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道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

アウトロー

2013-07-21 21:58:56 | MOVE

アウトロー ネットで見ました 最近はTカード入手したのでポイントもGETできていいですわ

さて、トムクルーズ・ブランドのこの映画 MIシリーズみたいに派手なアクション系統のストーリーかと思っていましたが、なんというか地味な展開が最初から最後まで続きます。

後半カーチェイスシーンとか、格闘シーンもありますが敵が弱すぎる。

物語は無差別殺人の犯人が速攻捕まるも、拘置所送りの際に暴行され意識不明の重体に。ニュースを見て現れた男がトム。(キャラの名前忘れた)

トムは弁護士と協力する形で事件を追うが、やがて無差別殺人はフェイクで、特定の人物を殺害するために仕組まれた計画殺人であることが分かってくる。

事件の真相に近づいた時、弁護士の女性がさらわれるが・・・といったストーリー。

トムクルーズにすると、わりと重い役柄か。もともと原作はイーストウッドをイメージして書かれていたようなので、確かにイメージは違うね。

話しはまあまあの佳作だと思います。見ても損はしないんじゃないですかね。

最後にラスボスのおじいちゃん。私は生き残るためには何だってするんだ!とか言いながら、トムに瞬殺されたのにはワロタ。

結局なんだったんだろう?あの人、ってカンジで退場しちゃうんですよね。物語に必要だったとは思えない。

しかし、トムさんあんだけ殺しといて普通に旅立って行くのはおかしいでしょ。ちょこっとしたところで結構穴がある映画でした。


クラウドアトラス

2013-07-15 11:35:19 | MOVE

「クラウドアトラス」(2011年制作) ブルレイで見ました

ウォシャウスキー監督ちゅーことで、マトリックス後半でキリスト的な犠牲とか、Vフォーヴェンデッタでの体制への反抗とか含まれていたので、そういうの取り込むのが好きな監督だと思っていましたが、今作では輪廻転生とか魂の進化とか、変な仏教観を取り込んだみたいです。うさんくさいです。

物語は1849年から2321年の間、6つの時代・場所にまたがるエピソードを、場面場面で順繰りに描かれて徐々に全体のストーリーが進んでいき、ラストに向けて収束していく感じにまとめられています。登場人物はどの時代も生まれ変わったと思われる人物が、様々な場面で再会、魂が進化していく様を描くという内容。

最初はどうなってるのか訳が分からないし、頭を整理しながら6つのストーリーについていくのがしんどいです。

全体的にかなり凝った映画構成なのですが、一つ一つのエピソードはぶっちゃけたいしたことがない。6つのエピソードの場面を順繰りに違和感なくミックスしながらストーリーを進行させる技術はなかなかすごいと思います。3時間近い長丁場の話しなのですが長く感じませんでしたから、見せ方がうまいんだね。

しかし、2144年とか、2321年という未来に入ってくるとどうにも見てられない。設定・CG・キャラメイクが恐ろしくチープ!同一役者が色んな時代で別人になるという、せっかくこの映画の売りは台無し感でいっぱい。トム・ハンクス、ハル・ベリーの無駄遣い。

2144年なんか、なんでネオ・ソウルやねん・・・と愕然としました。この映画は韓国マネーが入ってるんですか?なんか水没している設定のようなので日本は既に水没したとか?

場所がソウルな割には障子部屋に桜吹雪のCG壁紙や忍者チックな敵役とか、ハンパな着物が微妙に日本取り込んでて不愉快。西洋側から見たアジアイメージは未だに通り一遍な表現で辟易とするな。

ここではクローンを奴隷として扱い命をもののように扱う世界とか、あまりに極端な世界になってるし、未来のハイウェイとかCG使ってるけど今までいろんな映画で使われた焼き直しみたいで新鮮さは皆無。しかも、男はみんなヒラメ顔で笑うしかないメイク。

ブレードランナーをオマージュしたかったんだろうかな?クローンの話しは世界観にしろ設定環境はブレランの焼き直し。唯一見所はぱるる似のドゥナが脱ぐとこくらいでしょうか?

2321年になると、更によくある文明崩壊後の世界。原始的な生活に巻き戻り人々は暮らしていますし、ステレオタイプな未来像なんですよね。ソンミ様~とか変な宗教になっちゃってるし、どん引きしますわ。

ラストは外宇宙に出た昔の人たちに地球外惑星に移住し、雲の上の地球を見上げて思い出話にふけるお爺さんで終わる。

物語の中で作曲されたクラウドアトラス六重奏と、6つの時代のエピソードを絡ませたところは良かったと思う。

が、どの話しもたいしておもしろみが無く平凡。あくまで実験的な映画で終わっています。

ぶっちゃけ、レンタルで十分ですよ。アマで評価高かったのでブルレイ買ったけど失敗しました。

映画の話しとはいえ輪廻転生とか魂の進化とか、こういうのは信じないのでリアリティが感じられない。夢想するのはいいけど、今をしっかり生きる方が大事だと思うな。


レ・ミゼラブル

2013-07-07 22:20:33 | MOVE

映画レ・ミゼラブル(2012年) ブルレイで見ました。

ジャン・バルジャンにヒュー・ジャックマン、ジャベールにラッセルクロウ、ファンテーヌにアン・ハサウェイ、コゼット(成人)にアマンダ・セイフライドという豪華キャスト。

ストーリーは妹の娘のために一切れのパンを盗んだ罪で19年も監獄で服役したジャン・バルジャン。

ようやく仮釈放となっても世間の風当たりは厳しく、今日を生き抜くにも困窮し夜もぐっすり眠ることができない日々が続く。

ある時教会の司教に助けられたジャンだったが、司教の施しを裏切り盗みを働くが、彼はそんなジャンを許し正しく生きることを諭す。そのような生き方に強く感銘を受けたジャンは全ての過去を捨て去り、生まれ変わることを決意する。

数年後、市長にまで上り詰めるジャンだったが、何の因果か再び現れたジャベールに正体を見やぶれられ、執拗に彼に迫る。

ジャンはある時自らの工場で働いていた女の娘コゼットをある経緯から引き取ることになり、コゼットとともにパリへと逃亡するのだった。

更に数年後、パリの下町で学生を中心とした革命の機運が高まる中、成長したコゼットが現れるが。。。

といったストーリー。

全編歌で構成されたミュージカル・ムービー。さすがに日本語吹き替えは用意されていません(笑

こういうタイプの映画を見たこと無い人は最初はちょっと違和感あるかも?

2時間半もある長丁場にもかかわらず最後まで飽きさせません。全体を通してかなり面白かったです。

オープニング囚人が船を引き上げるところから引きつけられてしまいました。

臨場感のあるセットとか、全編手抜き無く構成されていて、スタッフの意気込みが感じられました。

一方で、コゼットの母親がオバはんのやっかみで工場を追われ、風俗に身をやつして体壊して死んだり、学生による革命で子供が巻き添え食って殺されたりとか、革命の中心となった学生が皆殺しになったりとか、結構鬱な場面も多かったです。

しかしまあ、なんですな。パン一切れで19年も牢獄で虐待され、仮釈放後も迫害され貧困に苦しまなければならないとは、罰が重すぎませんかね?

その上執拗にストーキングするジャベール・・・自らが法と秩序を守る絶対的な正義の存在と疑わないドキュンが恐ろしすぎる。

なんとなく見ていると、コゼットがジャンを踏み台に、寄生する宿主を替えながら、最後は金持ちのイケメン・ボンボンをゲットして玉の輿に乗る肉食係女子の物語に思えてきました。

元々4時間くらいの長さがあるらしいので、2時間半にまとめてもかなり端折っているみたいですがね。

どの役者も気合い入っていていい感じの仕上がりでした。おすすめ。


映画 るろうに剣心

2012-09-05 23:18:58 | MOVE

夏期休暇が取れなかったので、今頃秋休みとっていたりします。

今日は近場で映画を見てきました。いつもは家でゴロゴロしながらネットレンタルを見てるんですけどね

平日の朝からならガラガラだろうと思って久々に映画館へ。

んで、映画館はいったらやっぱり誰もいない 貸し切り状態なわけですが・・・W なんか寂しいぜ!

映画館

見た映画は「るろうに剣心」 ジャンプで昔連載されていたマンガの実写化されたものです。

日本のマンガ実写化って成功例をほとんど見たことがないのでまったく期待してなかったんですが

序盤から激しいアクションが散りばめられていて最後までダレずに見られました。珍しく成功しているんじゃないですかね。

原作をほとんど覚えていないことが良かったのかも。キャストの佐藤健も剣心にはまっていたし

江口とか吉川、香川もいい味出してた。武井は薫役になりきれてなくて、いつもの武井だったが別に悪くはない。

ちょっとマンガチックな演出もあったけど、なかなか世界観をスッキリまとめられていたのではないでしょうか

これで続編作ったらこけそうな気はしますけど

るろけん

 

最近はこれ以外に見た映画は・・・

「TIME」・・・設定かなり面白いです 多少中途半端ですが、俺たちに明日はないをオマージュしている

「ジョンカーター」・・・今更火星が舞台ですか。ラストの展開は面白かったけど途中だれた。

「ヒューゴの不思議な発明」(こんな題名だったよね)・・・主人公は発明しないのでタイトルおかしい

かなりテンポが悪くて途中熟睡。終盤の展開は面白いし映像はかなり凝ってて美しく、そして楽しい。

できれば3Dで見たいところだが、全体にだるすぎるのが残念。

 

まだ休みは残ってるので、しばらく見られなかった映画をいっぱい見ます!

 


グレーンホーネット

2011-09-25 15:19:51 | MOVE

グレーンホーネット  2011年公開 監督: ミシェル・ゴンドリー   キャスト: セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ワルツ

新聞社の若き後継者ブリット・リードが、正義のヒーロー“グリーン・ホーネット”となり悪に立ち向かう姿を描いた60年代の人気TVドラマを、ミシェル・ゴンドリー監督が映画化。昼間とは別の顔を持つ男ブリッドは、ハイテク装置満載の愛車ブラック・ビューティーを駆って、相棒のカトーと共にギャングの支配者ベンジャミン・コドンフスキーと対決する。

ああ、なんちゅーアホな映画だろうか。でも肩の力を抜いて見られるのでラク。主人公が自分勝手でクレイジー、相棒カトーを親友といいながら、彼をただの雇われ人のように扱う姿にこんなヒーローどうなのよ?と思ったが、カトーもリードと本気で喧嘩しながらやりかえし、結局は仲直りしているところが面白い。

ふたりの無鉄砲でアナーキーなハチャメチャ活躍ぶりは面白かったけど、適役のコドンフスキーが頭悪すぎて主役の存在感に負けている・・・、それにヒロイン役にディアスって・・・老けすぎだろう・・・、脇役の配置がいまいちなのが残念なところ。ちょっとアイアンマンの設定に近いものがあるけど、なかなか面白い佳作でした。