。

いずれにしても、大変便利な時代になりました。
ただ、安全運行が根底にある事だけは忘れて欲しくないです。
御巣鷹山慰霊碑に献花させていただいた際、心底安全を願ってやみませんでした。
1985年8月12日、本当に暑い夏でした。
今後の航空業界発展の為にも、この大惨事を風化させないように願うばかりです。


【関連記事】
http://airportnews.jp/headline/592/

【羽田国際線Youtube Travel】
http://www.youtube.com/YTTravelJP