浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

街の財政より箱物建設、priorityは?

2010年11月08日 19時12分30秒 | ニュース

  隣町、佐久市において、11月14日住民投票が行われます。
投票といっても選挙ではなく、佐久市の総合文化会館建設の是非を問う住民投票でございます。

この市民の是非を問う内容でありますが、この財政厳しき折、一体何を考えてるのでしょうか。
総合文化会館という響きは素晴らしいのですが、そもそも既存施設での対応は無理なんでしょうかね?

確か、20数年程前の昭和61年9月に陳情書が提出され、現在にまで至ってるそうですが、真っ当な方々でしたら時代の変遷くらい理解出来るかと思っております。なにかバブルめいた想いが、ずっと引きずられているのでしょうか。

建設費用から運営費用まで、簡略的に拝見させて頂きましたが、何ともビックリするような費用が投入されるんですよね。
私見ですが、建設に賛成される方って、金銭的に余裕のある方なのかと推察してしまいます。若しくは、身銭を絞り出す必要のない方なのかもと。

今、一般的な市民感情であれば、箱物建設より医療・福祉・雇用等喫緊の課題を望んでるのではないでしょうか。
直接的な言い方をすれば、税金の使途目的そのものを、市民が生きていける為に予算取りするのが当然かと考えます。
極端な話、総合文化施設が出来たからといって、市民生活が変貌を遂げるとは到底思えないんですよね。
簡単な言い方をすれば、単に街の見栄としか思えないんですが...皆さんどう思われます?

街の財政が裕福で、且つ住民全体が何ら不自由ない生活が送られてるのであれば、確かに「文化」っていう言葉も悪くないですよね。
ただ、現実社会はどうです?あいた口がふさがらないです。

今件、隣町の事でありますが、何とも馬鹿げた話かと思い投稿してしまいました。
最後に、投資金額、30数億も費やすのであれば、地元企業に投資された方が、街の活性化に貢献出来ると誰もが考えますよね!

追)今回、投票の為に費やす費用は、6500万円程にもなるそうです。自分の財布だったら、どうjudgementするのか尋ねてみたいです。

【関連記事】
http://www.city.saku.nagano.jp/cms/html/entry/658/152.html

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20101108ddlk20010048000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20101107-OYT8T00630.htm