海猫日和

色々と思うこと,見たことについてとりあえず気の赴くままに書いてみる.

記憶

2011-08-06 | 日々の戯言
またしても一月ばかりあいてしまった。

まあ、福島に行っていたり、その間全くできず放り出していた仕事を進めたりと色々あったわけだが。

それはそれ、これはこれ。
とりあえずブログに飽きたわけではないので、今後も適当に更新されるはず。



何せ久々のまともな休みで。
正確には先週の土日が3週ぶりの休みだったのだが、寝る以外ほとんど何もしていないので、休みらしい休みはこの土日が久々ということになる。



熊本市は、転入者向けにパスポートというものを配っている。
市の施設は、それで1年間タダで入ることができるという、何ともありがたい代物だ。
しかも期限までは回数制限なし。

これを利用しない手はない。

そんなわけで(何がだ)、今日は熊本城に行ってみた。



熊本城の由来は、古くは戦国時代まで遡る。
正確には名前や場所は違うが、応仁年代から記録がある。

今の位置に城を建てたのは、そのもう少し後に秀吉からこの地に移された加藤清正である(佐々成政が城主だった時代や小西行長と加藤清正で肥後を分割、といった時代もあるが割愛)。清正の没後、加藤家は転封され、藩主は細川氏に代わっている。最終的には西南戦争で、石垣と一部の櫓等をを除いた大部分は焼けてしまい、今の建造物の大部分は復元されたものである。

復元されたものが多いとはいえ、様々に残った史料から、色々なことが感じ取れる。

石垣の造りや、建物の配置など、清正が築城名人と呼ばれる所以である。
現代の技術で造るにしても大変なことだろうに、それが何百年も前に建てられ、未だしっかり残っているというのだから(築城時期は1600年代と言われるが、正確な年は不明だったはず)。

天守閣に登って周りを見渡してみれば、周囲の山や川が要害となっていることが見て取れる。

ついでに、山に囲まれた盆地であることも見て取れ、気候にも改めて納得がいく。



思っていたよりも広く、一通り見て回るのに案外時間がかかったが、こういう休日も悪くない。
夏休みだからか、人がやたらと多かったのは、あまりありがたくなかったが。

まあ、有名な観光地であるからして、そういうものなのだろう。




そして、忘れてならないのは。
今日は、広島に原爆が落とされてから66年目であること。

今年は特に、福島第一原発の問題もある。

原子力というもの自体は善でも悪でもないと考える。
使う人次第なのだろう。

現状で、そのまま使い続けるには色々と問題があると思う。
同時に、直ぐに使うのを辞められるというモノでもないと思う。

色々と始める時期なのだろう。
現状のままではいられない。

なればこそ、お題目でなく、感情論でなく、其々が考え始める必要がある。、

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2 コメント

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お疲れ様です (しば)
2011-08-14 17:48:19
福島へは、どんなお仕事で行かれたのですか?
私の知人が福島へ行ってきました。
そこで、様々なことを見てきたようです。
未だに行方不明の方がたくさんおられる現実。
カメラを持っていったけれど、写真を撮りきれなかったと言っていました。
原子力。
そう、感情論でなく、冷静にこれからのことを私たちは考え、しかし即行動しなければならないのだと感じています。
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Unknown (DTY)
2011-08-20 22:33:20
コメントありがとうございます。

福島は、警戒区域内の置き去りペット関連ですね。一時立ち入りの現状など色々と見てきました。

周りで批判する人は楽なんだなと思いますね。まあ、暴走というか、色々問題行動する人々もいるわけなんですが。

まあ、そうなってしまった元凶はと言えば、はっきりしてはしまうんですけど。

其処を責めているだけでは芸が無い。

エネルギーは身近に使うものですし、玄海やら川内やらと近くにあるわけで、他人事とは言えませんしね。

色々知って、動かなければですね。
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