海風

海に吹く風は、海の風..
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街に吹く風は、街の風..
どこにも風が吹いている.....

雲仙岳登山

2009-05-19 23:58:27 | 陸の風

旅行の2日目は、今回の旅行の目的だった雲仙岳に登りました。
雲仙岳というのは、妙見岳、国見岳、普賢岳の三峰の総称で、雲仙岳という山はありません。
満開のミヤマキリシマを見ながらの登山を期待していたのですが、残念ながら1週間程早かったようです。

ゴールデンウィーク中の仁田峠は、早朝から駐車場が満杯になるということで、早めにホテルを出発したので、始発のロープウェイに乗ることができました。
ロープウェイだと仁田峠(標高1,079m)から妙見岳駅(標高1,300m)までは、たったの3分。この間を歩いて登るとなんと40分。ちょっとズルした気持ちになりましたが、時間の節約ということで....
仁田峠から登るのも実はちょっとズルで、本当は温泉街に近い「池の原」がスタート地点だそうです。(笑)

ロープウェイを降りて右手に行くと妙見展望台へ。
左手にしばらく尾根を歩くと、妙見神社(標高1,333m)へ....山頂なのに低木に囲まれていて、全然景色が見えませんでした。(展望台に行くと、景色が良く見えました。)
登山道に「これから先は、登山装備が必要です」という注意看板が?

ダラタラとした尾根筋を15分ほど歩いて下ると、「国見分れ」に到着。
この辺りには、結構、ツツジが咲いていて、ミヤマキリシマを見ながらの登山という目的は一様達成。

次は、国見岳に登ることに。
国見岳を見上げると、登山者が悪戦苦闘して登っている姿が....
途中、何か所か鎖やロープを使って岩をよじ登りながら15分ほどで標高1,347mの国見岳の山頂に到着。眼下に諫早湾干拓地や島原が見え、遠くには阿蘇山も見えました。
国見岳の登山道は結構ハードだったので、注意看板に納得しました。

次は、普賢岳に登ることに。
「国見分れから10分ほど急坂を下ると、「紅葉茶屋」に到着。
ここは、仁田峠から普賢岳に登るメインの登山道との合流地点なので、ここから急に人が増えました。
結構、軽装な人が多いので、国見岳より楽?
30分ほど急坂を登るとやっと、標高1,359mの普賢岳の山頂に到着です。
山頂からは、今でも水蒸気が出ている平成新山(標高1,483m)が間近に見えます。
平成新山は、日本で一番新しい山で、溶岩ドームは国の天然記念物に指定されているそうです。(何故に?)
山頂からは、360度ぐるりと海が見え、とっても景色が良かったです。
条件が良いと桜島まで見えるそうですが、当日はモヤがかかっていて残念ながら桜島は見えませんでした。

登ってきた道を「紅葉茶屋」まで下り、「紅葉茶屋」からは普賢岳のメイン登山道を、森林浴をしながら出発地点の仁田峠へ。
短い時間だったけど、妙見岳、国見岳、普賢岳の三峰で良い景色を満喫できたので、大満足の雲仙岳登山でした。

《妙見・国見・普賢岳登山ガイド》
http://www.unzen.org/japanese/tozan/pdf/myouken.pdf


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