海風

海に吹く風は、海の風..
陸に吹く風は、陸の風..
街に吹く風は、街の風..
どこにも風が吹いている.....

宮島弥山に登る

2008-10-23 00:14:13 | 陸の風

久しぶりに、宮島の弥山(みせん)に登りました。

弥山に登る主なルートは、大元谷コース、大聖院コース、紅葉谷コースの3コース。
今回は、大聖院から白糸川に沿って、長~い石段(2,500段?)のある大聖院コースで頂上を目指しました。
この大聖院コースは、平成17年9月6日の台風14号の大雨で、弥山山頂付近で発生した土石流で登山道の半分ぐらいが流されて、この10月1日からやっと登れるようになりました。
登山道には新しく二つの砂防堰堤(ダム)が出来ていて、「土・土」しているというか、「石・石」しているというか、人工的な景色になっていて、昔の趣がすっかりなくなっていました。

登山道の中程には東屋があって、ここからは大鳥居と対岸の廿日市が良く見えます。
大聖院に行った際には、是非、ここまで足を伸ばしてみてください。

大聖院から1時間余りで、仁王門跡に到着します。
仁王門跡から展望台のある頂上までは、ちょっと分かりにくい道を登っていきますが、頂上の手前の標高500m辺りに、弥山の七不思議の一つの「干満岩(かんまんいわ)」があります。
この干満岩は、大きな岩の側面にあいた直径10cmの穴に溜まった水が潮の満ち引きに合わせ上下し、溜まっている水には塩分が含まれているというものですが、真偽の程は不明です。
溜まった水を舐めてみると、塩っぽいといえば塩っぽい感じがしましたが.......汗だったかもしれません。(笑)

干満岩からしばらく登ると、展望台横の変な場所から標高529.8mの頂上に到着します。
この日は快晴でしたが、もやがかかっていて、残念ながら余り遠くまで見えませんでしたが、条件が良ければ四国を見ることが出来ます。

帰りは、メインコースの紅葉谷コースで下山しましたが、途中で膝に来てしまいました。
昔は下山が得意だったのに、最近は歳のせいで膝が硬くなったような気が.....(泣)