10年ぶりに帝釈峡に行ってみました。
帝釈峡は、広島県の北東部に位置する庄原市にある25kmの渓谷で、比婆道後帝釈国定公園に指定されています。
帝釈峡は、雄橋(おんばし)のある上帝釈峡、帝釈峡観光の中心地の神龍湖(しんりゅうこ)、帝釈川ダムより下流の下帝釈峡に分かれています。
まずは、雄橋のある上帝釈峡へ。
川の侵食作用によりできた雄橋は、長さ90m、幅19m、高さ20mの天然橋で、スイスのプレビシュ、北アメリカのロックブリッジと並んで世界三大天然橋の一つになっています。
昔の記憶だと雄橋まで馬車があったような気が.......今もありました。
雄橋の先にそうめん流しが.......シーズンオフなので今も営業しているかどうか不明ですが、それらしい施設はありました。
以前ここに来たのは夏だったので、ここのそうめん流しがとっても美味しかった記憶だけが強烈に残っています。(笑)
次に、神龍湖へ
神龍湖は、大正13年に完成した帝釈川ダムによってできたダム湖で、周囲は25kmあり、遊覧船で神龍湖を観光できます。
以前来た時は、興味が無かったのか、遊覧料金が高いと思ったのか、今まで遊覧船に乗ったことがありませんでした。
今回、初めて遊覧船に乗ったのですが、1周40分で1,000円と、とってもリーズナブルです。(笑)
遊覧船は、桜橋を出発して、下流の帝釈川ダムまで行き、神龍橋まで登って桜橋に戻ってきます。
帝釈川ダムは、大正13年に完成した中国電力で一番古い発電専用ダムで、ダムの本体が高さ62m、長さ35mということで日本一の縦長ダム(長さと高さの比率で)だそうです。
とっても古いダムだったので平成15年から3年間かけてダムを作りなおして、平成18年に今の新しいダムになったそうです。
ダム周辺は、とっても雰囲気があるので、古いダムのときに遊覧船に乗っていたらと、後悔してしまいました。
もっと早い時期に行くと、もっと紅葉がきれいだと思うので、来年も遊覧船に再チャレンジです。(笑)
《帝釈川ダム》
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/All/All_3316.html