道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

てるてるあした最終回

2006-06-25 14:56:55 | ドラマ
「てるてるあした」なんだかんだと文句をいいつつ、最終回でもう見れないとなるとなんか寂しいモンが残りますね。

この番組はリアルタイムで1回だけ見るより、録画して2回・3回見るほうがより世界観に浸れて、内容もより面白く感じます。多分リアルタイムで見てるときは、先に原作を読んでしまった分、話の構成とか演出とか、画の撮り方が自分のイメージしていたものとあわないので、俺ならこうするよなあ~などと不満タラタラ見てしまうことが原因かな。

一度見てしまうと、多少の不満は残るけど、「まあいいや」という気持ちになって、既に出来てしまったドラマのいい面を探そうとするため、2回目以降の自己評価が少しあがる傾向にあるのではないかと自己分析。

この物語はいい作品だったけど、設定をかなり弄っている割に話があまり膨らんでいなかった印象が残る。そのせいで途中ダレた展開、後半は間延びした印象が残念なところ。場面のつなぎもかなりツギハギ感があり、無駄な雨夢キャラ挿入で雰囲気ぶち壊しなところもあったので、トータルの評価はかなり落ちてしまった。

最終回のみどころ

■ガラスのりんごは風鈴に生まれ変わった
■久代の手紙のシーンはちょっと泣けた
■やす子&慶子の融合シーンでの福田の笑顔が印象的
■ユウ坊の最初の言葉・・・う~ん、アレで良かったのか??個人的にはユウ坊の「婆ば」という言葉で、皆が「まさか久代さんがいる?」と気がついて、久代が旅立つシーンにつながっていけばよかったかな~(原作はそんな感じだったような?)と思っていたが。久代の旅立つシーンは撮り方も良かった。
■てるてるメールは結局サヤが送ってましたね。返事を受けた時の照代の笑顔がとても印象的、この場面が凄くよかったな。ラストの平川地の曲にのせて、爽やかに終わったので、途中のグダグダ感はもう許せるカンジ。なんか凄く清々しい気持ちになれた。

実は原作では照代はささらに残って高校に行くことになるのだが、ドラマは結局東京に戻ることになったようだ。個人的には原作の終わり方が良かった気もするけれど、まあ、ドラマの終わり方も良かったし、アリかな。しかし折角久代が弁護士頼んで奨学金や編入の手配してくれてたのになあ、と脚本家に突っ込んでおこう。

さて、次回作はどんなドラマがくるだろうか?楽しみ。


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