海風

海に吹く風は、海の風..
陸に吹く風は、陸の風..
街に吹く風は、街の風..
どこにも風が吹いている.....

練習船「海王丸」

2006-01-31 22:30:32 | 海の風
 練習船「海王丸」が広島にやってきたので、見学に行きました。

 海王丸は、2004年10月の台風23号で、富山県の岩瀬漁港の防波堤に座礁し、船体が大きな被害を受けましたが、修理が完了し、修理後初めての航海で広島港に寄港しました。

 セールドリル(帆を揚げる訓練)があった1月28日には、1万人も見学者があったそうです。

 修理が終わっての初航海なので、船体もぎ装もとってもきれいでピカピカでした。
 天気が良かったので、白い船体に海面が反射して、キラキラ輝いていたのがとっても印象的でした。

 マストは、海面上から50mもあり、近くで見ると首が痛くなってしまいました。
 
《海王丸》
 船舶所有者:財団法人 船員教育振興協会
 運行者  :独立行政法人 航海訓練所
 船籍港  :東京
 船 種  :帆船
 建造造船所:住友重機械工業株式会社 追浜造船所浦賀工場
 進水年月日:1989年3月7日
 建造年月日:1989年9月15日
 航行区域 :遠洋区域
 総トン数 :2,556トン
 全 長  :110.09m
 幅    :13.8m
 深さ   :10.7m
 満載喫水 :6.57m
 主機関  :4サイクルディーセケル機関 1,500馬力×2基
 最大速力 :14.1ノット
 航海速力 :13.0ノット
 航続距離 :9,800マイル
 最大搭載人員:199人
 船体形式 :全通船楼甲板型
 帆装形式 :4檣バーク型*
 帆の枚数 :36枚/2,760㎡(縦帆:18枚/969㎡ 横帆:18枚/1,791㎡)
 マストの高さ(船楼甲板からマストの頂部までの高さ):43.5m

 *バーク型:最後尾のマストが縦帆でそれ以外のマストが横帆の帆船をバーク型といいます。

《航海訓練所》
 http://www.kohkun.go.jp/kaiwomaru/




宍道湖の大和しじみ

2006-01-24 22:04:52 | 街の風
 広島グリーンアリーナで開催された「島根ふるさとフェアー」の斐川町のプースで宍道湖の「大和しじみ」を購入しました。

 しじみといえば、貝の厚みが10mmぐらいの大きさを思い浮かべますが、ここのしじみは大粒で貝の厚みが15mm近くあります。バター焼きができる程の大きなもの(貝の厚みが16mm以上あり、500円硬貨より一回りも大きいそうです!)もあるそうです。

 購入したしじみは、大粒で500g500円と、とってもリーズナブルでした。
 砂抜きしてないものも、ちゃんと下ごしらえすれば、とっても美味しく食べられます。

《下ごしらえ》
1砂抜き
 塩分濃度が0.1%(1リットルの水に10グラムの塩を溶かしたもの)の海水で、貝殻の一部が水面に出るような状態で砂抜きをする。
 貝を海水の中に沈めた状態では、酸欠状態になりうまく砂抜きができないそうです。
2空中放置
 調理の3時間前に海水から引き揚げ、濡れ布巾をかけて、空中に放置する。
 こうすることにより、うまみが増すそうです。

 宍道湖のしじみは、インターネットでも購入できます。
  しじみドットコム本舗  http://www.sijimi.com/


《日本シジミ研究所》
 http://www.sijimi-lab.jp/sijimi_seitai.html
* 分布 
 北海道から九州まで、日本の全域の汽水湖や河川の感潮域に生息しています。
* 生態
 砂礫質の底質中に埋在して水中の有機懸濁物を餌としています。水温の高い夏季には底質の表層近くにいて、摂餌、成長、成熟、産卵などの代謝活動を活発に行い、水温の低下する冬季になると殻長の3倍近い深さまで砂礫中を鉛直移動し、ここで低い代謝生活を維持しながら越冬します。そして春季になり水温が上昇すると再び表層に移動します。


もみじ饅頭の「坂本菓子舗」

2006-01-21 23:16:37 | 街の風
 宮島といえば、もみじ饅頭。
 宮島には20軒余りのもみじ饅頭屋さんがあります。

 表参道から少し外れた「坂本菓子舗」は、昭和30年創業の自家製餡が自慢のもみじ饅頭屋さんです。
 お店の看板にも「当店自慢の自家製小豆の皮むきさらしあん」の文字があります。
 
 ここの餡は、厳選された小豆を、丁寧に手作業で皮を剥き、上質な砂糖で炊き上げたもので、餡の中には小豆の皮がなく、とってもきれいで上品な味です。
 ちょっとコゲ気味のカステラとのマッチングもとってもgoodです。
 
 カステラの生地も手こねということで、きめが細かくフッワと焼きあがっています。
 焼き方にも、お店のこだわりがあり、焼き型の油塗りを手作業で行っています。

 是非、焼きたてアツアツを食べてみてください。 
 

《坂本菓子舗》
  広島県廿日市市宮島町幸西表455番地
  TEL:0829-44-0380
  FAX:0829-44-0381
  http://www.sakamoto-momiji.jp/

 
 

  
 

宮島彫りの「ひろ川」

2006-01-04 23:35:21 | 街の風
 宮島には、木の素材を生かした繊細で写実的な宮島彫りがあります。絵柄は、厳島神社や大鳥居など宮島の風景が多く、この装飾性が宮島彫りの大きな特徴となっています。
 また、彫りが浅いのに立体感があるという独特な彫りは、「浮き彫り」、「しずめ彫り」、「すじ彫り」という三つの彫り方からできるそうです。
 
 宮島の舗「ひろ川」は、宮島彫りの伝統工芸士広川和男さんのお店で、お店の奥には、広川さんの作品がいろいろ展示してあります。広川さんの作品も宮島の風景がメインで、作品の中には宮島の風景が凝縮しています。

 最近は栃の木を利用することが多いということですが、材料や絵柄は、注文に応じていろいろと対応してもらえるようです。ただし、この場合、当然、日数がかかります。

《宮島の舗 ひろ川
 広島県廿日市市宮島町大町1-6
 電話/FAX:(0829)44-2504