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海猫日和

色々と思うこと,見たことについてとりあえず気の赴くままに書いてみる.

今日のNFP080408

2008-04-08 | フィールドノート
内地より友来たりて.

調子が悪いのはきっと森が足りないからだと自分に言い聞かせつつ(オイオイ),止せばいいのに森に行ってみる.そんなだから健康になれないんですよ,まったく.

ああ,デジカメを忘れたので今回は写真無しです.


雪解けの森.足元は弛み,所々に水たまりができている.地面が露わになり,閑散としている.それでも木々の冬芽は膨らみ,花が咲き,葉が伸びるのが近いと教えてくれる.

フキノトウが花をつけ,常緑の低木,フッキソウがむき出しの地面に映える.所々にスミレやザゼンソウ,ナニワズなどの葉も出ている.トケンランやサイハイランの葉もあちこちに見られる.時々フキノトウが切り取られているが,まあ,ここではよくあることだ.厳密には法律上取ってはならぬのだが(ここは道立自然公園です), この問題を突き詰めると不毛な話になるのでこの辺でやめておくとしよう.


しばらく歩いて池に着く.
もう水面が開き,雪解け水を満々と湛えている.その中でキンクロハジロがのんびりと泳ぐ.オシドリがどこからともなく飛んできて,奥へ向かい見えなくなる.水面に少し顔を出している枯れ草の陰でマガモのつがいがひっそりと食事をする.

通ったコースにはまだ雪がそれなりに残り,フクジュソウやザゼンソウといった他の場所で開花していた花は見られなかった.エゾアカガエルやサンショウウオの卵も見つからない.ここもやはり広い森なのだ.


まだ夏鳥の渡来は始まったばかり.森はまだ冬の名残に包まれる.
移り変わるその瞬間に居合わせたことを感謝しよう.

そうあれかし.


080408
100年記念塔広場~瑞穂連絡線~瑞穂池~開拓の村脇~開拓記念館~広場


カイツブリ,オシドリ,マガモ,キンクロハジロ,トビ,アカゲラ,ヤマゲラ,コゲラ,ヒヨドリ,ハシブトガラ,コガラ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,キバシリ,ハシブトガラス

開花
アキタブキ

未開花,芽生え
フッキソウ,ナニワズ,ツルシキミ,スミレ科sp. トケンラン,サイハイラン,コケイラン,イチヤクソウ科sp. ザゼンソウ

実,種子
ホオノキ,キタコブシ,ノリウツギ,イタヤカエデ,ハウチワカエデ,アサダ,ヤチダモ,ナナカマド,カツラ,クリ,ケヤマハンノキ,ヤドリギ,ヤマブドウ

その他
ユキウサギ食痕,キツツキ類食痕,エゾリス食痕

いつぞやのウトナイ・鵡川

2008-04-06 | フィールドノート
さて,もう一週間以上前になるだろか.

発端はだいもで氏からもらった一通のメール.フェリーで苫小牧に来て,鳥を見て,着いたその日の夜中便で帰るという.

とりあえず30秒ほど熟考(?)して,行くことにした(オイ).

そんなわけで,ちょいとでかけたのでありました.体調が思わしくないなら自重しろよと思いつつ,就職すればそうそう会う機会も無かろうと,そんなわけで.後でちょっと苦しんでるのはいわゆる一つの自業自得という話でありました.

フェリーターミナルで合流後,とりあえずウトナイ湖へ.

雨がパラパラと降ってはいたが,じきに止んだ.
ネイチャーセンターに寄り,少しトレイルを歩く.苫小牧あたりではもう雪も殆ど無い.ちょうど春に切り替わる頃であり,地面がでているが彩りは少ない.それでももうヒバリが鳴き,オオジュリンも来たという.残念ながらどちらもここでは確認できず.

一通り見た後,鵡川まで行ってみることにする.だいたい1時間くらいか.とりあえず河口に着く.途中で珍川を越えるが,看板の写真を取り損ねたのを少し悔やむ.まあいい.そのうちまた機会があるだろう.

海上にビロードキンクロとクロガモが群れており,岸にはカモメ類も多くいた.堤防沿いに歩き,オオワシが鉄橋に止まっているのを見つける.何となく珍しいように思う.猛禽は色々出たが,お目当てのケアシノスリは出なかった.もう抜けたのか.でも,実は苫小牧に向かう運転中に長沼で見てたりして.

ま,そのうちまた見る機会があるだろう.人生長いんだし.

080327


アカエリカイツブリ,ウミウ,トビ,アオサギ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,ヨシガモ,オナガガモ,ヒドリガモ,ハシビロガモ,クロガモ,ビロードキンクロ,ホオジロガモ,カワアイサ,オジロワシ,オオワシ,オオタカ,ノスリ,ハイイロチュウヒ,コチョウゲンボウ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カモメ,キジバト,アカゲラ,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,ハシブトガラ,シジュウカラ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ドバト

その他
エゾシカ


ノスリ


オオワシ

昨日のNFP080309

2008-03-10 | フィールドノート
昨日のうちに書くつもりが,疲れて寝てしまったので1日遅れに.

まあ,そういうこともあるだろう.

気温が10℃まで上がり,歩いているとかなり汗をかいた.雪もだいぶゆるんできて,スノーシューがかなり沈む.前回よりも体力を使った気がする.今回はクマゲラ一斉調査というものに参加したのだ.3年ぶりくらいになるか.

クマゲラ一斉調査と言うのは,毎年この時期に行われるもので,その名のとおりこの森でのクマゲラの生息数を調べるために行われる.NFPを1辺500mのメッシュに区切り,それぞれに調査員を配してクマゲラの姿,声,痕跡などを同時に探すのである.今回で22回目であるという.

調査に参加するのに特に資格などは必要ない.この森に関心がある人,鳥好きな人,学生など様々だ.クマゲラの姿と声さえ識別ができればいいので,鳥に詳しくなくとも大した問題ではないのだ.

残念ながら担当した区画でクマゲラは確認できなかった.他は数か所で確認されたようで,今もクマゲラはこの森に居るということが分かった.具体的な結果に関しては,公表されてから追記するかもしれない.

クマゲラのものと思しき食痕やフンは見つけたのだが,いまいち決め手に欠けるので確定できない.まあ,そういうこともあるだろう.


10:20~12:00
NFPの真ん中あたり


トビ,ヒヨドリ,ツグミ,ヒガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,キバシリ,カケス,ハシブトガラス

種子,実など
イタヤカエデ,ヤチダモ,アサダ,シナノキ

足跡
キタキツネ,アライグマ,エゾリス,ユキウサギ,ネズミ類

その他
キツツキ類食痕とフン

今日のNFP080225

2008-02-25 | フィールドノート
今日は晴れた.

週末の荒れ模様がウソのようだ.

・・・また数日したら荒れるそうですが.今年は雪少ないって予報が出てたんだけどなあ・・・.まあ,これはこれで楽しいのでいいことにしよう.

そんなわけで,つくし氏と共謀したのだが,スノーシューで森を歩こうというのをやってみた.人を集めてみたら計8人.まとまって動く人数としては妥当なところだ.・・・何となく物足りないので来月もう一回やろうかな.

ちなみにスノーシューというのは要は洋風のカンジキのことである.これがあれば雪の深いところも歩ける.それなりに体力は要るので,念のため.

今日は主に哺乳類の足跡を追っかけるという名目だったのだが,昨晩からやたらと冷えたせいか,雪は堅い.動物もあまり動いていないのか,足跡は少なめな印象を受けた.それでもユキウサギ,キタキツネ,エゾリスのきれいな足跡が見えた.足跡を追っかけて斜面を降りたり登ったり,ウサギの糞を拾ったりキツネのマーキングの臭いを嗅いでみたりした.やはり哺乳類を探すのは真冬の方がいい.重なり合って続く足跡から様々な想像が浮かぶ.

姿は見られずとも,それだけでも楽しいものだ.

写真は整理できたら載せます.

10:30~12:30
NFPの真ん中あたり(なんだそりゃ


アカゲラ,コゲラ,ヒヨドリ,ツグミ,ハシブトガラ,ヒガラ,コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,エナガ

足跡
キタキツネ,エゾユキウサギ,エゾリス,イタチ類(たぶんイタチ)

種子
シナノキ,ヤチダモ,イタヤカエデ,ノリウツギ,アサダ或いはサワシバ

その他
エゾハルゼミ死体,キツツキ類食痕

今朝のNFP080202

2008-02-02 | フィールドノート
またしても間が空いてしまったが,森に行って来た.

さすがに2月ともなればだいぶ雪も多い.とはいえ,例年よりはやはり少なめである.これなら埋まっても大したこと無さそうだ.ま,ツボ足でそんな奥には行かないけど.

明るくなってからの方が鳥が動くので,時間は遅めに設定.歩くスキーの跡を踏みながらのんびりと歩く.ゴジュウカラやアカゲラがせっせと樹をつつき,コゲラのつがいが追いかけっこをしている.そんな脇でひっそりとキバシリが餌を探して樹を登っている.遠くでウソやツグミが鳴く.


エサを探すヤマガラ.


森を歩いて鳥を探し,その声を聞く.

ただそれだけのことなのに,世界が変わる気がする.

そう,同じものなど何一つ無い.同じ森など無いのだ.全てのものが時を重ね,全てのものが変化する.全てが唯一つであるからこそ,こんなにも満たされるのだろうか.

「この世には不思議なことなど何もないのだよ」

京極堂に言わせればそうなるのかもしれない.

だが,そうとも限るまい.

この世は謎ばかりである.だからこそ面白く,その一つでいいから自分で解き明かしたいと思う.其れがどんなに心を奮わせることか.


9:00~11:30
大沢口~エゾユズリハ~イヌツゲ~大沢~大沢園地~カツラ~大沢口


トビ,アカゲラ,オオアカゲラ,ヤマゲラ,コゲラ,ヒヨドリ,ツグミ,ハシブトガラ,コガラ,ヒガラ,ヤマガラ,ゴジュウカラ,キバシリ,ウソ,シメ,ハシブトガラス

実,種
ヤドリギ,ナナカマド,イタヤカエデ,ヤチダモ,ハリギリ,ホオノキ,キタコブシ

足跡
キタキツネ,エゾユキウサギ,エゾリス

菅生沼にて

2008-01-10 | フィールドノート
さてと.

というわけで菅生沼で撮った写真でも載せてみよう.
昼を食べた後に館内の見物を中断して外へ.菅生沼には橋が架かっていて,そこから色々と見てみる.吹きっさらしなので少々寒いが,大したことではない.セグロセキレイやシジュウカラが元気に動きまわっている.


コハクチョウの群れ.


葦原に上陸してエサを探している模様.


泥の上に残った何かの足跡.流石に泥の上に降りられないので,何とも言えぬ.

橋を通り過ぎ,何となくそのまま進んでみる.



水海道あけぼのの里とか書いてあったが,正月なので休みらしい.200円かかるとか書いてあったが,さて.

特にゲートらしきものもない.



・・・



・・・



・・・



「大泉君.わかってると思うけど,ゲートが閉じてるって事は行けないんだからね!?」


「わかってると思うけど一応言っておくよ.行っちゃあいけないんだよ.」












というやりとりがあったかどうかはさておき,行ってみることにした.

中に池があり,カルガモの群れが休んでいる.距離もあるのでこちらをあまり気にせず,のんびりと寝ている奴が多い.


一瞬,蒼い影が過ぎる.


カワセミ登場.

杭や柵などに止まり,池の周りにしばらく居た.時々飛び込んでは何か小魚を取って食べている.せっかくなのでしばらく鑑賞することに.やっぱりカワセミは鮮やかである.

風も出てきて少し冷える.時間も経ったし,展示を半分くらい残しているのでボチボチ戻ることに.道中でエナガの群れとコゲラに遭遇する.本州のエナガは眉毛がりりしくてかっこいい.

そんなわけで,まったりと鳥を見たのでありました.

2008年1月2日 茨城県菅生沼とその周辺

カワウ,チュウサギ,コハクチョウ,オナガガモ,カルガモ,トビ,カワセミ,アカゲラ,コゲラ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,ツグミ,ウグイス,エナガ,シジュウカラ,ヤマガラ,メジロ,シメ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシブトガラス


鳥見初め

2008-01-08 | フィールドノート
・・・なんて言葉は無いはずだが,まあそれはそれとして.

年が明けて2日にちょっと出かけてみた.場所はミュージアムパーク茨城県自然博物館.それと,その隣りにある菅生沼というところだ.

交通の便があまり良くないのだが,面白そうなので行ってみることにした.茨城は電車で通過する以外にあまり行ったことがない.そういえば1月2日に朝から出かけるというのも初めてかもしれない.だいたい毎年箱根駅伝を見ているから.まあ,この際それはどうでもいい.そういうこともある.ただそれだけだ.

早朝に家を出て,総武線に乗る.船橋で東武野田線に乗り換え,愛宕で下りる.そこからバスでしばらく行って,自然博物館前で下車.ここからのんびり歩いていく.

道中,メジロやヒヨドリの声がよく聞こえる.キジバトが襲われたらしい痕跡や,畑の霜柱などを見ながら歩く.だいたいバス停から20分くらいで着いた.この博物館には野外施設が付いていて,観察路もある.シジュウカラやメジロ,ヒヨドリなどの姿が見えた.周りは照葉樹が主であり,ツバキなどの花も咲いている.雪も積もってないし,やはり北海道との違いを感じる.

まずは中に入ってみる.入り口を入ってすぐにマンモスの化石展示がある.松花江マンモスというそうだ.とにかくでかい.それをボーっと眺めてから,順番通りに展示を見ていくことに.展示室は「進化する宇宙」から始まって,「地球の生いたち」,「自然のしくみ」,「生命のしくみ」,「人間と環境」と続く.

けっこう力の入った展示が多かったと思う.ジオラマも良かった.見るだけでなく,一部の剥製は触れるようになっていたりとなかなか良い.特に自然の事に関しては,地元の自然環境を元にして色々と分かり易く作ってある.

ちょうど特別展をやっていて,それも面白かった.12年に渡って行われた調査の纏めということらしい.特に久慈川流域について行われた第4次調査の結果を主体として展示されていた.調査地から出てきた化石とか,様々な標本があった.茨城というのは出身地の隣の県であるが,自然については今までにあまり知らず,何となく千葉と似たようなもんだろうと思っていたりしたわけだが,今回ちゃんと見ることができて良かったと思う.やっぱり博物館ってのは良いものだ.見てて飽きない.

何か長くなってきたので,野外の事は別記事にしてしまおう.

今朝のNFP071227

2007-12-27 | フィールドノート
久々に森に行ってみた.
年内はこれで最後になるであろう.

雪は前回よりは多少増えた程度か.それでも人があまり通らないところは長靴が必要なくらいである.まだまだ積もるはずだが,今年は雪が少ないとの予報もある.なんとなくつまらぬ.

雪が音を吸うのか,静かである.歩き始めは人も少なく,自分の呼吸と足音のみが響く.肺が冷たくなる.この感覚がやはり良い.冬だ.

所々で鳥が鳴く.ヒヨドリやツグミが上空を行き交う.時々ナナカマドの実が落ちていて,血痕のように雪を染める.他にもヤマブドウ,ノリウツギ,イタヤカエデ,アサダ,シナノキなどの実が見つかる.


イタヤカエデ.プロペラのように廻って落ちる.風に乗れば遠くへ飛ぶ.


ヤマブドウ.だいぶ濃縮されたようで,表面にしわが寄っている.

こういう所でしばらく待っていると,鳥の群がやってくる.混群と言われる群れだ.主にシジュウカラとエナガが多いが,他の種も混じる.この森ではハシブトガラ,ヤマガラ,ヒガラ,コゲラなどである.何種類か混じって群れで移動し,エサや天敵の発見に役立つのだという.

他にも色々と見ることができた.冬はやはり鳥が見やすい.


カケス.ヤドリギの実を食べていた模様.


アカゲラ.せっせと樹をつつく.

フクロウはねぐらに居なかったようだが,それでも色々と確認できた.

7:50~10:20
大沢口~中央線~瑞穂連絡線~開拓の村~開拓記念館~100年記念塔~ふれあいコース~大沢口


ヤマゲラ,アカゲラ,オオアカゲラ,コゲラ,ヒヨドリ,ミソサザイ,ツグミ,キクイタダキ,エナガ,ハシブトガラ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,キバシリ,アトリ,マヒワ,カワラヒワ,ウソ,シメ,ムクドリ,カケス,ハシブトガラス

実,種子
ナナカマド,シナノキ,アサダ,ヤマブドウ,イタヤカエデ,ヤチダモ,ノリウツギ,ヤドリギ,ホオノキ,キタコブシ,ツルウメモドキ

足跡
ユキウサギ,エゾリス,キタキツネ,ネズミ類

その他
ヤママユガのマユ

今朝のNFP071201

2007-12-01 | フィールドノート
さて,しばらく行けずにいたが,森に行ってみた.

相変わらず色々煮詰まっている.だからこそ行くというのもあるのだが(苦笑).



雪はそんなに多くはないが積もっている.どうも森の中ではこのまま根雪になりそうだ.昨年より初雪は遅いが,雪が積もるのは早いようだ.だからって今年の雪がどうであるのかは予想もつかぬが.

大沢口を入り,十字路に差し掛かったところで知り合いに会う.せっかくなのでご一緒することにする.

まだ冬鳥の渡来は本格化しては居ないようで,鳥の数は多くない.寒い所為もあるだろうし,繁殖期のようにさえずらないからでもあるだろう.それでも葉が落ち,鳥の姿がよく見える.それだけでも嬉しくなる.

風倒地に差し掛かり,一瞬静かになる.目の前の立ち木にオオタカが止まって,すぐに奥の林に消える.小鳥を狩りに来たのだろうか.オオタカが過ぎて少しするとまた声が戻ってくる.ヒヨドリが騒ぎ,クイクイとツグミが鳴く.遠くでウソが口笛を吹く.

雪の上には色々と落ちている.ホオノキ,アサダ,コクワ,ヤマブドウ.食べかけだったりそうでなかったりする.ヤマブドウを口に含むとずいぶんとコクがある.熟成が進んだと言うことか.コクワにはガガンボ(と思われる双翅目)が集まっていた.


アサダ.袋状の莢の中に種子がある.


誰かの食べたコクワの実.ガガンボのような虫が近くにいる.

それにしても,しばらくぶりに入るというのに落ち着くものだ.ずいぶんと森に馴染んできたと言われたが,そうなのだろうか.

・・・わからない.わからないな.

7:50~9:25

大沢口~大沢コース~大沢園地~カツラコース~大沢園地


オオタカ,アカゲラ,コゲラ,ツグミ,エナガ,ハシブトガラ,コガラ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,マヒワ,ウソ,シメ,ハシブトガラス

種子・実
アサダ,ホオノキ,コクワ,ヤマブドウ,ヤチダモ,イタヤカエデ,カツラ,ツルウメモドキ

その他
ガガンボらしきもの

今朝のOCP071128

2007-11-28 | フィールドノート
ずいぶんと久しぶりだが,大学へ行く途中にOCPまで行ってみた.途中と云うには方角が違うが,そんな細かいことは気にしてはならない.



あまり多くないが地面は雪で覆われている.まだまだこんなものではないはずだ.冬と云うのは.

ヤマガラが樹間を飛び回り,コゲラが太枝をつたう.エサを探すのに忙しいようだ.上空を飛ぶツグミが樹冠に降りて休む.ジュクジュクとかしましいのはシジュウカラか.



沢に沿って奥へと続くキツネの足跡.どこへ行くのだろう.

ハラハラと舞う雪に,しばし佇む.そんな朝であった.

8:25~8:45


アカゲラ,コゲラ,ヒヨドリ,ツグミ,エナガ,ハシブトガラ,ヒガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ゴジュウカラ,ハシブトガラス

その他
キツネ足跡