海風

海に吹く風は、海の風..
陸に吹く風は、陸の風..
街に吹く風は、街の風..
どこにも風が吹いている.....

高梁の鮎料理

2005-08-01 23:35:45 | 街の風
 高梁川の中流にある高梁市は、備中の小京都と呼ばれ、日本一高い所にある備中松山城や武家屋敷館や商家資料館など歴史を感じさせる建物がたくさんある街です。

 高梁川の鮎は、石灰岩に付いた苔を食べて成長するため、香りも味もとっても良いとのことです。

 美味しい鮎が食べたくて、岡山県高梁市鍛冶町にある「魚富」に行きました。
 「魚富」
 岡山県高梁市鍛冶町73番地
 http://www.tabinet.co.jp/uotomi/

 お店を訪ねたときはお昼の営業時間が終わったときだったのですが、親切なお店の人のおかげで、うれしいことに鮎料理を食べることができました。
 営業時間外で、単品料理しかできないということなので、「塩焼き」と「鮎すし」を注文しました。

 「塩焼きの鮎は、天然と養殖とどっちにしますか?」という声に、迷わず「天然で!!」 (ちなみに、天然鮎は養殖鮎の2倍の値段でした。)
 青竹に入って出てきた塩焼きは、きれいな焼き色が。よく締まった身にさわやかな香り。絶品の蓼酢との最高のマッチング。魚臭くなく何匹でも食べれそう...。「塩焼き」が料理であることを痛感しました。

 初めて食べた鮎すしは、鮎を甘酢でしめて酢飯に載せたものですが、さっぱりとして上品な味でした。一緒に出てきた干した子持ち鮎の赤だしも、とってもおいしかったです。

 他にも「味噌焼き」や「甘露煮」などがあるそうですが、いつもあるとは限らないとのことでした。

 「魚富」は魚屋さんが経営しているお店で、お店の向かいに魚屋さんがあります。魚屋さんでは、水槽に入った天然鮎を販売しています。