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undergroundman* ブログ

つれづれに

you may crawl

2009-12-06 14:21:24 | 音楽的思考
若手バンドで、いま、イイナーとおもうバンドは
school food punishment です。
http://www.sfp-sound.com/

ボーカルの内村友美の歌詞も歌詩というかんじで
なかなかですね。
なかでも、『you may crawl』はいいし、歌詞の難解さもすきだ。
下記で歌詞が出てました。
http://aslyrics.wordpress.com/lyrics/school-food-punishment/air-feel-color-swim-kanji/

謳い方も雰囲気有るし。エキセントリック系は最近おおいので
厳しい順位争いに成ろう。

有名どころでいえば椎名林檎とか、古くはNoccoとか、charaとか
けっこういますものね。

他に気になるのは、Jポップなら、キリンジとか、畠山美由紀とかです。

ボーカルの内村友美のブログ
海と体の芯に触れる

バンドのテクニックも悪くない。

ベースもジャコマニアっぽい存在感あるし、
ドラムセットがシンプルで抜けの良いタムタムには共感できる。
こうした、バンドサウンドを心地よく味付けする感じのリードキーボード。
ライブ映像を見ると足下には沢山のエフェクターで武装。

PVでは、川村ケンスケ氏が加わるだけあって
出来がいいですし。

レベッカがデビューしたときほどの衝撃はないが、
注目ですねー。

テクノと言えば、YMOだ。先駆者ですね。
時を経て、ある種のYMOの系譜をたどるサウンド的でもあるが
いってみれば、系譜の中でのある種の結節点になりうるバンドでは?

School Food Punishment - Japan Expo 2009 (HD)
http://www.youtube.com/watch?v=VzO1RBUngfQ



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陽炎 消息 霊感 歌の鬼

2009-12-05 12:46:37 | 音楽的思考
一言に音楽といっても幅がある。
クラシックもいいですし、ジャズも、ポップスも。
歌にはその時代を象徴する息吹がありますね。

陽炎
PVが出て、一応に鬼束ちひろが復活という感があった。
待ちに待ったファンは多かったに違いない。
鬼束ちひろの歌は霊感に訴えかけてくる、こころの琴線に引っかかる。
歌もうまいですしね。
歌詞などは、深夜、インスピレーション(霊感)をまって作詞しているのを
何かの番組みたことが有る。

どんな創作にも、インスピレーションは
ポンプの呼び水のよに必要なものだ。
だが、あまりに多様するのは、精神を病むことになりかねない。かも?

シュルリアリスムの巨匠、ダリなどは、椅子に座し、スプーンを持って
数日間寝る実験もしたそうだ。
うとうとするとスプーンが落ち目が覚める。
そしてまたうとうとする。これらを繰り返してああした幻想の世界の
インスピレーションを起こそうともしたとも言われております。

創造することは時として苦しい事だ。
そして、おそらく開けてはいけない、芸術の奥の門、狂気の門。
これの存在も有ろう。
霊感にばかり頼るのは危険である。

芸術には狂気が含まれるといつだったか、立川談志も言っていたっけ。

その狂気の門にある意味到達したのだろうと僕は考えているが、
一時期、メディアから消息の無かった鬼束ちひろ。
芸術の狂気の門の前でいろいろあったのではないか?と個人的には思う。

二年ぶりの映像。
とにかく、生きていてくれて良かったと思う。

歌い手を救うのはまた歌なのだろう。
乗り越えて、また、歌の鬼に。
それをささえてきた方々もまたすばらしい。

実存ということからいえば、今われわれが享受する現代的な自由は
『自由の刑』といわれたりもする。
でも、僕的に言えば、プラトンの憂いなどどうでもよく
それを越えた芸術性においては論も理も意味を持たないと思う。

鬼気迫るを売りにしなくてももういいのではないか?
もう十分に基盤は出来たのだから。

今回の彼女を見ると肩に力が入っていない。
いい感じですよね。

それにしても陽炎。
芸術の奥の門に連れ去られそうな雰囲気すら感じますね。

今ギャオで見れますよ。(今日現在)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00101/v08485/v0848500000000528134/


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Bonnie Raitt-I can't make you love me

2009-09-15 01:29:36 | 音楽的思考
音楽を聴くと、情景が浮かぶ事がある。

絵画を見ると、音楽が。

懐かしい味にであって思い出すこともおおい。

不思議な物だ。

Bonnie Raitt-I can't make you love me
を聴くと、80年代の豊かな時代を思い出す。

なんでも夢が叶うようなあの感覚と空気。
希望と夢にあふれ、コマーシャルですらハイセンスな物が
多かったように思う。

ほかにもそういう曲は存在する。
The police - Every breath you take
などもそうだ。
こうした感覚は、おそらく個々に年齢で変容する物であろう。

時代が人をつくり、人もまた時代に呼応する。

音楽に救われる、自分の原点を思い出す。
自分の足下をみつめ、おかれた立場をみて
それでも、理想を求めたい。
それは、人の常だとしても、当たり前の事
当たり前な事。それをもう一度確認したくなる。
音楽の持つ力は今も偉大な気がしてならない。



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Radio Junky

Radio Junky meeting

ブルース持(自)論 -1-

2009-08-21 00:54:44 | 音楽的思考
ブルースはいわゆる憂歌である。

昔のアメリカにおける黒人差別のなか
労働しながら歌うところから発祥している。
とくに、綿花を積む作業は、刺との格闘でもある。
とても、つらい作業であったろう。

中島美嘉の「CRY NO MORE」では
メンフォスまでいってPVも撮影。
ブルース調の曲だけに、レーベルのなかで綿花を握っているのは
メタファーなのです。

アイルランド移民も、ジャガイモ飢饉の時代、
リバプールを経て、自由の国をめざし
爪に火を灯す生活から始まったという。
いまでは、多くのアイルランド系がいるが。
(これは、またの機会に話します)

ジャズに、「奇妙な果実」があるが、
この果実とは、比喩で、苦しみから逃れる為に首を吊って
木々にぶら下がっている人々を表している。
そういう時代が過去、アメリカには有った訳だ。

中でも、お金のある者は、楽器が買えるので
ジャズの演奏家になってゆく、教会では、ゴスペルになる。

あの、ルイアームストロングも、子供の頃、白人も黒人も
音楽を聴ける場所では、楽しそうにしている姿を見て
演奏家になったと聴く。

ブルースは、お金がなくても、みかん箱に、鉄線をつけ
ギターに見立て練習した人も多いようだ、
そうしたなか、ブルースのスタイルは始める。
即興で、日々の暮らし、つらい出来事を歌いあるく。
ロバートジョンスン<20年代>も、昨日の歌は覚えていないと
いっていたようである。
それだけ、即興で歌ったのだろう。

とうぜん、当時、苦しくない黒人は居ない。
きっと、歌い手と聞き手が解り合い、うなずく。
そんな、雰囲気がカフェには漂っていたのだろう。
と想像する。

いろいろな、比喩をこめ、卑猥な歌も、詩的にする。
ベイビーという言葉も、ブルースが発端だと言われている。
そうした巧い比喩がロックに継承されてゆくことにもなる。

アメリカのビデオで、BBキングがゆく、ブルースの歴史
というのが、過去有った。
アメリカの教育番組のようだった。そのビデオだ。
見たかったのだが、買えなかった記憶が有る。

ブルースは時代を経て、BBキングの時代にはアーバン化され、
ジャジーかつ洗練されお洒落間な感じすらする。

若干時代が前後するが、
白人もブルースを弾き語るようになる。
エリック クラプトンが若い頃、イギリスで、ブルースを歌うと、
首つりロープを見せびらかせながら挑発的に入ってくる集団が有った。
といっている。
当時は、ブルースやジャズは差別されていた。
また、THE BANDの「ラストワルツ」のなかで、
白人がジャズを聴くと、『悪魔の音楽を聴くな!』と言われた時代が
有った。と、そうした話のくだりがあった。

村上龍の映画、KYOKO にも、ポリスに車を止められた際に
R&Bを聞いていたラジオを
カントリーに変えるシーンが有る。
いまでも、そういう地域はあるらしい。

マルコムマクラーレンは、1960年代のロンドンのソーホーでは
フランス的で、当時はフレンチボヘミアンが集っていたと。
ミックジャガーやその他大物ロックミュージシャンも
パリの哲学書をポケットに忍ばせていたと。
そうした実存主義から、ストーンズのような形になったであろう・・・
アルバム PARIS の中ででそういっている。

たしかに、パリジャズは何ともいい。
マイルスデイビスとジュリエットグレコの恋愛は有名すぎる。
パリは、人種を越えた恋愛も有り、純粋にどこか文化に昇華する力が当時の
サンジェルマンデプレにはあったんでしょうね。

たしかに、歌の歴史において
ブルースをRock 'n' Rollに、(ブルーグラスやロカビリーなど)<50年代>
チャックベリーから始まり、エルビスでRock 'n' Rollは市民権を獲得。
オールマン.B 、ハードロックの目覚め ジミヘン、クリーム、ストーンズ、ツッペリン等々に
つながって行く。
シンガーソングライターも誕生していった。

ブルースから現代のロック、ポップスにつながる過程で
飛び越している何か(ミッシングリンク)を感じるとき、
マルコムの言う通り、パリの風が吹いたせいなのかもしれない。

現代の ポップスやロックに大きな影響を与えているのは、ブルースに他ならない。

僕は、学生時代、バブル期だった。
でも、何となくだが、これは仮の幸せかも?という感があった。
TV放送も豊かな資金力のせいか、夢のある番組も多かった。
僕の年上世代は、みな、トレンドドラマのように、謳歌していたように
感じる。

実際、ロスジェネ世代の自分には、そう感じる。
ある種のひがみかもしれないが、僕にとっては、失われた世代であるがゆえに
失われた青春期のなにかが、有るとおもっている。

少年期には、万博が各地で行われ、夢をたくさんみたあとで
夢を見れない時代になったのです。

自分の世代でしか解らない、価値観もそこに横たわっています。おそらく。

そんなか、クラプトンを通しブルースを知り、そして
BBキング、サニー・ボーイ・ウィリアムソン、ハウリンウルフ、ロバートジョンソン
マディーウォーターズ、エルモアジェイムス、ジョンリーフッカー、バディガイなどなど
聴くようになった。

共感を覚えた。
人生の中にブルースがあるのではなく、人生とはブルース
なんだか、そんな感じがしていたからだ。

男の情けなさや、弱さを歌うブルースメンの姿に
現実味を感じているのだと思います。

蟹工船の本が売れ、また、リメイク映画も公開される。
労働する私たちの心をとらえたのだと言われていますね。
そんな時代、ブルースは加速している。

悲観ではなく、まえ向きなブルースの加速であってほしい。
果実でなくとも、自殺者が後を絶たない日本であるがゆえに。

つづく


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AI-SEE について書こう

2009-06-15 20:50:11 | 音楽的思考
仕事中、ちょっと気分を変えるときに、炭酸が飲みたくなる。
そんな感じで、たまに、AI-SEE が聴きたくなる。

ちょっと、AI-SEE で検索してみた。

ここが、検索にかかった。
http://oops-music.com/info/view.html?oid=2229

ちなみに、AI-SEE とは、メジャーレーベルから出ていた、アーティストです。
http://www.measure-label.com/
で、
僕の高校の同級生であった、YUJIが実質リーダーのバンドです。
ヴォーカル&ギター がSHIBA
ベース&コーラスがYUJI
ドラム ANJI
の3ユニットで、メロコアバンド。

今聴いても、遜色無いので、いいセンスしていたなーと感じます。

yujiにたのまれ僕が、このCDの、グラフィックデザインを担当しました。
思い出深い1枚だ。

高校がバンドブームだった当時からyujiはバンドをやっていて、
当然、僕もyujiとはライブハウスを廻った物だ。

僕は高校を出て、専門学校に入り、フリーランスを経て
会社に入っていて、2年目だった。
残業で帰ってから、yujiと2人で、ああでもない、こうでもないと
深夜まで、Tシャツデザイン、ポスター、フタイヤー、CDのデザインを作った物だ。
懐かしい。



このCDのデザインは、かなり遊んでも要る。
わざと黄金比を崩したり、ずらしたり。

版下づくりまで指示できたので、色もいい感じに出ている。
白も白ではなく、薄アミをひいたり、青も特色を使ってたり、スミ版の使い方にも
気をつかった。

友人のアルバムということもあり、肩の力を抜いて制作できた。
CDを取ると、ブロックが現れたりと
YUJIと僕のアイデアがこもっている。

当時、UNDERGOUNDMAN をペンネームに僕は、フリーのデザイン活動しておりました。


ライブハウスでは
インディアンハイ、エアーボーンなどがでてたなー。

音楽も彼は、パンク、コア、メロコア、グランジで、ラモーンズ、ウエルズに限らず、
僕の好きなブルース系70年代ロック系、TTDや、US3、なども吸収していた。
オルタナティブといったらいいだろうか。

それだからか、様々な要素が入ったアルバムになっている。

本来、つづりは" i see "が正しいのだが、
店頭に並んだ時、A から始まると、先頭に置かれるということで
AI-SEEになったんですよ@@

誰かがなつかしくなって
ネットで検索したとき、このブログにたどり着ける様に
今回、文章に書こうとおもったのです。

それに
1999のアルバムだから、今2009。
ちょうど、今頃、yujiと10年前、制作していたのだなー。

現在は、解散しておりますが、いいアルバムだなと、今もおもっています。
解散時の時も話したし、まあ、いろいろありますな。

そういえば、クサカもユージも元気か?


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