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undergroundman* ブログ

つれづれに

the memory revives vividly.

2011-06-25 23:45:57 | 音楽的思考

眼は閉じれば見えない。

耳はふさいでも有る程度聞こえてしまう。

音の方が物理的で直接的なものだ。

匂いもそうだろう。

味はとりあえず、口を閉じていれば感じない。

LISMO unlimited
http://www.kddi.com/lismo/unlimited/pc/
をみながら、投稿した。

項目は、
・人生の景色を変えた曲
・The・21世紀ロック
・洋楽デビューをした曲
・世界一美しい声の女性ボーカル曲
・最高のソウルバラード
・思い出の映画主題歌
・20歳に聴いた曲・聴くべき曲

です。

それで、曲を思い出した。

CD引っぱって聴いた。
その曲を聴いたら、その時代の記憶というかいろいろなものが
明か明かとよみがえりました。

いいきっかけになった。
不景気でアンニュイな気持ちがあったし、
僕にも、熱い時代はあったんだなーと。過去形にしたくはないけど。

デザイン関係で、はやり、見たり聴いたりの刺激は
イマジネーションにつながるので、摂取してきた。
感動がエネルギーになるからだ。

でも、それをお宅と言われたりもする。w

好景気はもうこないのでしょうか?
不景気は、自信を奪います。

もういちど、原点から。




The Blue Nile

2010-09-10 22:00:08 | 音楽的思考
少し前まで、音楽のブログをやっていた
だいぶ、書いたのだが思い切って消した。
すこし後悔もしているが、また書けばいい。
そうおもい、このブログのカテで、音楽的思考とした。

今日、出先で、iPod を聞きながら歩いていたが
すーと、ブルーナイルの曲"happiness"が聞こえ
ココロに響いた。

このアルバムから聞くようになったという方は多いようだ。
自分もそのくちなのだが
はやりいいですねー、ブルーナイル。

銀細工のように、年齢を重ねるごとに、なんだかしみじみと
このバンドの音楽は味わいが増します。

キャッチーではないが、繰り返されるリフなども
だんだん、心地よくなってくる。

この、"happiness"は
1996年のアルバム、peace at last に収録された曲だ。
1999年の終末論を先取りでもするように
幸福と地獄というか、そいういうテーマでまとまっている。

シンセ多用の曲が多いなか、
このアルバムは、アコースティック感がつよく
弾き語り的で、かつシンプルな曲は、
上質なシンプルな白いシャツのような、
目立たない洗練された魅力をアルバム全体からにじみ出ている。

内省的な感じの曲調は、
しみじみしたいときに聞くと、なんだか、良い時間が流れるように感じる。

96年というと、自分は23歳でした。
今聴くとまた違う魅力を感じる物ですね。

幸せの価値観も、当時と、今とでは違う物ですしね。
お金では買えないものの幸せを多く知ってきますしね。

ググると、http://www.smashingmag.com/dr/04dr/041026bluenile_hana.html
こんなページも発見。

自分は、37歳になる。
こんど、NHKでこういう番組有るらしい。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/project/mc1/
自分も、ロストジェネレーションの世代。
いろいろと考えれば、悩む事が多い。

ブルーナイルでも聴いて、しみじみしながら
自分の人生考えてみようかなw。



マルコム・マクラーレン氏死去

2010-04-09 12:43:18 | 音楽的思考
70から80年代をリードしたある種のクラブシーンともういうか
パンクロックというジャンルがある。

やはり、その時代の空気を、崩したい という、
若い世代の欲求というものは
抑圧の反対のエネルギーとして、生まれて来てしまうのかもしれない。

とくにイギリスの階級的な支配が色濃く残る文化で
おこるのは致し方ないのかもしれない。
マイケルジャクソンのBADなども、マルコムの影響は間接的にあるわけだし
マドンナのVOGEとて、もとは、マルコムが監督した舞台の影響で
原点は、マルコムである。

マルコムのサブカルチャーという名の文化の海の揺らぎの中から
生まれでているメジャーな何かって多くあるように思う。

DUCK ROCKでは、バッファローギャルズが生まれた。
http://www.amazon.co.jp/Duck-Rock-Malcolm-McLaren/dp/B000001FVW

オペラとR&Bの融合、FANSなど意欲的な作品だ
http://www.amazon.co.jp/Fans-Malcolm-McLaren/dp/B000024A7O

ワルツとダンスとロックの融合
http://www.amazon.co.jp/Waltz-Darling-Malcolm-McLaren/dp/B000026ASL/ref=ntt_mus_ep_dpi_11
ここから、ボーグダンスが生まれている。

そんな時代の立役者といえばマルコムマクラーレンだが、亡くなったとのニュースが。
http://www.excite.co.jp/News/society/20100409/Kyodo_OT_CO2010040901000257.html

とくに、個人的に思う傑作は、アルバム パリスだ。
http://www.amazon.co.jp/Paris-Malcolm-McLaren/dp/B000005CEW/ref=ntt_mus_ep_dpi_4

ドラッグ、酒、女性関係とあまり道徳的には問題有る存在では有る、
Mr.アウトローといったところだろう。

しかし、このアルバム パリでは、上質というか、昇華された何かというか
感度の高い、マルコムだから出来たとしか言えない魅力がある。

パリジャズ、マイルズデイビスとジュリエットグレコの愛の舞台、サンジェルマンデプレ。
街の霧とともに現れるような、サティのメロディ。
文化の花咲く、PARIS を見事にミックスし表現されていている。
すばらしい、アルバムだ。

ファッショにも影響は大きいし、
アングラ、メジャーどちらのクリエイターにとっても刺激を与えて来た彼が
亡くなったのは残念だ。



キノコホテル

2010-03-02 01:57:19 | 音楽的思考
最近、女性バンドの キノコホテル が少し気になる。

おそらくだが、日活の映画、野良猫ロックの時代を彷彿とさせるPVのとおり
あの、グループサウンド、カウンターカルチャーや、フラワーチャイルドの時代が
流行の波の周期に乗って、古くて新しい物という感じで、あらわれたといえる。
そういうコンセプトを考えると、ミュージシャンというかパフォーマーなのかもしれない。

でも、細かい事言うと、日本の67年頃のグループサウンドのリズムなのだが、
PVはその後の70年代の、野良猫ロックの時代なのです。
もっと、モータウンの影響とか、サイケデリックが出始めてるので、ちょっと違うんですよね。

野良猫ロックは見た事有るけれど
なんというか、マッチョというか、発展途上のエネルギーに満ちあふれていて、僕の憧れる年代だ。
なんといっても、梶 芽衣子さんがかっこいいですよねー。
今の梶さんも、鬼平なんかにでるといい味出す女優さんですが、当時の梶さんは、硬派なカッコいいしキュートですね。

バンドで言えば、過去オリジナルラブなんかきくと、マービンゲイの時代の雰囲気を現代風に編曲したかんじとか
ピチカートファイブは、昭和に入ったときのモノクロTVの時代に耳に入ってくる、古い良きアメリカとかUKロックを
彷彿とさせていた。いづれも、お洒落感があったし、カヒミカリーはフレンチポップをかんじさせていた。
東京事変なんかも、どこか、アンティークなのだが、きちんと現代を意識して、そこに落とし込んでいて
みごとに、醸し出すのではなく、東京事変サウンドに消化していますよね。
少年ナイフなんかも、影響力あったし。

キノコホテルは、醸し出すとかではなく、まさに、67から70年代なんですよね。
そろそろアラワレルカナーとは思っていた。
この若い層がこのサウンドに触れるには、おばあさんとかのレコードとかに触れる感じで
知ったのだろうか?

いづれにしても、この年代独特の、フォントや色。
僕は嫌いじゃないなー。

NHKの番組、ソングライターズで、スガシカオが言っていたが
日本語の生っぽさをけす為に、漢字をカタカナにすると言っていたが
この年代にカタカナにする感じが流行った気がする。
いまも、なんでもカタカナにしてみる感じって、ちょっとまえシブヤ系にもあったなー。
文字も時代を語るモノですよね。

もうすこし、クリームとかジミヘンに寄ってくるといいんだけど。
やっぱり、オルガン系の音っていいですね。
フェンダーローズとか、メロトロンとかの音。

ローズも最近、ノラジョーンズとかがつかっていていいなーと思いますね。
あの、バタースカッチみたいな感じがクセになる音色ですよね。

ビートルズの Don't let me down のオルガンとかいいですよね。

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