海風

海に吹く風は、海の風..
陸に吹く風は、陸の風..
街に吹く風は、街の風..
どこにも風が吹いている.....

匹見峡

2007-11-20 23:26:39 | 陸の風
島根県益田市の匹見(ひきみ)峡に行ってきました。

匹見峡は、島根県西南部の中国山地に位置していて標高が高いので紅葉がとってもきれいということで、以前から一度行ってみたかったのですが、道が悪いのでこれまで二の足を踏んでいました。
これまで行ってない理由は単純で、匹見峡に行く時間で、紅葉のきれいな三段峡や芸北高原に行けるからです。

今回は、勇気を持って、吉和からとっても細い国道488号線を走ってみました。
この国道488号線は、吉和から匹見までの30km余りの区間1車線で、所々離合できる場所があるものの、対向車を気にしながら、ハラハラ、ドキドキしながらのドライブでした。
写真は、途中で撮った写真ですが、とても車が通りそうもない道路でしょ。(笑)
吉和から匹見までの道路で、紅葉を存分に堪能しました。

広島県と島根県の県境を過ぎてしばらくすると、パッと視界が開けて、鈴ケ嶽という大きな絶壁が目に飛び込んできます。
ここから下流4kmが、「裏匹見峡」で、広見川沿いに滝や淵、切り立った断崖があるそうですが、車からだとよく分かりませんでした。

「裏匹見峡」をしばらく走ると、「やすらぎの湯」に到着。
ここの温泉には、単純弱放射能冷鉱泉の内湯と、単純弱放射能温泉の露天風呂の二つの温泉がありますが、成分の違いというより温度の違いのようです。
紅葉を眺めながら、ぬるめの露天風呂にボッ~として入っていると、日頃の疲れも吹っ飛びました。

帰りは、県道307号線を通りながら「表匹見峡」をさっと見て、国道191号線を芸北高原経由で帰ると、道が良いのであっという間に帰れましたが、景色的には行きの細い国道488号線が良かったです。

《匹見峡温泉 やすらぎの湯》
 島根県益田市匹見町匹見イ713番地
 電話 0856-56-1126
 FAX  0856-56-0151
 www.iwami.or.jp/yasuragi/

国際470級北京オリンピック選考会

2007-11-18 00:04:03 | 海の風
 11月8日から広島観音マリーナ沖で開催されている国際470級北京オリンピック選考会を、今日は見に行きました。
 先週の土曜日も見に行ったのですが、先週はレース海面での風待ちが出来ずに、クルージングに行ってしまいました。

 今日は朝から雲一つない青空で、11時過ぎからは5~6mの南風が安定して吹き、絶好のレース日和でした。
 先週の土曜日から始まったレースでしたが、風のない日もあったため、今日はレース回数を消化するため、一日に4レースもありました。
 昨日までの7日間(1日はレイ・デイ)で9レース、今日・明日の2日間で6レースをこなすというのは、かなりハードな日程です。
 男子、女子の順番に同じスタートラインからスタートし、トラヘゾイド(台形)コースを別々に使ってブイを回航し、同じ場所しフィニッシュします。
 男子の部は参加艇数が17艇と数も多く、しかもボートスピードが早く、見ごたえ十分なのですが、僕はずっと女子を見てました。(笑)

 女子の部には、広島出身の吉迫由香さんがベネッセコーポレーションで参加しているので、ひたすら吉迫さんを応援してました。
 僕の応援の成果かどうかはわかりませんが、今日は4レース中3レースで1位でした。
 セールナンバーが「4321」が、ベネッセコーポレーションのヨットです。

《箱守 康之さんのレースリポート》
 http://www.jsaf.or.jp/sailing/2007/nt-hiroshima/index.html#0

《国際470級》
 全長:4.70m
 全幅:1.68m
 重量:120kg
 メインセール:12.7㎡
 ジブセール:3.6㎡
 スピネーカー:10.0㎡
 http://www.jsaf.or.jp/470/470intro.html

飛鳥Ⅱ

2007-11-10 22:28:10 | 海の風
今日は、広島観音マリーナ沖で開催されている、470級(2人乗りの小型ヨット)の北京オリンピックの選考レースを、ヨットで見に行きました。
第1レースの予告信号予定時刻の9時55分になっても、全く風が吹く気配もなく、無常にもハーバーバックの信号が......
昼過ぎまで、風が吹く気配がないので、レース観戦は諦めて、宮島方面へ機走。

宮島沖に漂いながらお昼ご飯を食べていたら、広島方面から、見たこともない巨大な船がどんどん近づいてきました。
船名を見ると「飛鳥Ⅱ」。どうりで大きいはずです。
「飛鳥Ⅱ」は、初代の「飛鳥」より一回り大きな船で、アメリカで活躍していたクルーズ客船の「クリスタル・ハーモニー」という船を改造されたものです。
ちなみに、初代「飛鳥」は、ドイツの船会社に売船され、現在は「アマデア」とい名前でバルト海を中心に航海しているそうです。
「飛鳥Ⅱ」は、11月は3回も広島に寄港する予定で、今日は、広島港発着の韓国釜山・世界遺産慶州2泊3日のクルーズに出発する日だったようです。

「飛鳥Ⅱ」を近くでまじまじと眺めてみると、どうも人の気配がしないような気が.....
2泊3日で7食付きの豪華客船の旅費が、一番安いステートで1人125,000円。お手頃価格といえばお手頃ですが、高いような気も........

《飛鳥Ⅱ》
全長:241m
全幅:29.6m
総トン数:50,142t
喫水:7.5m
航海速力:最高23ノット
販売客室数:400室
乗客数:800人
乗組員数:440名
造船所:三菱重工長崎造船所
就航:1990年6月
船籍港:横浜
http://www.pts-cruise.jp/tokushu/23/

東後畑(ヒガシウシロバタ)の棚田

2007-11-04 23:07:59 | 陸の風
山口県長門市にある「東後畑の棚田」に行きました。
ここの棚田は、「日本の棚田百選」(棚田百選といっても実際は134か所らしいです(笑))に選ばれている棚田で、山口県では唯一の棚田です。
ここは、日本海が見える棚田で、棚田の後ろに見えるコバルトブルーの海が素敵でした。
ここから見る、日本海に沈む夕日や漁火は絶景だそうです。

棚田がある東後畑集落は、向津具(ムカツク)半島の北部に位置していて、車だと長門市街から国道191号線を西へ進み、「千畳敷 二位ノ浜」という看板が見えたら右折して県道66線に入り、北上して野田上バス停付近を左折(看板あり)して1.5km走ったところに、棚田のビューポイントがあります。
ここには、東屋、トイレ、2・3台の駐車スペースがあり、棚田の説明板が立っています。
説明板によると、標高200m下の北西斜面に面積7ヘクタール、210枚の水田があるそうで、多くの溜池があっちこっちにあるそうです。
ここの棚田は、1戸当たりの耕作面積も大きく、農業への依存度も高いので、今後も耕作の継続が見込まれるそうで、当分、海と棚田の風景が見られそうです。

ここが一番きれいなのは、水田に水が張ってあって、それに夕日が写る時だと思うので、次回はその頃に訪れたいです。

《東後畑の棚田》
山口県長門市油谷東後畑
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34.24.12.81&lon=131.3.53.535&sc=4&mode=map&type=scroll